このスレ見て今週水曜売りの日刊ゲンダイ(笑)にこんな記事があったので書き起こしてみるわw
「初の赤字転落」任天堂岩田社長は“賞味切れ”か
(1/2)
5000億円の売上高が3年後に1兆8300億円になり、その3年後には6600億円になる。5000億円を越える企業の売上高が
こんなに乱高下する例は過去に見たことが無い。それが任天堂の姿である。難しいのは、こういう業績を残した経営者、
つまり岩田聡社長(52)をどう評価するかだ。岩田氏が任天堂社長に就任したのは02年6月。今年で丸10年が経つ。
最大の功績は「NDS」と「Wii」を開発し、それまでゲームに関心のなかった人にまで、ゲーム機を手に取らせたことだろう。
この2機種の大ヒットにより、5000億円だった売上高は06年度から急激に伸び始めた。08年度には1兆8300億円にまで達し、
時価総額は一時10兆円を越えた。岩田社長は名経営者として高い評価を受け、ゲーム業界の救世主ともてはやされた。
ところがいいことは続かない。飽きられるのも早く、09年度1兆4300億円、10年度1兆100億円と坂を転がるように売上は落ちていった。
(2/2)
3Dゲーム機の3DSを発売したが、直後の震災と円高と言う不幸もあり、期待ほどには
売上販売台数は伸びなかった。その結果、今期の売上高は6600億円と前年より3割以上も落ち込み、営業損益450億円、
最終損益650億円の赤字に陥る。赤字転落は任天堂の歴史上初めてのことだ。最近、岩田社長の責任問題が囁かれるようになった。
「社長としての賞味期限は過ぎた」と言う辛らつな声も聞こえてきた。これまでの功績を考えれば、いますぐどうこうという
ことにはならないだろうが、今年の暮れに発売する新型ゲーム機「WiiU」の売れ行きいかんでは、こうした声が
更に大きくなることも考えられる。マスコミの見方も厳しくなってきた。だからだろう。岩田社長は2月下旬にツイッターで、
日経電子版と思われる記事をヤリ玉に挙げ「まるでゴシップ誌のような手法をとられていることに驚いています」
とつぶやき、話題になった。岩田社長の焦りが見て取れる。