え〜ん、スクウェアがつぶれちゃうよ〜(号泣)その9

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「千と千尋」が止まらない。公開後14日間の動員数は450万人を突破(「A.I.」は32日間で500万人)、興収でも56億円を突破し、この夏の金メダルはほぼ間違いないところ。夏の超大作としては最後尾スタートとなった「ジュラシック・パークIII」の猛追を交わし、見事にV3を達成した。その「ジュラシックIII」だが、都内5館の稼働率で比較すると「猿の惑星」の封切り時の105%、「千と千尋」封切り時の85%と好調。これまた興収で50億円から80億円レベルの大ヒットとなる模様で、まさにこの夏は「5強」が並び立った史上まれにみる日本マーケットである。これらの余波を受け、各チェーンは秋以降の番組編成の見直しに余念がない。とりわけ、「千と千尋」のムーブオーバーがどう流れるのか。あるいは、スカラ座で正月まで引っ張るのか。となると、「トゥームレイダー」の立場は? 超特大ヒットの陰には、その割を食う作品が必ず存在するというのは業界の常識。