任天堂DS「脳トレ」に研究者から異論が続出

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347穏健派GK ◆vsREGKhSkY
久保田競(京都大学名誉教授・認知神経学 ※川島教授が京大霊長類研究所に在籍していたときの指導教官)
「脳トレは面白いゲームだが、脳の機能を高める効果については科学的データが充分示されていない。それをさも効果があるように謳っている点は道義的に非常に問題だ」
「学習療法の論文は不備な点や論理の飛躍が多い。認知症患者に効果がある可能性は充分あるが、有用であるともないとも言えない」


澤口俊之(人間性脳科学研究所長・脳科学 ※川島教授とは京大霊長類研究所時代の学友)
「学習療法は認知症患者や高齢者に有用かもしれないが、脳トレを使う健常者に同じ効果を期待するのは独断的仮説」
「20代健常者を対象とした算盤計算などでは、単純な計算より複雑な計算の方が前頭前野の血流量が増加する検証データもある」
「脳には加齢と共に向上する機能もあり、若いから良いという基準はそういう機能の重要性から一般人の意識をそらしてしまう可能性もある」
348穏健派GK ◆vsREGKhSkY :2007/11/06(火) 21:02:36 ID:maP3FpaJ0
星詳子(東京都精神医学総合研究所、脳機能解析研究チームリサーチディレクター)
「前頭前野は習熟した行動には関与しなくなる傾向があるので血流量が増えなくなる。血流量の増えないあるいは減った=脳機能が低下したとも言えない」


藤田一郎(大阪大学大学院教授・認知脳科学)
「脳トレで簡単な計算を繰り返すことで計算力が上がるのは当たり前。それ以外の能力にまで効果があるという科学的に充分な根拠は今のところ無い」
「脳の『活性化』とは脳科学では脳が働く意味なので、川島教授にウソはない。しかし任天堂が活性化という言葉を巧みに使ってさも脳に効果があるように思わせているのが問題」



>>341
簡潔になりませんでしたが、だいたいこんな内容です。