花の賢治

このエントリーをはてなブックマークに追加
1イサオ
時は、現代。場所はゲーム業界。
高校中退なのに、元億万長者。そう彼こそが名高い傾奇者 飯野賢治。
3DO、SS,DCと数々のハードの中で異彩を放つ彼を
花の賢治と人々は呼んだ。

第1話! ”我こそは花の賢治なり”

「あー高校中退したし、工員の仕事(ボールペン工場)の飽きたなー。
 俺はもっと輝けるはず、俺の人生はこれからだ!」
求人雑誌を読みながら、ゲーム業界特集に目を向ける!
「俺様の逝くところは、やはり花形産業!ゲーム業界だ!いざ逝かん」
そして、面接のアポイントもなくずかずかとゲーム会社へ・・。
「俺様と雇え!」
と受け付け嬢に言った。そうここは、任天堂東京。すると
「申し訳ありません、東京は営業所のみとなっております。
 開発系をご希望ならば、京都の方に行ってください。」
とにこやかに営業スマイルをしながら答えた。
「わかった。京都へ逝く!」
と行動力は、外見ともどもある奴だった・・。続く・・。
2続かなくていいよ:2000/11/06(月) 19:36
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■□■■■□□□□□■■□■■□■■■■■■
■■■□□□□□□■□■■■□■■□■■□■■■■■■
■■■■■□□■■■■■■■□■■■■■□■■■■■■
■■■■□■□■■■■■■□■■■■■□■■■■■■■
■■■□■■□■■■■■□■■■■■■□■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
3名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 19:36
つまんねぇ

1はイサオ本人じゃ無い方に100ダリウス
4名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 19:41
飯野は
5名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 20:03
>「俺様と雇え!」
ここらへんが傾いているね。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 20:06
>>5
まともに読んだんだね
7名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 20:25
そえいば再来年の大河ドラマは
花の慶治(一夢庵風流記かな?)だってね
8>7:2000/11/06(月) 20:58
gooで「一夢庵 大河」では何も出てこない。
「大河 花の慶次」で出てきたのがこれ。
http://www2.baywell.ne.jp/trisec/square/tv/tvbbs-032.htm
デマ飛ばすな。
9イサオ:2000/11/06(月) 21:08
うわ、可哀想な1のいるスレ状態か・・・。
編集王(バミ通編)と遊戯王(フィールドオブゲーム業界)と悪い人(いい人ね)
とかいろいろ考えたけど・・・。これがましかなーって思って書いたら・・。
撃沈!

編集王の主人公は、酒井K太さん。遊戯王は、宮本茂さんです。悪い人(くたたん)
です。と、まあくだらない物をいろいろ考えてみました・・・。だめじゃん。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 22:59
飯野に
11イサオ:2000/11/06(月) 23:38
下げます。
第二話

飯野が任天堂本社に入る時、屋上から一人の男が飯野の姿を見ていた。
「なんや、あのけったいな生き物は、ぶよぶよのマショマロマンやな。」
そして、”ちょっとあってみようかな・・。”と思い、一回に降りていった。
そして、一階の受け付けまでいき、受け付け嬢に
「あのな、さっきの黒いマシュマロみたいな奴何者やん?」
すると、ちょっと困ったようにはにかみながら、受け付け嬢は
いきさつを話した。
「んじゃ、そいつのおるとこ教えてくれる?」
と笑いを堪えながら、いった。(みれくれもけったいやけど、行動もけったいな
奴や・・。こりゃみとかんと、いかんわな。やっぱ。)
「はあ、あちらの部屋になります。」
と、少し心配そうな顔をしながら受け付け嬢は答えた。
「心配あらへんよ。とって食われるわけではないしな。」
と久々に面白い物が見れそうだと、颯爽と飯野の元に言った。

「ぶぶ漬け食べて帰ってくれませんか?」
と任天堂社員は丁重に言った。(しかし、この男何倍食えば気が済むんだ・・。)
「俺を今、雇わないと後悔する事になるぞ!、おかわり」
という会話が6回ほど続いた頃である。
「じゃまするでー、おっこいつか、ホンマけったいな奴や」
と言いながら、ずかずかと入ってきた。年は60前後だろうか?いかにも好好爺
という感じのおっさんだ。
「困ります、横井部長、こんな得たいの知れない奴に会う必要もないでしょう?」
「まあ、ええやん。後は、わしがなんとかするからさがってええよ。」
「はあ、分かりました。失礼致します。」
という横井と任天堂社員のやりとりの中、むしゃむしゃと7杯目のぶぶ漬けを
食べ終えたところで、
「お前、誰だ?」
「こりゃ、いいわしを知らん奴が、このおもちゃ業界に入ってくるんか?」
「俺がやりたいのはゲームだ!ゲーム業界で成功するんだ!」
「なあ、あんちゃん。そりゃ無理やで、今出ているFCにしろこれから出る
 SFCにしろ。所詮はおもちゃや。子供向きの奴や。ゲーム業界やなんやと
 ハイテクだなんだいっとるけど、所詮は、一個1円のチップを組み合わせた
 おもちゃにすぎん。子供だましや・・。」
「いや、俺様が変えてやる。絶対にな。ゲーム業界をおもちゃ業界から
 独立させてやるよ。」
「そうか、わしにはわからんが頑張りや、但し、ここには無いな。そんな考え」
「そうか、じゃあ、また別のところを探すよ。」
と飯野は任天堂自身に興味は無くなっていた。彼は、自分との反りが合わない事が
わかるとすぐに次の場所に移ってしまう癖があった。
「お前さん、関東もんやったよな。じゃあ、遠藤雅伸って奴紹介したるは。
 あいつもおまえさんみたいなけったいな奴すきさかいな。お前さんの力になる
 だろうよ。」
「わかったいろいろすまんな。じゃあな。」

横井もまさか飯野が文部省のエンターテイメント賞を取り、業界の兆児になるとは
夢にも思わなかったが、飯野にとって横井との数分の会話は、彼の天下取りへの
目標を決めさせることになった事は事実だった。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 23:46
>>7
前田利家じゃなかったか?
135:2000/11/06(月) 23:49
相変わらず傾いた話ですね第3話の予定はあるんですか?
楽しみに待ってます。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 23:55
面白くなってきたね。続編きぼーん。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/06(月) 23:57
これ実話?
16名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/07(火) 00:03
>7
再来年の大河は前田利家だろ
1716:2000/11/07(火) 00:06
がいしゅつだ…
鬱だ。切腹しよう…
18イサオ:2000/11/07(火) 16:12
第三話

遠藤雅伸、ゼビウス、ドルアーガの塔で名を馳せた名クリエイターである。
飯野は、小学校の時から、登校拒否の状態であり、夜な夜な池袋のゲーセンで
ゼビウスやドルアーガの塔をやり込んでいた。彼の外見では、どうみたって
子供には見えなかったからだが・・・。

遠藤氏とは彼が尊敬する人であるはずだったが、彼は作っている人間の事なんぞ
知らないのである。そして、パソコン通信も始まっていない状態の日本では
情報の普及はもちろん、クリエイターの情報等は全く公表されていなかった
時代でもあったからだ。

「俺様!参上!、はっはっはっ」
とずかずか遠藤氏の自宅まで押しかける大胆さ以上に、
「元気いいねぇーほれぼれしちゃうよぉ。君だね。さっき横井さんから電話が
 あった所だよ。」
突然の来客にも悪びれずのほほんと対応する遠藤に飯野は”変わった奴だ!”
と、思ったのだ。
「で、俺様を雇ってくれるのか?貴様は・・。」
遠藤は飯野にまあ、座れといいながら、
「君がやりたいのはゲーム業界で君が目立ちたいんだろ?じゃあ、目立つためには
 君は偉い人になる必要があるよね?」
「そうなると、社長か・・。会社を作らないといけないな。金が必要だな。」
「そうだねー、でも重要な事は、人だよ。」
「人?」
「そう、君に心酔してくれる人を探さないといけない。そして、金も心酔した
 人から出してもらえばいいんだよ。何も全て君がやる必要はない。」
「そうか、じゃあ、人を探す事にするよ。」
「分かったかい?じゃあ、もう少しヒントをあげよう。ゲーム業界は
 まだ闇の中なんだ。だから、人もその闇の中に紛れている。
 そして、君のようにゲームをゲーム業界にしたいと思っている人間も
 いるんだよ。」
「分かった、手当たりしだい、ゲーム会社をあたってみるよ。」
「じゃあ、また待ってるよ。」
そして、飯野は数十社ゲーム開発会社を受けたが、ことごとく落ちた。
ふと、彼は小学校の時にゲームコンテストで賞を取っていることを思いだし
その賞状を、見せたところ採用が決まった。

彼の入った会社は、版権もの(アニメとか漫画)をゲームにする下請け会社
だった。そこで、持ち前の体力を武器にばりばり仕様書をみようみまねで
書いていく。持ち前の若さ(一八歳です。)と、人の真似は天才的に上手いと
いう飯野賢治の才能は、素人であった飯野賢治をそこそこ仕事の出きる奴だと
周囲を勘違いさせるには充分な才能でもあった。そして、二年後。彼は
ここの会社のプログラマーとグラフィッカー、サウンドを引きつれて独立する
事になる。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/08(水) 00:21
>>18
ふむふむ・・・続きが気になるね。(笑)
205:2000/11/08(水) 00:35
早く続きを読ませて下さい
21イサオ:2000/11/08(水) 01:29
第四話

彼が始めに作った会社トライアングル(注、仮名)は、今までの下請け業務を
引き続きながら、自分たちのゲームを作ろうというものだった。しかし、
企画書を持ち出しいろいろな大手ゲーム会社を回るも、飯野の企画は受け入れられ
なかった。
そんな飯野に嬉しい来客が来る。
「やあ、こんにちわ。君が飯野くんだねー、うんうん、太ってるねー。」
とひょろとしていいたいことをズケズケいう男は飯野の近くの椅子を勝手に
取り座った。
「お前誰だ、俺様のことをデブといいやがって、しかも勝手に椅子まで・・。」
と行動力がある飯野が圧倒されるていた・・。
「ふ、ふ、遠藤さんから聞いたんだよ。ゲーム業界をおもちゃ業界から切り離した
 いと思ってる馬鹿がいるって・・。だから、1度会ってみようってね。」
実は、この男昔から飯野の事を知っていたがあえて会わなかった。それは、
飯野がトーシロであるのと同時に彼がゲーム業界について知らなかったからだ。
そして、飯野が2、3年後どんな漢になっているかで、己の運命を決めようと
思っていた。
「でだ、君はまだ、目立ちたいのかい?」
「・・・。どこの雑誌も相手にしてくれない。金もない。俺様の企画を理解する
 スポンサーもいない。で、どうしろと?」
「ふーん、じゃあ諦めたのか?」
「いや、諦めたりはしていないぞ、下請けの仕事は1回引きうければ1500万
 以上の利益がでる。もう、5000万はある。」
「5000万で満足なものを作ろうっていうのかい?」
「・・・・。」
「君の良いところは、社員の給料は滞納しない事だ。だから、君についてくる
 人間はいる。しかし、君が誘ったのはそんなちんけな小銭稼ぎなのかい?」
「違う、断じて違う・・。しかし・・。」
「君はどうして日本だけしか見ないんだい?外を見れば良いじゃないか?」
「!!アメリカ・・・。そうか・・。」
「じゃあ、頑張ってね。日本に戻ってきたら連絡ちょうだいね。これ、名詞」
「たいらりん、かんひさ?」
「は、は、今はそれでいいや・・。んじゃ!」
とその男は、颯爽と消えて逝った。そう彼こそゲームアナリスト平林恒和その人。
彼は、飯野がゲーム業界を変える男だと改めて確信し、裏でいろいろ飯野を
助けるのだが、まだちょっと先の事だった。

「って事だ。俺様はアメリカにいってくるから、会社潰すわ、これ少ないけど
 退職金。」と札束を渡し、呆然とする社員から逃げて行った。
「今月の給料・・・。は・・。」
「んあ、これ一枚目が一万円だけど、後はドルだよ・・。なんか変だと思ったん
 だ・・。」
「っって事は、あの人アメリカに行くのか・・。さりげなく行く先教えるのは
 飯野さんらしいや、まあ俺らは気軽に生きていくか・・。」
と社員もおのおの散って行った。がまたちょっと先に集まるのだった。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/08(水) 21:11
ふむふむ・・・
23 5 :2000/11/08(水) 21:12
早く続きを読ませて下さい
24名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/09(木) 06:28
同じく続きをキボンヌ
25イサオ:2000/11/09(木) 22:04
第五話

飯野はアメリカに来たはいいのもの、どこにいったらいいかは分からなかった。
まあ、適当にふらふらしてアメリカという土地を満喫していたのだが・・。
ニューヨークを歩いてると、電話ボックスの小銭入れに手を突っ込んでいる
日本人らしき男がいた。日本人でそんなことをする奴は珍しいので声を掛ける。
「お前、日本人?」
「んあ、豚肉、豚肉」
とがぶっと飯野に噛付いた。
「いてえ・・。」
、どうして俺の周りにはこんな奴ばっかり集まってくるんだ・・。と自分で
呼びかけた事を忘れ思った。
「あれ、人間だ、なあ、飯奢ってくれよ・・。飯。」
「分かった、また噛まれるのはいやだから、奢ってやる」
と近くのレストランに連れて行く。
「いやー久々だわー。まともな飯食うのは・・。」
「お前、日本から来たのか?」
「ああ、着の身着のままでね。金がなくなったらああして拾ったり、
 どっかで働いてる。」
「はあー日本人離れしてんなーお前・・・。」
「まあ、遊んでるだけだからなー。実際。で、あんたはなんで来てるの?」
「ああ、俺は、新しいゲームのアイデアにな。」
「ゲーム?ああ、っていうと3Dポリゴンだな。」
「ポリゴン?食えるのか?」
「まあ、食えはしないけど、見て見りゃ良いよ。セガがいいかな。とりあえず
 場所はここね。んじゃ、飯ありがとね。」
と、男はまたどっかに消えて行った。
「なんだったんだ、あいつは。」
彼は瓦十蔵、バーチャロンを作る男であるが、飯野には関係なかった。
そして、セガオブアメリカについた飯野は、受け付けと格闘していた。
「いいから、ポリゴン見せろ、この野郎!」
「ちょっとそこでまってなさい、すぐに捕まえてくさい豚箱に入れてやるから」
と流石アメリカ、女性もおしとやかではない。
「あのう・・。日本人の方ですよね?」
とマスオといったような気の弱そうな男が飯野に声を掛けてきた。
「ああ、そうだ、お前は?なんかようか?」
「あなたがみたいものみせてあげますよ。こちらへ。」
と言いながら、受け付け嬢に頭を下げて押さえて押さえてとジャスチャーしながら
飯野を先導していった。
「どうぞ、こちらです。」
と飯野が紹介された先は、アーケード機が展示されているものだった。
「こっちがバーチャレーシングであっちがバーチャファイターですよ。」
「ほーこれが、ポリゴンかー。今までの2Dと随分違うんだな。」
「そうですねー画面の中で、立体的な表現が出来ますから、・・。」
「ふーんコンシューマだと何かないの?」
「ああ、メガドライブCDの夢見館って作品がそうです。ちょっと待ってください
 僕のがありますんで、持ってきます。」
といいどこまでも人のいいマスオさんは、息を乱しながら飯野に夢見間を見せた。
「そうか、やっぱり。これからは3Dが主流になるわけだ・・。分かったありがと
 う。」
(この夢見館のパクリが彼の代表作になるわけだが、飯野自身はパクリだとは
思っていないのである。)
といいながら、メガドラごと、飯野は腕に抱えて部屋を出て行った。
「あ、あ、あの、それ僕の・・。」
と呆然としながらマスオさんこと、中祐司は途方にくれていた。中はソニックの
大ヒットにも関わらず、ボーナスも全く増えないセガに愛想を尽かしてアメリカ
にいったが、あんまし英語がしゃべれないかったので、結局、セガオブアメリカが
雇うという事になっていたが、もともと気が弱い中は孤立してしまい、会社の
個室で日々ゲームをしている毎日が続いていた中での飯野の来訪だった。
そして、飯野との出会いによってまた日本にもどってみようと思ったのは定かでは
ないが、結局、日本戻ってくるのであった。

さてさて  飯野がどうして、英語をしゃべれるのか?なのだが
彼の作品においてローラという女性が執着しているのはなぜか?と考えるに
彼のこの時期にローラという女性と接触があり、口説くために全神経を使った
わけである。
え?で、結局ローラとは上手くいったのか?
それは、飯野賢治のローラという女性についてのコメントで分かる。

「彼女は俺の永遠の理想です」ってね。
2619:2000/11/10(金) 04:29
ふむふむ・・・続きが気になるね。(笑)
27名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/10(金) 12:14
また続きよみたいので、あげ。
28イサオ:2000/11/10(金) 21:16
第六話

飯野が日本に帰ってからワープを結成。すぐにいろいろなところに散らばった
仲間達を集め、
「うーんと、3Dを使ったゲームを作る。まあ、これを見てくれよ。」と
 夢見館をみせる。
「ちょっとまってくださいよぉ、こんなの作るってなるといくらかかると
 思うんです?それに、俺達じゃ扱える技術じゃないっすよ。」
「まだ、はやい、俺には無理だっていうのは簡単だよ、でもこれを見てくれ!」
と、一台のPCを見せた。
「え、こりゃ、お・・。」
と絶句した。飯野が見せたPCは、一台何千万もする台だったからだ。
「後、これが3D担当することになるやつに一台ずつ来る事になる、後は
 お前達のやる気しだいだよ。」
と飯野は、興奮覚めやらぬ会社を後にした。
「流石、飯野君人をやる気にさせるのは上手いねー」
と飯野に近寄りながらちゃかす平林がいた。
「ちっ、どっちが・・。あんたには世話になったな、いろいろ金策で・・。」
「ん、僕は松下が3DOを始める事、三栄書店がゲームを作りたがっている
 ってことを君に教えただけだよ。形にしたのは君だよ。」
「かーよくいうぜ!食えない奴だな。まだ、俺になにかさせようって思ってんだ
 ろ!あんたは。」
「ああ、そうだ。」
と平林は飯野を真剣に見つめた。
「・・・・。」
飯野はふと立ち止まり平林ときちんと対面しあった。
「君があった横井、遠藤、中は、百億単位の売上を出し、ゲーム業界に
 多大な影響を与えた人だ。しかし、この事実は一般に人間には知られていない」
「あ・・。そういわれれば、そうだな。なんでだ?」
「おもちゃ産業だからさ。ゲーム業界ではないからそうなる。彼らはおもちゃを
 企画し作っただけだ。そして、会社にとっちゃ、会社の作品だ。彼らが
 作ったゲームは、彼らのゲームじゃないあくまで会社のものだ。」
「まあな、俺だって今度作るゲームが初めてだな。何十本ゲーム作ったかは
 覚えてないな。」
「俺は、ゲーム業界として、ゲームを作る人が表に出て名誉も金も手に入れられる
 ようにしたい。そのためには、まずお前がゲームに対するイメージを変えるんだ
 よ。」
「って、いってもな。俺はこれから、若者むけ雑誌に俺のゲームを売り込みいく
 予定なんで急ぐんだ。まあ、まだ出来てないから出来しだい見てもらおう
 って事なんだけどな。」
「・・。若者向け雑誌?ゲーム雑誌じゃないのか?」
「あー。なんつーか、そういうのってだせえよ。ゲームはかっこよくなきゃな。」
「飯野君は次から次へと途方も無い事をしてくれるな。君にあえて小難しい
 事をいわなくても、良かったな。はは。」
とちょっとあっけに取られながら平林は”予想以上だよ、飯野君。”と
去って行った。
「んあ、流石にちと疲れたな。はは。」
飯野は、松下がある関西、そして東京の三栄書店を常にいったりきたり
したりしていた。とにかく、ゲーム業界をしらないお偉いさんはしょっちゅう
あっとかないと、すぐに気変わりしてしまうっていう事を飯野は知っていたから
だ。だから、少しでも進んだりこういうことをしたという事をよく教えていた。
後、お偉いさんの性格を瞬時につかんでいたという事も大きかったが、
それには、両社の受け付け嬢を手篭めにしたからだった。が、片方の女性とは
結婚することにもなるが、この時期にはあきらかにふたまた状態であった。

飯野があちこち回りながら、一番楽しみな事といえば、少しずつ出来上がっていく
Dの食卓だった。
「飯野さん、見てください。一応動かせる状態になったんすよ。」
「おう、おお、動く動く、まだすこしぎこちないけどな。」
「はい、まだまだ綺麗に動かせますよ。」
「後、あっちの方でやってるムービのほうも順調ですよ。」
「おおお、ついにムービがみれるようになったのか、はやく見てえ」
と飯野は食い入るように見つめた。
「おおおお、いいなー。最高だよ。」
とムービをみて飯野は泣いていた。自分が考えいたゲーム。俺のゲームが
ついに形になったからだ。そして、スタッフも知らずに泣いていた。
なにもないところからの出発。自分たちじゃ扱えないだろうと思っていた技術を
我が物にしたという感動があったからだ。
「よぉし、これで後は作品を作るだけだ。題名はDの食卓。主人公はローラだ。
 後、一ふんばりだ!頑張ろう!」

そして、Dの食卓が誕生する。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/10(金) 21:36
ふむふむ・・・
30名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/10(金) 22:15
いいぞ。中傷物かと思ったら…続編きぼーん
31名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/12(日) 05:34
続きが読みたいよーん
32イサオ:2000/11/12(日) 20:13
第七話

Dの食卓 累計70万本以上出荷。
3DO、PS、SSの総販売本数だったが、ネームバリューもなかった飯野が
売り出した本数にしては異例と言って良かった。しかし、周囲の儲かってんだろ?
という嫉妬や冷やかしに対し、飯野自身は
「金だ、金だ・・。もっと金が欲しい・・。」
と事ある毎に言っていた。ソニーとの確執もこういう経緯から起こってしまった。
「セガが10万枚プレスしてくれるのに、なんであんたのとこは、5万枚なのよ」
ソニーの営業担当の佐伯は、ソニーはプレスした枚数を必ず買い取るという
特殊な生産方式を当時取っている事、サターン、3DOでも出すため、
PSでの売上はあまり期待できない事を飯野に説明した。
「5万枚でもいい方なんですよ。頼みますよ、飯野さん。」
「俺様が全て買いとって、小売りと直でやり取りするから、良いだろ!」
「飯野さん、おたくだけが勝手にされると他の大手メーカさんだって我慢して
 もらってるんですよ。そりゃ、飯野さんのいうととおり、機会損益という
 風に、お客様が欲しい時にソフトが入らないかもしれません。でも、うちが
 ある程度買い取るから、他の中小メーカさんが安心してうちに参入してもらえる
 わけじゃないですか?特に3Dの分野は金がかかるでしょ?だから、最低3万本
 は、うちがモニター調査でOKが出れば、引き取ってるんですよ。」
「でもだ、それにしてもだ、俺様のソフトがセガと同じだけ生産しないっていう
 のはだ・・・。」
「だあああああ、私の言ってる事聞いてるんですかぁ・・・・。」
と、1日中ループしていた。
飯野自身、ソニーと同じような事を当時松下にしてもらった事は知っていたが、
なにせ、当時のコンシューマ事情から考えるに
M2の性能が良すぎたため(DCぐらいの性能があったが、98年時でもDCの
性能は10万円PC程度の性能があったのに、95年当時にこの機体を販売して
たら、12、3万円の本体価格になっていただろう・・。)
開発にかかる費用は巨体である飯野が
立ちくらみを覚えたくらいすさまじかった。しかも、松下からM2は出せないと
言われ、全てが泡になった事を知らされた。
「や、やべえ・・。」
これが、飯野が思っている率直な感想だったのだ。
33イサオ:2000/11/12(日) 20:16
第七話 2
飯野が困っている時、一人のおっちゃんが現れる。
「ねえ、うちがお金持つからうちで作らないー♪」
飯野はすさまじい寒気がした・・。く、食われる!?と本能がそう思った。
「ねえーけんじぃー、良いじゃない?ねえー。」
と男はくねくねしながら、飯野の体をあちこち触っていた。
「な、なんなんだ、あんた。」
「あら、自己紹介忘れてたわね♪、はい、名刺。」
「・・・。セガの社長!?はああああ・・・・。あんたみたいなのが・・。」
「今まで、車の世界に居たんだけどね、私にはあの世界刺激が強すぎて・・。」
とくねくねして、顔をうつむかせんながら、ほおをぽっと赤く染めていた。
「・・・。まあ、なにがあったかは、想像つくが、まあ、渡りに船っつうか、
 いいんだけどさ、あーOKだな・・。でもなあ、ソニーにもうエネミーゼロ
 出すって言ってるんだけどな・・。・・金もちょっともらってるし・・。」
「あら、そのぐらいうちが立て替えてあげる、乗り換えるなら今よ、ほら。」
「あー、分かったよ。次のエネミーゼロの発表会で発表するよ・・。」

そして、前代未聞っていうか、飯野以外今後もやらないであろう恐ろしい事件が
起きる・・。ソニー主催のイベントで、ワープブースで何かが起きると飯野は
マスコミに伝えていた。ここにソニー営業部の佐伯もいた。飯野のむちゃくちゃな
要求を何度となく凌いできたつわものだ。佐伯の隣にはダンディーひげこと、
坂口博信がいた。
「ああ、飯野くんなにやらかすんだろ・・。心配だなあ・・。」
「は、は、スクウェアがいれば、心配いりませんよぉ・・。ミスター・・。は、
 はは、」
と満面の笑みを称えていた。
そして、エネミーブースで、PS起動時のロゴと効果音が出て、全てが表示され
また、黒に戻った時、事は起こった。
「は、は、は、面白いですなー。は、は、は。ところで、デジキューブの件考え
 て頂けましたかな?」
「飯野くーん。なに考えてんのー。坂口さんも・・。こんな時に、そんな事を
 言わないでくださいよー。」
「いやーうちもあっちの星にいっちゃおうかな。は、はは。」
と、この件でソニーがスクウェアに独自流通を認めたという事は事実かは知らない
が、ソニーのイベントなのに、サターンのロゴを出した飯野が後世に残る傾奇者
として、輝いていたときでもあった。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 00:03
ふむふむ・・・
35名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 00:08
次〜次〜カモ〜ン
36PS3は信じてる:2000/11/13(月) 00:25
PS3であなた達は、逝かれます。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 00:29
PS3なら日本橋のカレー屋にあるぞ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 00:53
PS3
〜ハーレムナイト〜
by 有限会社ウラン
39名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 01:14
これマジで飯野?フィクションだろ?
40名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 02:44
age
41名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 23:50
いいから次、次!
42名無しさんだよもん:2000/11/14(火) 00:03
    川川川三三川
   川|川\  /川
  ‖川‖ _  _ 川
  川川‖    ⊃ ヽ‖   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  川川    )皿 ( )|< てめーら、いい加減にしやがれ!
  川川        / 川  \_____
  川川‖      /川川
 川川川川___/川川|
43イサオ:2000/11/14(火) 00:46
第8話
エネミーゼロ。出荷本数100万枚とも言われている。実売本数
70万本。サターンとPSが互角に争っていた良き時代を象徴して
いた。しかし、サターン作品でムービーを積極的に取り入れたのは
飯野だけだった。ムービーは、セガ本社では邪道だと思われていた
からだ。また、もともとムービを再生する事を念頭に入れていなかった
ハードでもあった。
エネミーゼロがどうしてムービをPS並に出せたのか?という事に
ついてお話しなければならないだろう。
「おい、触るな、しかもそんなもの欲しそうな目でみるな、・・」
「いやん、邪険にしちゃいや・・。」
「サターンでムービが再生出来ないのは困るんだよ、なんとかしろ」
「あら、シロ、シロ、命令口調、痺れちゃう、セガサターンシロ!
 すごいいいわね、これ、いただいちゃうわよ。飯野君。」
「わかったから、なんとかしてくれ・・。」
「うーん、私にはどうする事もできないわね。うちの社員達って
 プレイド高くて、なんでもムービーなんてそんなハイカラなもん
 使わなくても十分3Dポリゴンでなんとかできちゃう!って
 鼻息荒くて・・。」
「・・・。(どうしよう、まじでやばいって・・。)」
と、飯野はきゃは、きゃは騒ぐ入交を見ながら呆然としていた・・。
すると、
「おおおおう、君が飯野君だね期待しとるよ。セガのこれからは君に
 かかっとるどうれ、うちがなんとかしようじゃないか!」
「あら、いさおさん、いつもお耳が早いのねー・・。」
「は、は、は、わしをなめるなよ。これでもCSKの会長だぞ!」
「おい、こいつなにもんなんだ?随分元気なじいさんだな・・。」
「あら、いやだ、賢治ちゃんなんて子なの!この方こそ、セガの
 親会社であるCSKの会長さんよ!」
「わしの若い頃もお前そっくりじゃよ。飯野君よぉ・・。せいぜい
 頑張ってくれ、そうそうムービの件だがな。なんとかしよう。」
「なんとかってどうするんだよ・。」
「ハード的に無理ならソフト的に作ればいいだろう、作ればいいんだ
 作れば・・。」
「そんな簡単にいうけどな・・。」
「大丈夫だ、お前さんがそのムービとやらを作っている頃ちゃんと
 完成させてやるよ・・。ぶわ、ははは。」
「あら、まだまだ現役って感じね、大川さん、ほれぼれしちゃう。」
「・・・・・。」
と飯野は心配はしていたものの、大川じいさんは、ちゃんとサターン
用の動画ソフトをCSKが作ったのである。もともと、ソフトウェア
の技術は、CSKが得意とする分野でもあったからだ。

きちんとした3Dムービーいわゆるは、96年から97年に掛けて
一般大衆がおおっと思えるものは、結局、エネミーゼロとFF7しか
出せなかった・・。今では信じられないかもしれないが、96年当時
では、3Dムービーを作る技術なんて、スクウェアの独占状態だった。
開発機材に金がかかる点、3Dムービを扱える人がほとんどいない点
が問題だった。ある程度ノウハウさえ分かれば、小人数でも簡単に
作れてしまうのであるが、このノウハウを覚えるまでの費用は
天文学的な費用が掛かった事も事実である。

こうしたセガのムービー嫌い。PSではスクウェアしかムービーの
すごさに気付いていなかった点で、
SSのエネミーゼロ、PSのFF7は、一般の人から見たら
両方とも欲しいと思わせる作品になっていたのだ・・。

そして、エネミーゼロとFF7が発売されてから、ゲーム業界は
震撼したのだった。
”ムービーを一般の人達がどれほど見たがっていたか?”という
度合いを・・。そう、ゲームの面白さよりもムービーというハイテク
っぽいものをみたいという好奇心の方が異常に強かったというのが
この時期のゲーム業界の特徴だったのだ・・。
そして、この時期から、残念ながら
サターンとPSの売上台数に差が出てくる時期でもあった。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/14(火) 01:29
ふむふむ・・・
45名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/14(火) 20:12
あげてみる。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 03:59
続きが気になるあげ
47名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 08:11
落ちそうなので
48名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 13:04
age
49名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 13:44
なんだか知らんけどおもろいな
50名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 18:39
あげ〜ん
51パワコン@DCネッター:2000/11/15(水) 18:55
我らが同胞飯野先生を愚弄するとは、なんたるスレだ!!
お前等全員逝ってよし!!
52名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 19:21
物書きさんか?
なかなかに面白い。がんばってくれろ。
53セガの鬼門はデヴ:2000/11/15(水) 19:24
>>51
おまえウザすぎ。だいたい
信者にとってEno大先生は同胞じゃないだろう。
それにこのスレではEnoを愚弄はしていない。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 20:31
>>53
そのとおり、ここでは飯野の有用性を最大限に引き出していると言える
55名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/15(水) 22:46
催促age
56ハム太郎:2000/11/15(水) 23:22
飯野さんはすごい人なのだ。
尊敬しちゃうのだ。
57イサオ:2000/11/16(木) 00:51
第9話

エネミーゼロの評価はどうだったのだろうか?
メジャー向けであるファミ通がまずまずの評価をし
逆にクリエイター応援で、飯野と創刊以来協力体制にあったゲーム批評が
辛い評価をした。
では、評価としてどちらが正しかったのか?というと、この問題は未だに解決
していない。ゲームは個人が楽しむものなので、最終的な判断は個人が判断する
べきであるという結果に落ち着くのだ。

飯野自身、自分のゲームが面白いと思われて売れたと思っていた。しかし、
所詮はムービという意見が出て来る事に対しての反発が次第に強くなっていく。
そして、飯野は映像のないゲームを作る。
「飯野さん、これマジで作るんですか?」
「うん、そう。」
「・・・。」
こう質問したワープスタッフは、この後スクウェアに行く事になる。
そして、誰しもが思っていた。
”あんただけのゲームではない”と・・・・。
ムービーはDの食卓から、スタッフみんなが少しずつ育て上げたものだ。
そのムービーを捨てる事は、自分たちスタッフも捨てる事になると・・。
スタッフは思っていた。しかし、この頃のスタッフは、一人を除いて
まだ我慢できる範囲だったのだ。
「ゲーム制作はバンド活動みたいなもの」
と飯野は口癖のように言っていたが、この頃から少しずつ崩れ始める・・・。

風のリグレットについてだが、どう評価するのかは皆さんに託したいと
思う。映像のないゲームが、ゲームなのか?という事は誰も分からないからだ。
しかし、飯野にとって風のリグレットが発売されてから、雑誌の取材や
マスコミの扱いが変わった事に気付く。そして、憎悪する。
自分は、間違っていないと・・。この音だけのゲームがいかにすぐれたゲームなの
かわからん、貴様らが悪いんだと。
明らかに飯野は間違った方向に進んでいたのである。

「やあ、飯野君元気かな?」
「お、あんたは、平林さんじゃないか?どうした。」
「うん、今日はちょっと話があるんだ。」
「なんだ?話って。」
と、飯野は風のリグレットについての話なのか?・・。とすこし表情を固くした。
「今度、任天堂とリクルートが共同で出資しあって、新しく会社を作る事にしたん
 だ。」
「へー、やっぱ64が中心になるのか?」
「いや、この会社はクリエイターが中心の会社にしようと思ってる。
 是非飯野君にも来て欲しいんだよ。ああ、後、今日一緒に来てくれた人
 を紹介するよ。飯田和敏君だ。」
「こんちわ。」挑発でひょろっとしているが神経質な雰囲気を出している。
「やあ、アクアノートの休日と太陽のしっぽ面白かったよ。」
「ありがとう」といっているが、飯田は不機嫌そうだ。
「なんか悪い事いったかな?俺。」
「いや、いつもこんな調子だからね。飯田君は、喋る時は喋るんだけど・・。」
「ふうん、そうかあ・・。」
「所詮、あんたがやっている事は刺激のあるゲームなんだよ。」と飯田は言った。
「あんだ、刺激って。」と飯野は飯田の言い方にかちんっと来た。
「あんたも所詮、今までのゲームの枠を超えれてないんだよ。」と飯田は
さっきよりも少し強い口調で言った。
飯野は、自分はとんでもない間違いをしているんじゃないのか?したんじゃないの
か?と飯田をみて思った。
「ああ、俺はゲームを作ってる。ゲームが好きだからだ。わりい、平林さん
 今度の新会社の件申し訳無いけど、断らせてもらうよ。」
「残念だなあ・・。」と平林は破顔していた。”やっときづいてくれたか、
飯野君、君は君の道を進んでくれればいいんだ。他の道は僕が作るから。
君は全てをしょい込みすぎてたんだよ。”と平林は飯野に対してこういうより
別の道のエキスパートである飯田君を合わせたほうが、いいと思っていた。

そして、ワープに戻り、飯野は会社内にあるホワイトボードに大きくこう書いた。
”D2”と・・。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 03:11
ふむふむ・・・面白い。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 03:30
イサオ=飯野
60名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 05:00
劇中の、どことなく中卒を連想させるに十分なアタマの悪さを醸す飯野の
喋りが秀逸だな。
61名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 05:12
俺、リアルサウンドっていうコンセプトでけは評価してるんだよ、実は。
実際、新品で買ってまでして、プレイ感覚を試してしまった口だから。

ただ、テレビゲームなのに、わざわざ映像を全く無くす必要は無かったと
思うし、それが第一の失敗だったと思う。
インターフェースとして、余りにも効率が悪いからね(やってみた人なら
分かるはず)。
でもたとえば、「フルボイスのサウンドノベル」と考えてみると、その
可能性は決して低くない。

風のリグレットが面白く無かったのは、シナリオが余りにも垂れ流しで、
サウンドノベルのような選択肢を選択していく楽しさが無かったから。
これが第二の失敗。
その点、チュンソフトはやっぱり凄いと思う。

だから、音優先で、映像は字幕とイメージ画像をユーザーが自由に選べる程度の物
にすれば、開発コストをグンと抑えられるし、有名声優を起用すれば、それだけで
ある程度の需要は期待できるはず。
リアルサウンドは高尚な理想を掲げた物だったけど、ゲーム的な落とし所を
見誤らなければ、1ジャンルを築ける可能性があったと思う。
62偽イサオ:2000/11/16(木) 06:52

63非通知さん:2000/11/16(木) 07:41
死ね・くたばれ・消えろ・失せろ・潰れろ・馬鹿・あほ・間抜け。
ドジ・ポンコツ・トンチキ・ガラクタ・クズ・ゴミ・カス・
最低以下の下劣・下等種族・劣等種族・下衆野郎・腐れ外道・邪道・
外道・非道・ウジ虫・害虫・ガン細胞・ウィルス・ばい菌・疫病神・
病原体・汚染源・公害・ダイオキシン・有毒物質・廃棄物・発ガン物質・
猛毒・毒物・アメーバ・ダニ・ゴキブリ・シラミ・ノミ・毛虫・蠅・蚊
ボウフラ・芋虫・掃き溜め・汚物・糞・ゲロ・糞虫野郎・ほら吹き・
基地外・デタラメ・ハッタリ・穀潰し・ろくでなし・ごろつき・
ヤクザ者・社会の敵・犯罪者・反乱者・前科者・インチキ・エロ・
痴漢・ゴミ・シデムシ・ゴミ虫・毒虫・便所コオロギ・詐欺師・
ペテン師・道化師・危険分子・痴呆・白痴・愚鈍・ボケ・ボケナス・
エタ・非人・エス・チョン・毛唐・野蛮・残虐・悪魔・鬼・魔物・
妖怪・悪霊・怨霊・死神・貧乏神・奇天烈・奇人・変人・毒ガス・
サリン・ソマン・マスタードガス・イペリット・クソブタ・ブタ野郎・
畜生・鬼畜・悪鬼・邪気・邪鬼・ストーカー・クレイジー・ファッキン・
サノバビッチ・シット・ガッデム・小便・便所の落書き・不要物・障害物・
邪魔者・除け者・不良品・カビ・腐ったミカン・土左衛門・腐乱・腐臭・
落伍者・犯人・ならず者・チンカス・膿・垢・フケ・化膿菌・放射能・
放射線・鬼っ子・異端者・妄想・邪宗・異教徒・恥垢・陰毛・白ブタ・
ケダモノ・ボッコ・ろくでなし・VXガス・ヒ素・青酸・監獄・獄門・
さらし首・打ち首・市中引きずり回し・戦犯・絞首刑・斬首・乞食・
浮浪者・ルンペン・物乞い

64名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 07:54
このスレじゃ荒らしやめれ
65名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 12:23
>>63
本当のことを言われたからって荒らしですか?飯野君
66名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/16(木) 12:45
57は惜しい。
真実を直接書くことが面白さではないが、

ある日ムービーチームが飯野に愛想つかして逃げた
→しょうがないリアルサウンドにするか

が真実。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 00:33
D2が出てきたということはいよいよクライマックスというこか?
続編キボ〜ン
68名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 01:20
age
69名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 01:29
サウンドノベル好きの女友達に言わせると「風邪の〜」は
「話の内容がダメダメ、」らしい、同じ道具を使っていても
絵のうまいへたが有るように(以下略)
70名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 01:32
つーかサウンドノベル自体がダメダメじゃん>話の無いよう
71名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 01:33
69は難でも他人の評価に頼る優柔不断野郎ということでよさそうだな
7269:2000/11/17(金) 03:09
つーか俺ワープのゲーム買ったこと無いんだよ。
買って検証する気力も無いし。
飯野ウォッチングだけで充分楽しめるし。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 04:33
age
74名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 04:38
お昼休みは イノケンウォッチング♪
あちそち そちこち いいとっもっ!
75名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 17:39
でもage
76名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 22:14
>>70
まあ「話が凄い!」とベタ誉めするようなサウンドノベルは存在しない
のが真実だが、「面白い!」とベタ誉めしたくなるサウンドノベルが
存在するのは事実。
小説的な話の面白さと、サウンドノベル的な話の面白さは全然違うと
思う。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 22:30
じゃ〜俺がおすすめするサウンドノベルを聞いてくれ

ん〜ぁぁあぁあぁぁっぁぁははっはhぁはぁhぁhん〜〜〜〜はぁらおあjklふぁ
くおらぁとfjかぇいえいええいえいいいえいえいえいえいえいえいいえやー!
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
78名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 23:03
やるな!俺のも聞いてくれ!

ふんふふんふふんふふんふふふふんふふふんふふんふんふふふふんふふん
ふーふふふふふふふんあっはぁ0ん
79名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/17(金) 23:46
>70,76
サウンドノベルどうたらとかの話しはこのスレと趣旨違いなんでsageれ。

飯野話しの続きが出来たのかって見てまうだろ
8069:2000/11/18(土) 00:41
ごめんよう。
でも物書きさんのモチベーションを高める為age
そろそろ続きが読みたいです。
81名無しちん:2000/11/18(土) 10:01
いよいよクライマックス間近!!
D2の始動、そして最後のワープに
彼が見たものとは一体何か!?
82名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/18(土) 18:11
あげ、あげ
83名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/18(土) 19:15
さげたき
84名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/18(土) 19:45
催促揚げ
85名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 01:59
続き熱望あげ。
著者のプロフィールが知りたいものだ。
86名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 02:00
>85
なんの続きですか?
87名無しさん@お腹いっぱい:2000/11/19(日) 02:40
>86
そんな事も分からないほど疲れてるなら早く寝ろ
88名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 04:58
早く続き読みたいよ〜ん。 プリーズ、
89名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 11:25
巧い。面白い
90名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 14:01
3DOの初期の「ショートワープ」やテトリスもどきのパズルで松下より億単位の
仕度金をせしめ、3DOリアルから3DOトライへベースを移してみたり、
そのときに三洋から億単位の金をせしめてみたり、
なんだかんだ言って金を引っ張る才能はある。秋元には負けてるけど。

あと、飯野の最後のビッグマウス「300万本RPG」にも触れて欲しい。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 14:04
>>2-11
92イサオ:2000/11/19(日) 14:48
最終話 1

飯野は、過去の作品は、全て全額投資して社員全員で死に物狂いでこなすという
自転車操業をやってきた。ただ、少なくとも1回こければ終わりだったわけだ。
日本にはベンチャーを受け入れる体制は少ない。ベンチャーに投資するお金を
一人でも多くの社員を雇用するのに使おうという思想からだ。そんな中で
エネミーゼロのヒットによって、前回のリアルサウンドの大失敗(広告費も
売上から出ないぐらい。)しても自分はまだまだゲームを作れるという
幸運なのか、遺産なのか?どちらにしろまだチャンスはあった。

しかし、飯野にとって幸運ばかりでもなかった。ゲームソフトの売上の低下
が、目に見えるように分かるようになってきていた。売れるソフト達は、
有名メーカーによるブランド力だけに支えられて来ていたのだ。
飯野自身、自分で何本かゲームを作ってきて、販売にも携わってきた実感として
「厳しいなー・・。」と思うのだった。

そんな中飯野に朗報が入る。入交からセガ・サターンの次のソフトを作るという
報が入る。ムービー部分だけ去年から作り始めていたが、実際問題。ハードが
変わると言うのは嬉しかったのだ。ただ、ムービをどれだけの人に認めてもら
えるのか?と言う点で若干不安な部分があり、なにか明暗がないかなあ・・・。
と思っていると、セガの新ハード ドリームキャストの発表会に入交から
呼ばれた。
「あー、発表会、発表会、発表会・・・。そうだ、発表会をやろう・・。」

ゲームの発表会は、マスコミ関係者を中心に行われるものだ。一般ユーザに
お披露目するなんて事はしない。この発表会で一般ユーザに開放したからと
いって、得なるわけでもないし、まして無料というのは途方も無く金がかかる
のだった・・・。ただ、ゲームの発表会では、高級ホテルで立食パーティという
これまた途方もない金がかかる事をしているので、同じぐらい金はかかるのだが。

飯野は、この発表会を行う事で、自分とユーザとの直の対話をしてみたいと
思っていたのだ。そのために金を使った。仮に、これから自分がいきる道が
あるとしたら、ワープとユーザとの関係を出来る限り密接にするという事で
行われるはずだと思ったのである。

飯野は入交にこう告げる。
「あのさ、次のハードの一般ユーザーのお披露目もしない?」
「飯野ちゃん、上手いこと言うわねー。でも、そんな事出来ないわよ。」
「うーん、駄目か?」
「あードリームキャストを出すというのは駄目ね。でも、発表会の中で
 チラッと出すのはOKよ。」
「分かった、D2の発表会とだけ広告に出すよ。」
「そう、お願いね。飯野ちゃん。」

93名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 16:26
ふむふむ
94名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 16:40
ふむふむふむ
95名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 16:48
このスレマジで面白いね。なかなか読ませてくれるし。続きに期待〜
96名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 17:00
ここのファンとしては、スーパーワープになって、
混沌としてる、現在のお話までキボ〜ン。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 17:04
結局ゲーム界には何にも貢献してないんじゃないのか?
98名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 17:42
もっと読ませてください。
99名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 00:07
D2発表会行った身としては、すごく身近な話なってきたなぁ。
水面下での動きとか、彼らの本音とかに迫ってほしい!
(事の真偽はもはやどうでもいい。イサオ氏の「花の賢治」のファンなのだ)
100名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 01:48
面白いです!
101名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 02:22
入場者数に不安に思った飯野はふと思った。
そうだ、今一番人気のある専門学校にチケットを渡せばいいんだ!

とかを入れてください。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 03:11
おもろい。ぶつずけで全レス読んじゃったよ。
はやく、つつき書いて!
103名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 19:44
プリ〜〜〜ズ
104名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/20(月) 19:53
>>2-4
105名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 00:07
あげ〜ん
106あれ、続きまだなんだ:2000/11/21(火) 02:36
楽しみにしてます。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 13:56
がんばってー
108マルオ:2000/11/21(火) 15:39
このスレおもろいな。大変だとは思うがこの調子で別のシリーズも作って欲しい。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 18:03
つづきは、まだ? 催促あげ〜ん
110名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 20:17
さげちゃあ もったいないから あげとくね
111名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 21:40
3333333
112名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 22:47
あげあげ
113名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 23:05
がんばれ!
あげ
114名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 03:59
下がってきてるからあげる。
未読の貴兄はぜひ最初から読まれたし!
115名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 06:23
すごい。面白い。
続きキボンヌ。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 11:47
こうやってみると、飯野賢治ってすごい奴だよなあ、いい意味でも、悪い意味でも。
うん、アンチも信者も相当いるしさあ。ある意味、男らしさ全開の人だねえ。
117名無しさん:2000/11/22(水) 14:25
次回作はユウジの花道でも…
(ユウジといってもあの人やこの人やいろいろいるか)
118名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 18:01
任天堂とセガとソニーの国取り物語をきぼ〜ん
119名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 18:05
靴の中敷
120イサオ:2000/11/22(水) 21:05
最終話 2

飯野は、発表会を行う事でモチベーションを高めようと思っていたのだが、
実際、会を行う事で、想像以上の期待されているという事実。そして
その期待にこたえないといけないというプレッシャーを感じてしまったのだ。
飯野に対する関心の強さは、非常に強いものになっていたからだ。
今までは、自分を認めてもらいたいという気持ちでゲームを作っていたのである。
それが、自分を認めてもらっている人の気持ちに答えたいという気持ちに
変わってしまったのだ。
そして、飯野は傾奇者を辞める事になる。

飯野は、常に攻めの行動で勝利を勝ち取ってきたわけである。それが、守りに
転じてしまったのである。また、飯野に子供が生まれたというのも大きいだろう。
しかし、飯野はこの時点で自分の負けが確定したという事を気付いていなかった。

飯野賢治を嫌う者は結構多い。その中で、飯野本人の前で二流扱いしたある意味
恐いものしれずな人間がいる。そう、岡本吉起である。
彼は、ファミ通のトップニュースを読みながら、ファミ通をまっぷたつに
切り裂いた。
「あーめっちゃむかつくわ!なんや、あいつ。まだ人気あるやんけ!」
「まーメディア露出度とかその容姿のインパクトは、すごいですもんね。」
と、岡本が裂いた半分になったファミ通を拾い上げ、丁寧にセロハンテープで
繋ぎ合わせている男がバイオはザートを作った三上である。
「お前、相変わらずの貧乏性やな、もっと景気良く使えや!研究費とかいって
 経費で落せ、経費で、なんのための社員や!社員だから会社の金は自由に
 使っていいんや!利用しない手はないで!」
「何言ってんですか?そんな事するのは、岡本さんだけですよ。それに
 なんで飯野さん嫌うんですか・・。」
「あー、俺のバイオハザード開発者達を、クリエイターイズムとかいって
 あの忌まわしいスクウェアに盗られたのは、あの豚が、クリエイター
 の地位工場を訴えたからだろうが!」
「俺のバイオハザードってあんた、それは、マガジンの漫画の中でだけでしょ。
 あんた何もやってないし言ってないでしょ。それに、岡本さんだって
 そのクリエイターイズムのおかげで、取締役になれたんでしょうが!」
「うきいいいいい。言ったもんがちなんや、関西ではな!」と
いいながら、三上の首を締めた。
「い、いた。なにするんですが?良い大人が。」
と言いながら、三上は気を失って逝った。
ちっと言いながら、三上の財布を抜きながら、岡本はうきいいいい。と言いながら
街に消えて行った。
実は、岡本は、実は飯野を応援していた人間の一人だった。
しかし、自分が取締役という経営者の立場になった時、飯野みたいな考えを
持たれたら困るという気持ちになった。とにかく、一人前のクリエイター
って奴を作るのにかなりの金がかかるのだ。開発機材だけでも、3Dになって
からは、1千万円以上かかるのである。仮に、プロ野球選手みたいに移籍金が
発生するのなら、まだ納得もするが、教育のために使った資金を回収する前に
逃げられるのは困るのだ。会社と言うのは、2対8の人間で構成されている
のである。これは、金に作れる人間と金を作れない人間なのだが、社員になる
と言う事は、会社全体の事を考えて行動してくれないと困るのである。
リスクを回避するために社員という選択をしたのなら、自分が金を作れる人間だと
しても、金を作れない人間を捨てて、他の会社に行くなんて事は許されないはず
だったのだ。飯野は、自分で会社を起したから良いとしても、他の会社は
クリエイターである前に社員なのである。だから、岡本としては、飯野は
目の上のたんこぶになってしまったのである。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 21:21
ああ、岡本も隠れキャラか!
面白い展開です。
122名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/22(水) 21:30
う〜ん、この回はイマイチ。
123イサオ:2000/11/22(水) 22:17
最終回 2追加

岡本にとって飯野を嫌うというか、どうしようもねえな。と思って
いることがあったのも、そして、飯野本人の前で
「だから、お前二流なんだよ。」と言った事にも繋がる。
D2の発表会し、11月にDC発売とともにソフトを出さないといけ
ないはずの飯野が、6月に始まるワールドカップを見ようとしている
のである。しかも、現地で・・・。適度の息抜きならいいかもしれない
が、DCというハードが飯野自身によって決まるかもしれないという
チャンスをいや、DCというハードをメジャーにするのもマイナーに
するのもD2次第だという絶好のチャンスを、自ら亡くそうとしている
事だった。

発表会時点で、ほとんどゲームが出来ていない状態。で、後6ヶ月
後には発売なんてとても出来るわけがない。そして、飯野が会場で
言った事は、ほとんどRPGだったのだ。箱庭式の3Dアドベンチャー
なら作れるだろう。それでも、かなり厳しいのだが・・・。
そして、ワープ社員がみんなで協力しようとしている中で自分だけ
ワールドカップに行くなんて事が許される行為なのか?と言う事。

これは、飯野にとってスゴイチャンスだ!いや、下手するとDの食卓
シリーズがFFとドラクエ並のブランド力を持つかもしれない。
DCにとっても、DC発売当初では、ムービを積極的に使う作品は
ほとんど見当たらない。という事は、DCにとって、ライトユーザに
DCを買わせるための切り札は、ムービを使える飯野だけになるのだ。
岡本は、飯野という言葉を見るたびに、怒りを覚えるのは、
自分が、飯野のように下請けからコツコツ這いあがってきた人間だから
なのだ。岡本は、飯野が欲望に赴くままに動かないと生きていけない
人間だと言う事を知ってはいるが、あまりにも酷い飯野の行動によ
って、ワープ社員はもちろん、飯野作品を待ちわびている人達とっても
辛い結果になってしまうんやろな・・。と思うのだった。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 00:00
う〜ん。なんか解説っぽい、少々デタラメ入ってもいいから
初期のようにオチャラケた内容きぼ〜ん
がんばれ〜
125名無しさんだよもん:2000/11/23(木) 01:55
確かに今回は今までの破天荒さは無いかもしれないけど、
クライマックス手前のアクセントに外伝って感じで、これはこれでいいかと。

とにかく続きを期待して待ってます。
ガンーバレ!
126名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 02:29
うーん
これほどまでの説得力。
あんたはいったい何者?
続きを読みたいのでage
127イサオ:2000/11/23(木) 05:40
最終話 3

飯野は、決断する。ワープ社員皆の前で・・。
「作りなおそう。俺達が限界まで1回ゲームを作ってみようじゃないか?」
「でも、飯野さん資金が・・・。」
「エネミーゼロの時の貯金がまだあるし、その辺は援助してもらうよ。」
「飯野さん・・・。」
「俺も1回ゼロに戻したいんだ。発表会の反応を見る限り、まだまだ期待して
 いる人がたくさんいるって事に気付いた。だからこそ、作りなおしたい。
 今日から、1ヶ月間みんなじっくり考えて欲しいんだ!俺も考え直す。
 もちろん、給料は出すよ。みんなでやり直そう・・。」
といい、これで多分、最期になると思う・・。という事を心の中で呟きながら。

飯野は、子供が生まれた事、そして、自分が突っ走ってきてたが、立ち止まろうと
自分で思った事ははじめてだっただ。そして、自分の子供でも遊んでもらえる作品
にしたい。なんて、思ったのだ。そのためには、今までのとがったスタイルを
変えないといけないし、すこしばかり時間も欲しかったのだ。ささやかな幸せの
ために・・。

そして、1ヶ月後飯野はふたたび戦場に戻ってくる。
そこで、スタッフ全員が言ったことは、
「ムービを辞めて、3Dフルポリゴンアニメーションで、作品を作りましょう。」
という答えだった。
「うん、そうしよう。俺も少し作りなおすよ。」
といい、地獄が始まった。

そんな時、来訪がある。
「飯野君、今日君に会わせたい人がいるんだ。」
「誰ですか?その人って・・。?」
飯野に話しかけた人物は、おや?と思った。飯野君が変わったのだ。
変わった事で良い影響になるか?悪くなるかは分からない。
でも、飯野君にとって、今やる作品が飯野君を語る上で一番面白い作品になるん
だろうなあ・・。と思った。事実、自分も子供が生まれた事で作品の質が変わった
し、結構クリエイターの中には変わる人が多い。そして、大抵良い方向に変わる
気がするのだ。
「遠藤さん、飯野さんってこの人ですか?」
「ああ、そう。この黒い服した人。」
「はじめまして、飯野さん。私、堀井雄二と言います。よろしく。」
「ああ、こんにちわ。ちょっとというかかなりちらかってるけど・・。」
と苦笑しながら、飯野は二人の思わぬ来訪者に椅子を差し出した。
遠藤は、二人にちょっとした質問を出した。
「ドラクエ5とドラクエ6どちらが?良い作品だと思う?」
飯野は、ちょっと考えてから、
「俺は5だと思うよ。比較しろっていうのは、難しいかもしれないけど、
 俺は5の方が好きだ。」
「うーん、僕は6なんだよな・・。ただ、僕としては、5の方向性はRPGに
 置いて限界だと思ったんだ。実際にクロノトリガーで、僕としては完成させて
 いる。」
「そうかな。俺にとっては、5が面白かった。いろいろな物語が適度にまぶして
 あって、その中から、いろいろな事を読み取るのが・・。」
「うん、それは否定しない。ただ、ゲームとしてどうかな?って思ったとき
 やっぱり、6の方が完成されているし面白いと思っているんだ。
 それに、5の方向性は坂口さんが、言っていることになるからね。僕としては
 新しい可能性にかけたいと思ってるんだ。今度の7でもね。」
「ああ、そうか・・・。困ったなあ・・。遠藤さん意地悪だな・・・。」
「まあ、そんなに悩まなくてもいいと思うよ。飯野君が選んだ道も間違って
 いないわけだから・・。」
「うーん。」
遠藤は、二人の会話を聞きながら、飯野が作ろうとしている作品が、結構面白い
ものになる。いや、ゲームとして遊べるものになるんだろうなーと思った。
今までの飯野作品は、斬新性を武器に戦ってきたのだ。それを、ゲームと真正面で
向き合って勝負するというスタイルに変わったんだなーと思った。
「まあ、まあ、今の話はその辺にしとこうか?おみやげがあるんだ。ちょっと
 食べないか?」
と言いながら、ちょっとした食べ物を三人で食べて語り明かした。
128イサオ:2000/11/23(木) 05:53
最終話 3  続き。

飯野は、三人が帰ってからもひたすら、シナリオ、ゲームシステムを作りつづけた。
ワープ社内は、明るかった。とにかく、行けるところまで行こうという本来
飯野がワープを作った時の雰囲気に戻って行った。
飯野は、仕事をしながら金策にも走らなければならなかった。
DCは金がかかるハードだったし、本格的にやろうとすればするほど、
開発機材にかかる費用はうなぎ上りだったのだ。ただ、そんな飯野を支えてくれる
人も多かった。やはり、発表会での盛況ぶりは、飯野にとってプラスに働いたの
だった。ただ、そんな飯野を知らず知らずに体は傷けていた。
既にDC発売の1ヶ月前に差し迫ったのに全く作品は出来ていなかったし、
ゲームの元になるべき設計図も飯野自身完成していなかったのだ。
そんなプレッシャーの中で、体は悲鳴を上げていた。
飯野は、ごほっ、ごほっと手をあてて咳をした。すると、手一面に血がついてい
た。そして、飯野は会社ないで気絶していた。

「飯野さん、飯野さん、大丈夫ですか?」
「んあ、あ、寝てたのか・・。大丈夫だよ。さあ、後ひとふんばりだ。」
「大丈夫じゃないですよ。手見てください。手。」
「ん、血だ・・・。どうしたんだろ。俺?ま、いいか。」
といいながら、洗面所で手を洗って、何事もなかったように仕事をしはじめて
いた。ただ、そんな飯野自身の状況では、思ったより進まなかったのは事実だった
し、社内でも不安が広がっていたが、飯野ががむしゃらに仕事をしている姿を
みて、奮い立っていた。

そして、ゲームの設計図になるべきものが完成し、制作に本格的に制作が開始され
た。飯野自身、ゲームを細かくみてすこしでも良いものしようと思っていた。
しかし、作り込めば込むほど無常にも月日は流れて行き、資金も乏しくなって行っ
た。

そんな中、飯野に助け舟を出してくれる人がいた。入交である。
「飯野ちゃん、いろいろ大変なんだって?あのねー。提案なんだけど、風のリグレ
ットをDCで出さない?セガミューズが完全買取で、5万本買い取るわよ。
そうすれば、当座の資金は補える
 でしょ?、もちろんD2の体験版付きでね。」
「ああ、助かるよ。ちょっとしたアレンジを加えてだすよ。」
といい、三月にDC版風のリグレットを発売する事で、資金を調達する事ができ
るようになったこれ以上、銀行から借り入れが出来ないと言う限界の状態
だったので、この申し入れには正直助かった。
そして、飯野の心境の変化は、作品にも現れるそう、
一枚絵ながら画像がつくようなったのだ。
本当は、もっと付けたかったが今の状況では許されなかった。
そして、11月D2は産声を上げる事になった。
129イサオ:2000/11/23(木) 06:03
エピローグ

D2の売上は10万本にも満たなかった。これは、DCを扱うお店がセガサターン
に比べると半分以下になっている。という事や、ぱっとみD2がすごいものに
みえないっていうのが、大きいのだろう。
ただ、飯野には、D2をプレイした人はきっと満足してもらえるという自身が
あったし、そんな仕事が出来たと思っている。
ワープを1回無くそうと思ったのもこの頃だった。1回リセットして新しい事を
はじめたい。自分はゲーム業界に固執する事はないんじゃないか?と思っていた。
ゲーム機を使わないで、しかも誰もが遊べるゲームなんつーのも面白いかなと
思っているのだ。アイデアは面白いほどあるし、そんな飯野を助けてくれる人も
現れたのだった。
飯野は、きっぱりゲーム業界から身を引いて考えようと思ったのだ。
しかし、D2はもう少し完全な形で発表したい。という考えを胸に秘めながら、
2000年4月ワープを解体そして、5月スーパワープを設立させる。
130イサオ:2000/11/23(木) 06:16
あとがき

最後まで、読んで頂いきありがとうございました。
前半は、飯野自身の快進撃なんですらすらかけたのですが・・。後半は
きつかったです。飯野賢治自身、心境の変化を言っているので・・。
後半部分は自分の力のなさをうらみましたが・・。
D2発売によって、明らかにファンの数が明らかになりました。大体5万ぐらい?
5万ってすくないじゃんと思うと思いますが、5万人という数が多いか少ないか?
という事も重要だと思います。

売れる本数を追い求めて行く前半
一人ずつのファンを大切にする後半

っていうのが、飯野自身の考え方の違いなるんですが、書ききれませんでした。
これの元ネタになっている前田慶次という武将も、常に負けた側(ハード)に
ついて闘っている武将です。しかし、慶次自身の知名度は関が原後でも衰えず
静かに余生をすごすわけです。飯野には、まさにうってつけの元ネタでした。
また、D2発売後、知名度によって助けられるという部分までそっくりな
飯野なんで、まだまだなにかやってくれるのではないか?という期待もありますが
それは、これからの楽しみって事で・・。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 07:14
ブラボー! パチパチパチ、、
別の題材で、アンコール!
132名無しゲノムのクローンさん:2000/11/23(木) 07:40
イイノは嫌いだけど、これはおもろかった。
良くもここまで続いたもんだ。純粋にすごいと思う。

というか、ここまでできるんだったら、君がゲーム作った
方がいいんじゃないの?w

133名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 07:48
イサオはワープ社員(又は元ワープ社員)なんでしょ?
134名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 07:53
うむすばらしいです
135名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 08:38
おつかれさまでした。
良かったです。

飯野賢治が初めて世の役に立ったところを見せて貰いました。
136名無し娘。:2000/11/23(木) 08:41
飯野さんは最近2ちゃんねるにハマっているとか。
え・・?もしや
   ↑
この手のカキコよく見かけます、
全然当たってないので止めてください。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 09:25
実は飯野は美白で美肌らしい。
目をつむって想像してくれ
138名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 10:16
私は、飯野は嫌いだし、飯野のゲームも嫌いです。
が、好き嫌いでなく、何かをなそうとしたということはわかります。
彼はまだ若いから、もっと年をとったらオオバケするかもしれないですね。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 11:24
なる程、前半と後半の話の流れが違うのはそういう理由だったんですね。
いや、とても面白い作品でした。有難うございます。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 14:12
全部読みました。いや〜面白い!
次回作は「編集王(バミ通編)」を宜しくお願いします。(>>9)
141名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 14:19
年をとって大化けするクリエイターはいません。
衰えるだけです。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 14:55
>>141
そうかな?
まあ、「ゲームクリエイターとして」は、そうかもしれないけど。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 15:29
>142
 なるほど、何に化けるかはわかんないということですね
144名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 17:25
いやー、素晴らしい。
多くの人に読んでもらいたいのでage
145名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 19:18
後半ちょっと美化しすぎじゃないですか?
D2については、
まあ世間に出せるレベルで
松下がらみの話がもっとあると思うんですが。
146ヘタレ:2000/11/23(木) 21:14
でもD2に関してはけっこう遊べた方だったと思う(2回目はやらなかったけど)
とりあえず彼の次回作に期待しましょう

次は鈴木Yuをキボーン

147名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 21:20
>>146
そりゃマガジンで読みなよ。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 22:23
AIBOを作った男たちが読みたい。
誰か、是非書いてください。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 22:33
>>148
今週号のマガジンに載ってるよ。
それともあれのパロディが必要なの?
150名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 22:41
>148
日経エレクトロニクスに載っていた7月17日号
図書館に行けばあるんじゃない?
http://ne.nikkeibp.co.jp/NE/2000/000717/kaihatsu5_5.html
151名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/23(木) 23:28
おつかれさま。
ここ半月楽しめましたage
152名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 02:51
お疲れ様でした。
次回作、期待してます。age
153名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 14:12
ものすげぇ妄想小説だ。
飯野が社内でユーザーの事を何て言っていたかをもっと考慮すべし。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 14:15
イサオさん。
単行本化してください。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 14:18
>>153
なんつってたの?
「ユーザーはブタである。」
とか?
156名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 14:24
飯野よ、貴様が豚だ。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 05:26
age
158名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 06:15
みんな読むのだ
そしてageるのだ
159名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 13:42
あげるべきだ
160名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 14:27
ぜんぶみました。
おもしろかったです。
ぜひ続編を。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 05:56
すばらしい出来だ。
一本にきれいにまとめて、HPを作っていただきたい。

絶望の世界に迫るヒットになると思うぞ。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 06:14
1さん、おつかれさまでした!
飯野作品が嫌いな自分にも、たいへん楽しく読めました。
これですぐに「好き」に転じるってことはないけど、
まだ彼にいろんな期待を持ってた頃の気持ちを思い出した。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 07:58
>>161
「絶望の世界」って何ですか?
164名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 10:35
165名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 15:05
>>164
サンクス、読んでみます。
166通りすがりですが:2000/11/27(月) 22:42
>>164
おお〜〜!ムチャクチャ面白いよ!!
とりあえず「僕の日記」を一気読みしました。
リンクありがとう。関係無いのでsage
167名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/28(火) 07:22
思わず全部読んでしまった
面白かったのでage
168名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/29(水) 20:37
あげねばなるまい
169名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 04:11
同意あげ
170名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 07:59
ファミ通DCの飯野の嫁のコラムより300万倍おもろいのでage
171名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 15:54
>>2-3
sarsi
172名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/01(金) 12:52
イサオ氏の新作が待たれるage
173名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/02(土) 03:46
とろけるほどage
174名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/02(土) 13:27
なんか1日一回言いの本人がageてる気がするが気のせいか?
175名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 01:00
      ______
    /          )))
   /   /// /―――-ミ
   / 彡彡 // /      ヽ))
   / 彡彡 iiiiiiiiiiiiiii  iiiiiiiiii| 
   / 彡彡 < ・ > 、<・ >l
  /    |       ヽ   〉
  /  ( | |      __)  |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /   | ≡  /@` ―――  |ゝ < さがっちゃいやん
  /   |   |  L ___」 l ヾ  \_________
_ミ  l   ______ノ ゞ_
  |  l ヾ    ー   / |  l
  |  |   \ー    ‐/  |  
176名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 01:12
新作はまだですか?
177もういっちょ:2000/12/03(日) 13:49
俺は下がってたらアゲ人間1号です。
178名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 04:48
新作お願いします
179名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 04:52
スレの題名ウケた。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 10:46
賢ちゃんがんばれよ。
D2はもう遊ばないけど。
181名無信者さん:2000/12/05(火) 04:59
あげときます。
182名無信者さん:2000/12/05(火) 05:01
さげときます。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 17:18
あげましょう。
184名無信者さん:2000/12/05(火) 17:30
さげましょう。
185名無信者さん:2000/12/06(水) 05:15
age
186名無信者さん:2000/12/06(水) 05:18
sage
187名無信者さん:2000/12/06(水) 16:27
これ完璧に飯野氏本人の文章。
しばらく日記休んでるとおもったら....
なにやってんの。ちゃんと残務整理しろ。
今やるべき事ちがう。
もう言葉はもういらない。

188名無信者さん:2000/12/09(土) 10:48
新作期待age
189名無信者さん
>187
飯野にやるべきことなんて無いよ。
それに飯野程度の口先で騙される奴は死ぬまでムシられてりゃいいのさ。
俺は奴の言葉の方が楽しみです。