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日本経済新聞 2006年12月18日 企業2面11版:
マイクロソフト 国内苦戦の「Xbox360」 巻き返しへソフト拡充
マイクロソフト日本法人が日本で昨年発売した家庭用ゲーム機「Xbox360」の巻き返しに乗り出す。
学生やベンチャー企業でも簡単にゲームが開発出来るソフトを無償で提供。ライバル機種「プレイ
ステーション3(PS3)」などが相次いで市場に出て、競合環境が厳しさを増している。人気ゲームソフト
の確保で販売増につなげる。
〜ファン拡大策 個人に無償開発ソフト〜
ゲーム開発用ソフト「XNAゲームスタジオエクスプレス」の無償配布をネット経由で始めた。ゲーム
開発にはこれまで100万円以上する専用機器やソフトが必要だったが、市販のパソコンと無償ソフト
だけで、Xbox360向けのゲームが簡単に作れるようになる。
開発したゲームは企業や個人が自由に販売出来る。自作のゲームをネットなどで公開して、収入を
得ることが可能だ。東京大学など世界で約30校が授業などに採用を決めており、ゲーム開発者の
すそ野を広げて対応ソフトを増やす。
>>288 パソコン向けのゲームでは個人やベンチャー企業が作ったゲームがヒットするケースも多い。個人
でも開発しやすい環境を整え、新鮮なゲームを掘り起こす。
Xboxは世界の販売台数が年内にも1000万台を達成する見通し。任天堂「Wii」やソニー・コンピュータ
エンタテインメントの「PS3」に一年先駆けたことが好調につながった。
だが国内は人気ソフト不足に知名度の低さが加わって不振。昨年12月の発売以降、推定販売台数
は約20万台と伸び悩んでいる。今年11月に本体価格を1万円引き下げた廉価版を発売したが、任天堂
の「Wii」が国内で発売後二日で37万台を売ったのに比べると、動きは鈍い。
>>289 ゲーム会社も対応製品に意欲
低迷脱出の手段として、ソフト会社に対してPS3などと同じゲームを販売するように呼びかけを強める。
セガが人気シリーズ「ソニック」の新作を21日からXboxとPS3に提供するなど、ソフト会社の動きに変化
も出てきた。
Xboxは年末商戦では健闘しており、「以前のように一機種だけが独走する環境とは違う」と見るソフト
会社も増えてきた。ソフトを複数社に供給すれば、販売本数が増やせるメリットも出てくる。
「今はお客さんがどのゲーム機が勝つか見極めている状態」(流通関係者)。混戦状態のうちに存在
感を高めなければ、ライバルに遅れをとりかねない。
(日経新聞朝刊より転載)
…論点が微妙なのは、ゲームソフト業界の『株主向け』にコラムが展開してる性w
スキャナーがないんでうpできないが、ゲーム機の月刊販売台数で、初めて
『Xbox360』と、PS2とPS3の販売台数が急接近してるのにはワロタ
「PS3の販売台数急落」は理解出来るとしても、PS2も販売数が純減してる…