■ 脳トレブームは間違えている
ソニーの佐伯氏は、PS3のコンセプトについて説明するとともに、
現在のDS、脳トレブームを厳しく批判した。
佐伯氏は、「PS1のスタート時はどれくらい評価されるか分からなかったが、狙いは当たった。
PSのあるライフスタイルを作った」と、これまでのPSの事業を振り返った。
さらに、FF13のムービーを挙げ、「これらが本当にきれいに観られるのはPS3だけ」とアピールした。
さらに、家電量販店でのPSPの扱いについて、
「こんな庶民の小汚い売り場でPSPを扱うのは難しいとでもいいたいのだろうか。
PSブランドのPSPが冷遇されるのは、我慢できない。今のDS・脳トレブームは間違えている」と批判。
「こんなゲームもどきで、日本人はおかしなぐらい買っている」と、現状を憂いながら、
「ファイナルファンタジーならば、PSシリーズを買えばいいのに、
棒(タッチペン)なんか片手にゲームなんかできるか?
グラフィックより知育です? ふざけんな」と厳しく批判。
さらに、Wiiについては、「HDじゃなくSDであり、粗が出ている。
これは子供の成長阻害の要因になる。明らかに健康上の懸念がある。
その醜悪な画像を相手に棒を振り回してるだけなのをゲームと名乗られるのは許せない」と非難。
一方のPS3については「PS3が真のデジタルエンタテインメント。
Wiiは視覚的、生理的に無理がある。妊娠という気持ち悪い信者もいる。
PS3は安心できる映像とエンタテインメントを実現している」とアピールし、
「真っ白な心で、この次世代コンピューターを買ってください」と説明した。