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遠藤雅伸 ★:
先日会った時の会話。思い出したので紹介します。
阿部「GBAの1カートリッジ対戦てどうですか?」
遠藤「じゃ聞くけど、君がGBAと対戦ケーブルと1カードリッジで対
戦できるソフトを持っていたとしよう」
阿部「はい」
遠藤「そこに各々GBAを持った男女がいたとして、君はどっちの人
と対戦したい?」
阿部「やっぱ、男ですね。マジで対戦したいから」
遠藤「そんな考えのうちは、まともなゲームなど作れないよ」
遠藤思うに、阿部君はプレイヤーの立場でしかゲームを見れてな
いなぁ。
1カートリッジでの対戦の場合、相手はそのゲームを一度もプレイ
していない可能性が大。ならば、プレイ時間の長短によって腕に差
が出にくい、ルールの簡単なものを目指すべきではありませんか。
しかも短時間でワイワイ楽しめるシチュエーションにこそ、長所が発
揮されるフィーチャーなのに…。
根底に流れる思想が「やり込み」系の阿部君、プレイヤーが自ら「や
り込む」ゲームと、プレイヤーに「やり込む」ことを強要するゲーム。
彼の姿勢はまだまだ後者で、「作り込む」ことでゲームが面白くなると
信じているようです。実際にメジャーとなるゲームは、プレイヤーが
「やり込まなくていい」部分を作り込んであり、「やり込む」部分はプレ
イヤーに委ねているものがほとんどです。
頑張れ!ABC。