SCE共和国と任天王国とMS帝国の戦い 第3章

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806名無しさん必死だな
>>737
自らの名に負う「チンクル防御柵(ライン)」を守る
35歳の無職童貞・チンクル将軍は、今日もまた何回目かの
あくびを噛み殺した。

そうなのだ。
純粋なギャールr装備を得た共和国軍は、一部の
オ・キャク・サマー神の熱烈なご加護を得て、ここに
押し寄せるとたびたび噂されている。
だが・・・だが、今日もこのチンクル防御柵に到達する軍は皆無。
柵のはるか手前でバタバタと討ち死にしている有様。

(なぜトキメモ王子は石畳の整備されたディーエス街道を通らず
 ぬかるみや藪の多いピーエスピー街道を通過したんだろうか)

チンクル将軍は、鼻毛を抜きながら1人で首をひねっていた。
そうなのだ。23万の異名を持つチンクルラインに到達するには
ピーエスピー街道よりディーエス街道の方が絶対に楽なはずなのだ。
807名無しさん必死だな:2007/02/04(日) 00:30:30 ID:4LQL2Gag
だが、緑の勇者を遠縁に持つ彼には関係ない事ながら、
ディーエス街道の入り口には「ニンテンチェック」という名前の
厳しい関所があり、ギャールr装備の軍はなかなか通して貰えないのだった。
彼はまた今日も、誰も来ない防御柵で勝利の舞を踊るのであった。
「チンクルチンクル、クルリンパ!」

だが彼は知らなかった。
トキメモ王子の双子の妹、トキメモ姫がその関所を軽々と突破したこと。
ディーエスの王道を驀進し、チンクル防御柵に迫り来るかもしれないこと。

更に、もっと悪いニュース。
どき魔女裁判(仮)将軍までもが関所を突破しそうなこと。
この防御柵までは来ないかもしれないが、純粋なギャールr装備の
軍がその後に続いてディーエス街道に押し寄せるであろうこと。

将来、チンクルラインが天下の堅城と呼ばれるか砂上の楼閣と呼ばれるか
誰も知らない。だかチンクル将軍は今日もルピーに埋もれて
呑気に遊び暮らしているのであった。