CVGが報じるところによると、任天堂はProject Natalの
前身ともいえるモーションコントロールを不採用としていた。
Wiiの周辺機器として3Dカメラによるモーションコントロールを提案
したのはイスラエルの3DV Systems。同社はマイクロソフトに
買収されProject Natalの開発を行っている。
3DV Systemsは2007年末、任天堂に対し「3Dでモーションを検知する
カメラと音声認識」をプレゼンテーションしたものの、価格的な問題から不採用となった。
情報ソースの人物は「このプロトタイプの話を聞いて、正直いって驚いた。
Project Natalそのものだ。E3で発表されたバージョンは小さくなり精度も
上がっていたようだが、基本的には同じ技術だ」とコメント。
2009年7月宮本茂氏が
「この種のモーションセンシングカメラの技術はずっと前からありました。
僕たちは長年に渡って色々なテクノロジーに何ができるかを見てきたんですが、
最終的には使わないことに決めた」と発言。
なお、任天堂とマイクロソフトはこの件に関してコメントしていない。
http://www.inside-games.jp/article/2010/01/28/40100.html