Cell 33

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294名無しさん必死だな
第2回 IBMの激昂(要約)

00年4月末東芝の斎藤は、SCE&IBMとのミーティングに
向かう電車にいる中、前年の夏の事を思い浮かべていた。
その頃、斎藤はIBMのオースティンのMPU開発部門を
訪問していた。最先端技術の開発動向の情報交換、
並びにSCEの意向を受けた形で、次世代CPUを共同開発する
パートナーとして適切かどうか感触を探るというもの。

実際、IBMの技術者と意見交換すると、東芝技術者と
考え方の大きな隔たりが感じられた。それは民生機CPUを
手がける東芝とサーバ機CPUを手がけるIBMからくる
もの。SCEには「共同開発には相当の困難が予想される」
と報告した。

更に続く