<日経>◇台湾・鴻海の中国子会社で相次ぐ自殺者 任天堂が実態調査
EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の中国の中核子会社「富士康国際(フォックスコン)」
の工場(広東省深セン市)で従業員の自殺が相次いでいる問題で、同社に生産を委託している任天堂が労働環境などの実態確認を進めていることが分かった。
任天堂はフォックスコンに据え置き型ゲーム機「Wii」などの生産を委託している。部品調達先の企業などを対象として、
2008年に適正条件での労働を求める指針を作成しており、担当者を現地に派遣して順守状況を点検してきた。今回の問題をうけ、
改めて実態を調べている。
フォックスコンに生産を委託している米アップルは26日、「工場の製造過程を注視していく」との声明を出した。
複数の米メディアによればデルやヒューレット・パッカード(HP)も独自調査に乗り出したという。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819696E0E5E2E5E28DE0E5E2E7E0E2E3E28698E2E2E2E2