CoD4開発者「キルゾーン2を貶している360信者は黙れ」
「Call of Duty 4」開発者ニック氏が、自称CGアーティストのXbox360信者「Killzone2貶し」を徹底批判 その2
---読後---
インタビュアー「これを読んで最初にどう思いましたか?」
ニック氏「私が最初に思ったのは、これは業界の人間が書いたものではないということですね。
もし仮に業界に居るとしたら、非常に未熟な人物だと思います。非常に多くの不正確な知識や
嘘が散見されます。私はこれは業界の人間ではない人物が書いた信者論争の火種に過ぎないと思います。
この業界に本当に居るやつで『Killzone2』の技術的な功績やグラフィックの物凄さを否定できるやつは
いないと思います。」
インタビュアー「具体的に不正確な部分などを説明していただけませんか?」
つづく
「Call of Duty 4」開発者ニック氏が、自称CGアーティストのXbox360信者「Killzone2貶し」を徹底批判 その3
ニック氏
「この人物は『Killzone2』のグラフィックを『チート』だと言っていますが、
そもそも次世代機のゲームが使っている法線マップやバンプマップもチートの一種です。
実際にインゲームのポリゴンでモデリングされていないので。ライティングモデルも、
スキニングシステムっも、ポストプロセッシングも全てチートです。
より良いグラフィック、よりリアルなライティングやシャドウなどを作るためのテクニック(チート)によって
今日のゲームの進化があるわけです。ゲームのグラフィックに必要不可欠なものです。
映画ですらチートを使いますよね。実際には存在しない背景やキャラクターを3Dで作り、
実際の街の代わりにミニチュアのセットを使ったりする。メディアの進化はすべてチートによって促進されているのです。」
「Call of Duty 4」開発者ニック氏が、自称CGアーティストのXbox360信者「Killzone2貶し」を徹底批判 その4
ニック氏
「この筆者は『シャドウ・チーティング』という言葉を使っていますが、
こんな言葉を私たち業界の人間は使いませんし聞いたこともありません。
『ライトベイキング』と実際には言われています。また彼は『影を手で描いている』と言っていますが
そんなわけありません。『ライトマップ』というのをエンジンで生成します。ついでにアンビエントオクルージョンマップというのも
同時に使うこともあります。ライトマップというのをステージ(背景)のポリゴンに適用します。
ゲーム業界のほとんど全てのエンジンでこれを使用していて、『Gears of War 2』のアンリアルエンジン3も
これを使っています。」
「Call of Duty 4」開発者ニック氏が、自称CGアーティストのXbox360信者「Killzone2貶し」を徹底批判 その5
ニック氏
「また、彼はプレイヤーの武器のディテールが非常に細かいことを『腹立たしい』と言っていますが、
業界で実際に働いている人間が、ゲーム中にほぼ常に表示され、画面の25パーセントを占める武器の
ディテールを高めないわけがありませんし、疑問を呈するわけがありません。
逆に背景の中でプレイヤーが絶対注目しないような『ただの箱』を作りこむわけがありませんよね。」
「この筆者は『Killzone2』は法線マップを使っていないと言い張ってますが、私はこの時点で
彼は自分で何を言っているか全く分かっていないのではないかと思いました。この筆者は
『法線マップが使われていないのは、法線マップがCPU負荷の高い処理だからだ』と描いていますが、
これも間違いです。法線マップはGPUで処理されます。事実として、『Killzone2』では法線マップを
使っていますし、ゲリラゲームズの技術資料にも記述されています。」