米国に代わり、21世紀の超大国に躍り出るのは中国です。現在、米国が世界最大の債務国であるのに対し、
中国は最大の債権国となりました。金融危機以降、米国の政治家は、ウォール街の友人を救うために
資金を切り崩しているのに対し、中国政府はいち早く、4兆元の景気刺激資金をもって、
農業やインフラ整備といった未来への投資を行おうとしています。私はこれを評価しており、
中国株も、いずれ値上がりするでしょう。
日本は健闘していると思いますが、環境の変化に適応していかなくてはなりません。
70年代、日本メーカーのほとんどは米国と取引していましたが、現在はアジア諸国が中心で、
工場も海外に移転している。成熟国家として、輸出産業に依存し続けていては厳しいでしょう。