PS3がタコ焼きにタコ入ってなくて週0.9万に落ち込む160
PS3が抱える問題点
http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/siliconeswatch/14/siliconeswatch14b.html ・低年齢ユーザー層を取り込む価格普及帯ではない。
・PS3に搭載する最新技術(ブルーレイディスク、Cell、HDDなどのコスト高。諸機能を削った廉価版でもまだ高い。
・ソニーのブルーレイ普及を前提として、PS3が搭載しているものは、あくまでもROMにすぎない。
・デザインはPS2と変わらず、差別化の振動機能を完全削除(これには特許問題が背景にあった)。
・PS3に比べXbox 360は、1年先行して発売され、すでに欧米市場を侵食している。任天堂のWiiとは真っ向勝負となり、形勢は極めて不利。
・ソフトウェア開発費の高騰。1本平均15億円ともいわれる。中小サード・パーティは、携帯機の開発に流れている状況である。開発を担当する企業がなく、
・開発費も回収できるのか疑問。
・超高性能ハードウェアを売りにするPS3で一番重要なものは、ソフトウェア。しかし、PS3の性能を最大限に発揮できる開発力を持つソフトウェア開発会社は、
全世界でも8社ほどしかない。
・量産モデルは、当初予定の2倍ほど容積が大きい。筐体(きょうたい)から暗示される熱問題。本体のサイズが、初期のモックアップより、一回り大きくなっている。一方、任天堂Wiiは小型であり、静音である。
・複雑で困難なCellのプログラミング。ハイレベルなマルチ・プロセッシングのコーディング技術。セガサターン時代と同じように、特殊でハイレベルなプログラムがボトル・ネックとなる。
・Cell プロセッサに予測分岐機構がなく、256KBの自己メモリ内でしか直接実行できないSPE。7基のSPE(Linuxではシステムが1基占有するため、ユーザーから見えるのは6基)。GPUを有効活用できるかどうか心配な点は、PPEの処理能力である。
・RSXは、G70の256bit接続ではなく、128bitである。PS3発売時には、旧世代GPUである。PS3は、高性能グラフィックスを強調しているが、旧世代のグラフィックス技術となる。
・グラフィックスは、OpenGL ES2.0が間に合わず独自仕様。
・PS2に採用したエンベデッドDRAMは採用せず(ラムバス社 XDRメモリを採用)。
・CellとRSXの帯域が狭過ぎる。
普及させるためには、ハードの単価を下げざるを得ない。そうすると赤字となる。