うそっぱち小泉政権逝って良し。

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452虎の尾を踏んだ田中角栄
結局、ビンラデインには戦争という手段で金儲けをして、日本には、経済を弱体化させる
とんでもない政策(ペイオフや金融ビッグバンや、特殊法人を廃止民営化など)
という政策を押し付ける。ここで、実務も金融機関につとめたことのない竹中さんが信じてしまう。
見分けにくいのは、竹中さんの言っている政策は好況のときに→スーパー大国へいく
ときにはいい政策であるのだが、不況のときにやったら同じ政策でも
どんぞこに叩き落す政策であるという点である。
つまり経済はその状態によって適用する処方が違うという最も大事な
経済政策の心臓部分があるが、それは日本には、ほとんど伝わっていない。
だからだまされている。日本はずっと好景気だったし、今生きているメンバーは
およそ不況というものを自ら経験したことがほとんどない。しかも2世議員ばかりで
創業した経験もなく、社会の矛盾を感じる社会的弱者になった経験もない。
だから、この日本の景気をどんぞこに叩き落す、ペイオフとか郵便貯金
民営化とか、特殊法人改革と不良債権処理が大事とかおよそ
経済や株についての専門のトレーニングを経てきた人間からみたら、
狂気の政策を続けているのだ。
こういう状態によって経済の政策は違うんだというノウハウを知っているのは
やはりリチャードクーが一番、うまく表現している。
ちょっと前にニューズウイーク紙で、ピータータスカという
経済のトップアナリストがわざわざ、日本向けに「日本はサドマゾ経済を
やめるべきだ。」「イギリスの改革のときと全く前提条件が違うので、
必ず今の構造改革を断行したら、どんぞこにたたきおとされる」と
書いてあった。まさに「痛みを与えてエクスタシー政策」はやめるべきだ。
全く。みんな小泉を応援してまるで、「猪木」を応援している気でいるが、
実際はタイガージェットシンを応援しているようなものだ。
頑張れよ!といったら、チェーンで何も関係ないのにたたかれるみたいな。
まるで、構造改革だ!と叫んで、客席をすべてぶっ壊して去っていく
タイガージョットシンのような政権である。