■ソフト売上を見守るスレッドvol.4984■

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任天堂再浮上の条件(上)無料ソフト+新端末台頭―次なる敵はアップル。 日経産業新聞

「ソニーとの最終決戦には勝った。だが、もっとソフトの開発スピードを上げる
必要がある」。2月下旬、任天堂の岩田聡社長は、京都市の本社でソフト開発
部隊を前にこう訴えた。
主戦場の米国では昨年12月のPS3の販売が136万台、Wiiは381万台。
ソニーとの真っ向勝負には勝った。
だが2月、岩田社長に新たな危機感を抱かせる報告が上がっていた。昨年11月
に実施した約3000人を対象にしたブランド調査の結果だ。
主要なDSユーザーの女子高生層で「どちらかと言えばDSよりもアイフォーンを
選ぶ」との回答が目立っていた。岩田社長の口癖である「驚きのあるソフト」が
減っているとの危惧を裏付けてもいた。
「将来の仮想敵はアップル」。岩田社長は親しいスタッフに、こう漏らしたという。
両社はともにタッチパネルなどの使いやすいインターフェースを売り物とする。
学習ソフト、旅行ガイド、簡易アニメや楽曲の制作など、ソフトの品ぞろえの広さ
でも競合している。