任天堂がおかしくなったのは横井vs宮本の権力闘争?
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http://mentai.peko.2ch.net/ghard/kako/970/970944911.html から内部告発を転載
元社員の話@
掲示板を、読ませていただいて、感じている事なのですが、投資家のみなさんの中には、任天堂の本質をよくご存知ない人が、多いようですね。
少なくとも、私が在籍しておりましたころの任天堂は、裏ではかなり、悪どい事をしておりました。
ここで、すべてを揚げる事はしませんが、例えば、業者に対しては、見積もりは100万個単位でとって、実際の発注は、同じ価格で、1〜2万個だったり、
ユーザーに対しては、故障で帰って来たスーパーファミコンの、基板を修理して、ハウジング(外見)だけ換えて、新品として販売したり、ある意味、食品ではありませんが、雪印乳業と変わらない事をしていました。
しかし、中には、それらの行動に憤りを感じる人達もいましたが、そのうちの多くの人達は既に、任天堂を去っています。
例えば、ゲームボーイの開発者で、元開発一部部長の横井軍平氏や、スクウェア副社長の坂口氏などです。
これは、私の感じるところですが、このような会社が、高い評価を受けるようでは、この日本の将来も危ういのでは、と思います。
やがて、任天堂にも天罰が下ることでしょう。
元社員の話A
私の投稿に対する数々の意見ありがとうございます。
まず、言っておきますが、私は事実以外の何も述べておりませんが、どうして、事実を述べる事で、民事上あるいは刑事上の責任追及があるのでしょうか?
その事を、世間に隠してきた企業に対する責任追求はどうなるのでしょうか?
個人名を出すのがまずければ、今後はイニシャルでで投稿させていただきますが、文藝春秋に横井氏の退社の理由をどう書かれているか知りませんが、そんな本に本当の理由が書けると思いますか?
あなた方は任天堂の横井氏に対する扱いがどのようなものだったのか知っておられるのですか?
特にバーチャルボーイの失敗の後はひどいものでした。
しかも、仮にも、今の任天堂を背負っているゲームボーイの開発者が取り締まり役にもなれず、竹田氏のように何の功績があったのか分からない人物が取り締まり役に就任しているような人事制度、
会議では社長に対して誰一人として、反論でき無い社風、これが、日本を代表する企業の姿なのでしょうか?
反論のある方はお待ちしております。
元社員の話B
返信をどうもありがとうございます。
この掲示板を結構多くの人が読まれているようで、ありがたい限りです。
それでは、返信に対する回答ですが、いくつかに答えさせていただきます。
まず、バーチャルボーイの失敗後の任天堂の横井氏に対する扱いですが、その当時開発一部で抱えていた仕事の多くは他部署へ移管されて行き、開発部員も、次々と配置換えが行われ、部員数を減らされ、仕事の無い状態に追い込まれていきました。
いわゆる、飼い殺しの状態でした。
部員に対する部長、課長の気持ちは容易に想像できるとおもいますが。
その後横井氏は自分の同士を引き連れ、任天堂を去り、「コト」を興し、ワンダースワン、グンペイの開発を行ないましたが、その発売を待たずして、友人の車に乗車中に、高速道路での事故で、お亡くなりになられました。
少なくとも私は、バーチャルボーイの失敗以来、横井氏の笑顔を見たことはありませんでした。
次に、私の正体ですが、みなさんもよくご存知のゲーム機を2機種程、設計させていただいた者です。
それから、このような主張は、株価には関係無いとおっしゃられている方がおられたようですが、本当におめでたい方だと思います。
会社の業績や株価はどうして変化するのでしょうか?
会社は生き物ではありません。組織です。そして、その中での人間の活動で変化するものなのです。
そして、人間の活動は損得だけで、左右されるとは限らないのです。あなた方は、小説を読むのに、登場人物の設定をまず、読みませんか?
設定いわば会社の社風(人間で言えば性格)を知らずして、投資をする事は言わば、盲目博打のようなものだとは、思いませんか?
まあ、宝くじでも3億円当たるのだから、儲かる事もあるでしょう。
まあ、せいぜいがんばってください。
また、意見がありましたら、お願いします。
元社員の話C
任天堂に対する世間一般の評価は、株価が表している通りだと思いますが、任天堂内部について、書かせていただきますが、ここから先の内容は、事実と私の個人的意見が入っていますので。
まず、社長についてですが、奥さんは腰の低い方で、一般社員に対しても、おじぎをしてあいさつされるような、かなり出来たおかたで、現在の社長の現状も奥さんの力によるところが大きいように思えます。
それから、社長の山内氏はみなさんもご存知のように、ワンマンで、強情で、言い出したら聞かないところがあり、そのために、数々の失敗をされているようです。
例えば、3DOで失敗した松下電器とソニーを同じ電機会社と勘違いし、ソニーとの契約を一方的に打ち切り、かつては、共同開発していた「プレイステーション」を敵にまわしてしまった。
それから、「スーパーマリオRPG」を開発してもらったり、毎月、副社長が、わざわざ京都の本社の開発棟の社長室まであいさつに来られる程仲の良かったスクウェアまでも、ソニー陣営に取り込まれてしまったり、
その結果、ドラクエまでもプレイステーションに移ってしまった。
しかし、社長には、社員に対する思いやりも、あります。
例えば、夏冬2回のボーナスの時には勉励金といって、社員全員に1万円の現金がボーナス以外に配られます。(ただし、このお金はどこから出ているのか?所得税等がかかりません。)
又、正月には、あいさつの後、お年玉といって、全員に5千円が配られます。(ただし、こちらは、1月の給料時に所得税等がひかれています。)
けれども、時には、訳のわからない事を言い出したりもします。
例えば、「開発棟一階のトイレは社長専用だから、使用禁止。」だとか、「階段が傷むので、階段は使用禁止、エレ-ベータを使う事。」等です。
それから、社長は、週休3日制で年給与は7億円(1996年時点)らしいです。
昼食は、いちばん弁当の700円弁当が多いようです。(ちなみに、一般社員は330円弁当が多いようです。)
このような社長ですが、1992年ころから、社長室の前でふらついておられるのを、見かけるようになりました。
個人的には、引退が近いのでは。と思われます。となると、後継者ですが、私の考えでは、娘婿でNOA(Nintendo Of America)の社長である荒川氏か、入社5年目になる息子あたりでしょうが。
社長が交代しても、ソニーとの関係修復はありえませんが、頭を下げれば、スクウェアとの関係修復はあるかもしれないところです。
ただ、最近、入社5年目の息子が父親の態度に似てきたのが、気がかりです。
それでは。
元社員の話D
ご質問の件ですが、部室内ではすでにキューブ用のソフトは動いていますが、発売日については、任天堂64の在庫状況を考慮して、営業部が決定すると思われますので、どうなるかは今の段階ではわかりません。
それでは、今日は、開発系部署について、書き込ませていただきます。
任天堂には、開発第一部、開発第二部、総合開発部(元開発第三部)、情報開発部、開発技術部と5部署があります。
まず、開発第一部ですが、ここは、ゲームボーイの開発者の横井氏が元部長だった部署です。
しかし、横井氏が多くの同士である部下を引き連れて、任天堂を去った結果として、今では、すっかり落ちぶれてしまっているようです。
今の部長は、出石氏ですが、開発能力は未知数としか言いようがないです。
現在30名程の部員がいますが、ゲームボーイ向けの仕事は開発技術部に取られ、開発能力、開発費(ちなみに開発費は部員一人当たり1日1000円らしいです。)ともに不足気味で、この状態がいつまで続くことやら。
それから、開発第二部ですが、この部署は、もともと、ファミコン、スーパーファミコン等を開発した部署です。
部長の上村氏は電機メーカーから任天堂に引き抜かれてきたらしいです。
以前は、部員数も60名を超え、開発部一の部員数と開発能力を誇ったこの部署ですが、サテラビューの失敗あたりから、部員はあちこちの部署に引き抜かれ、
新型ファミコン、新型スーパーファミコンの仕事も開発技術部に取られ、今や、部員数は14〜5名程度となり、これ以上ない飼い殺し状態です。
いつまで、上村氏ががまんできるかが見ものです。
個人的には、ソフト以外のヒット商品が出るとすれば、この部署あたりだと思うのですが、開発費及び開発能力をここまで削減されては、いかがなものでしょうか。横井氏と同様の結果にならなければ良いのですが。
それでは。
元社員の話E
続いて、総合開発部について書き込みさせていただきます。
この部署は元の開発第3部であり、開発部署内のソ連か?北朝鮮か?と思われるほどソフトを開発しているのか?ハードを開発しているのか?
外部からは良く分からない部署でした。
それが、開発第1部、2部の失敗に乗じて、任天堂64を開発してから、開発部署内で、幅をきかせているようです。
この部署の部長の竹田氏は、なぜだか上からの受けが良いようで、取締役になっていますが、反面、部下に対しては、最悪です。
部下に色々と質問をしてきますが、その回答が部長の気に入らない時には、「君には、そんな回答をしてもらおうとは思っていない。」と勝手に怒り出し、もう手が付けられないらしいです。
任天堂内で彼は、一応「人間の屑」という事で、通っています。
ただし、彼に、もし気に入られると、出世はかなり早いらしいです。
現在、この部署には約50名の部員がいますが、そんなこんなで、皆、部長の機嫌取りに追われて、仕事どころでは無い様です。
今は、キューブの開発をしていますが、任天堂64も、決して成功とは言えない結果に終わっていますので、キューブの結果によってはあるいは、・・・・
続いて、開発技術部について書き込みさせていただきます。
この部署の部長O氏は、以前、開発第一部の副部長でありましたが、部長の横井氏と対立して、それが元で、開発第一部から独立し、1992年に開発技術部を作りました。
過去の実績としましては、ニューファミコン、ニュースパーファミコン等を開発し、現在は、開発第一部からゲームボーイ関係を受け継ぎ、ゲームボーイアドバンスドを開発しています。
ただ、ここの部長は、はっきり言って、開発と言う物が分かっていない、例えば、パソコンのワープロ用のソフトにニューバージョンが出ると、部員全員の分を買ったりして、せっかくの開発費を使ってしまい、製品の試作品の作成費を節約する始末です。
どちらかと言うと稟議書の作成等がうまいので、個人的には、おとなしく、稟議書の作成でもしていてもらった方が、会社のためだと思うのですが。
まあ、ゲームボーイの改良版ぐらいなので、会社もこの人に任せているのでしょうが。約50名の部員はどんな気持ちで、この人に従っているのか?
それでは。
元社員の話F
それから、情報開発部ですが、今はあのスーパーマリオブラザーズの開発者宮本氏が部長をつとめております。
この部署今や部員数は約160名で、その他アルバイトのスーパーマリオクラブを入れると200名にものぼる人数です。
宮本氏は任天堂の部長の中では珍しく、ユーモアがあり、部下の意見も聞いてくれる河童に似たスキー好きのおっさんです。
しかし、スーパーマリオ以来、「さすが、宮本氏だ。」と言われるような作品は作っていませんが、ソフト会社からの売り込みのソフトの中から、ポケモンを選ぶあたり、まだまだソフトを見る目は確かなようです。
部下からの信頼も厚いようですし、任天堂内でも彼の悪口を言う人は見た事がありませんし、個人的には、取締役として、唯一、納得のいく人物です。
この部署を見ていると、任天堂の他の開発部署はつぶして、この部署で、ソフトだけを開発している方が、効率も会社の評価も上がるような気もしますが、おそらく、任天堂は、自社のハード用ソフトしか作らないでしょう。
それが、任天堂の社風です。
又、株主の方々は、ご存知でしょうが、一度上げた配当を減らす事も絶対と言っていいほど無いでしょう。
例え、会社の業績がどんなに悪くても。
以前は、業績の悪い年には、決算前に商品を大量に売り込み、決算後に買い戻す等してましたが、最近は、業績が良いので、そんな事はないでしょうが。
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任天堂元社員の内部告発:04/11/29 00:56:45 ID:/ZunzbM3
どんなに粉飾をしても、業績を良く見せようとするあたり、個人的には、かなり、恐ろしく感じるのですが。
そして、社長が交代したとしても、その社風は変わらないように思えるのですが。
今振り返ってみると、プレイステーションが発売された時に、任天堂の時代は終わったと思いました。
しかし、奇跡的にもポケットモンスターという大ヒットソフトが出ました。
これは、運を天に任せると言う意味の任天堂だから、この、苦境の中で出てきたのだと思います。
しかし、ポケモンのブームも終わる時が来ると思います。
その時、ソフトメーカー、下請け工場、従業員等をいじめに、いじめてきたこの任天堂に、再び奇跡は起こるのでしょうか?
数々の奇跡的ヒット作が出ていた頃と、今は下地が違うと思うのですが。
天は任天堂にどのような判断を下すのか?
まさに、それが、天罰だと思うのですが。
それでは。
※原文では 横井氏=Y氏 宮本氏=M氏 荒川氏=A氏 出石氏=I氏 竹田氏=T氏 上村氏=U氏 となっている。
※ゲーバー板は長文規制が異常に厳しいので、転載には苦労した。