・「オプション」項目で、主人公の名前の変更(デフォルト名「サトル」)や、メッセージ内に漢字を入れるかどうか、
メッセージスピードの速さ、BGMの音量等の変更、ゲーム内メールの受信と確認、何を入力するのかは
不明ですが「パスワード」などを選択することができます。
・Wi-Fiコネクションでランダムマッチングの対戦が行えますが、フレンドコードを登録すればカードの
トレードやボイスチャットも可能となるようです。
また、Wi-Fiコネクションでのルールも1人用で選べるルールと変わらず対戦できるようですが、
「スピード」で対戦できるかどうかの確認は取れませんでした。
・もちろん、ワイヤレス通信での対戦も可能です。
・試合で貯めたポイントでカード(1パック3枚入り150P)を購入することができます。
カードは数種類の"テーマ"に分かれていて、まずは購入したいカードのテーマを選択し、次に画面内に
縦横並べて置かれたブースターパックを現実でカードを購入するような感覚で選んで購入するのですが、
買い物かごに入れてレジで精算した瞬間に自動セーブされ、これが通常のセーブと同じくらいの時間が
掛かりますので、人によってはちょっと気になるかもしれませんね。
これはブースターパックを買う前にセーブして良いカードが出なければリセット、というのを防ぐ目的がある
のではないかと推測していますが(あくまで私の推測)、そんなにしょっちゅうカードを買いに行くわけでは
ないと思いますし、また、ブースターパックのまとめ買いもできますので、特に問題はないとは思います。
尚、パックのカードを確認するとき、タッチペンを使ってパックの上部を"切って"開封するのですが、
それが微妙にリアルで、おもしろいと感じましたね。
・デッキの編集ではルール毎にデッキを組むことができ、さらにそのデッキに10文字まで個別に名前を
付けることができます(ひらがな/英字/数字/記号)
前作のGB版『カードヒーロー』については任天堂サイドもwebでの盛り上がりや人気があることを十分に
認識しており、今作はそのようなお客様には十二分に楽しんでいただける作品になっていると自負されて
おりましたが、私自身も実際にプレイしてみて、レスポンスの良さとクイックで読み込みのない快適な
ゲームプレイ、前作のカードを引き継いだ上での150枚以上あるカード、シンプルながら奥深い戦略性を
持っている「スピード」ルールの追加など、前作を大幅にフォローするカタチで純粋にパワーアップしている
作品になっていると感じましたが、逆に新規のお客様へのアプローチ(取り込み)を如何にするのか、
任天堂はかなり迷っているようでしたので、今後、どのようなパブリシティを行い、プロモーションをして
いくのか、ちょっと注目しておきたいと思います。