!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1 :
:
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2 :
:01/10/04 03:35 ID:XyQa1pwI
宮崎:『ナウシカ』を終わらせようという時期に、ある人間にとっては転向と
見えるのじゃないかというような考え方を僕はしました。マルクス主義ははっきり
捨てましたからね。捨てざるをえなかったというか、これは間違いだ、唯物史観も
間違いだ、それでものを見てはいけないというふうに決めましたから、これは
ちょっとしんどいんです。前のままの方が楽だって、今でも時々思います。
書いているあいだに、劇的にとか、苛烈に戦って変えたわけではないけれども、
自分の中にあったいろいろな疑問が収拾つかなくなったんです。
この自分の考えかたの明瞭な変化は、なにもこの社会の中での自分の立場の変化
からきているというよりも、『ナウシカ』を書いたせいではないかという気がして
います。
たとえば、当初はナウシカが、族長ジルの娘−−−つまりはお姫様であるという
ことだけでも、自分にためらいがあったんです。それはナウシカは一種のエリート
階級なのかとか、そういうことについて指摘されることが予想されたから、ずいぶん
いろんな理論武装もしていました。
だけど、そんなことはどうでもよくなったですね。どこで生まれてもいいんです。
もうそういうことで論じ合う気はないです。くだらないやつはどこの階級に生まれ
ようとくだらないし、いいやつはどんな階級に生まれてもいいやつだ。世の中には
正しいとか正しくないでなく、いいやつかいいいやつでないか、友達になりたいか
なりたくないか、そういう人間しかいないんだ。もう階級的にものを見るのはやめた。
労働者だから正しいなんて嘘だ、大衆はいくらでも馬鹿なことをやる、世論調査
なんて信用できない。
そういうことも含めて、ごくあたりまえのところにまた戻るだけなんですよ。
これは目から鱗が落ちるような考え方なんかではなくて、これまでさんざん言われ
ていたことで、そこにもう一度戻るのだと考えると、暗澹たる思いがしますが、
でも、それを引き受けざるをえないと思っている。自分の責任でものを見ていこう、と。
天安門に立って大群衆の歓呼に応える毛沢東のフィルムを、最初に見たとき、
一九五〇年代のおわり頃でしたが、実に不吉ないやな顔に見えたんです。でも、
温かい大きな人柄とかいろいろなことがいわれているから、きっとたまたま体調が
悪くって写真写りが悪かったんだろう−−笑−とか、本当にそう思ったんですよ。
でもあとで思えば、最初の不吉な感じを信用したほうが良かった。
そういうことを何度かやっているわけです。自分の観念で、自分の感じたものを
なんとか捩じ伏せようとして来た。それもやめた。いまの政治家でも、ただ印象だけ
でみています。
3 :
:01/10/04 03:35 ID:XyQa1pwI
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
4 :
!!!!!!!!!!!!!!!!!!:01/10/04 03:37 ID:XyQa1pwI
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5 :
!!!!!!!!!!!!!!!!!!:01/10/04 03:39 ID:XyQa1pwI
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6 :
!!!!!!!!!!!!!!!!!!:01/10/04 03:40 ID:XyQa1pwI
・・・・・・・・メール・・・・・・
7 :
!!!!!!!!!!!!!!!!!!:01/10/04 03:41 ID:XyQa1pwI
8 :
!!!!!!!!!!!!!!!!!!:01/10/04 03:42 ID:XyQa1pwI
や
9 :
無党派さん:
新しい試みだね。
うぅぅぅぅ
ぁぁあああああ
とかじゃなくての。
どうせそのうち書き込みなしの空白スレになるんだろうけど。