任天堂:後継機「レボリューション」開発を言明 「異質な商品」目指す
任天堂の岩田聡社長は、都内で開いた経営方針説明会で、
家庭用ゲーム機「ゲームキューブ」の後継機としてのコードネーム名で「レボリューション」と
呼ばれる機種を開発中であることを明らかにした。従来のゲーム機の延長線にない「異質な商品」が開発のテーマだという。
岩田社長は、2画面、タッチパネルディスプレーを搭載した新型携帯ゲーム機
「ニンテンドー・DS」(年末発売予定)を例に挙げ、アイデアに工夫を凝らす方向で開発していると発言した。
「性能、容量、画質をアップさせた後継機を出せばユーザーが喜ぶ、という昔の『黄金法則』は通用しない。
我々が求めているのは『次世代のゲーム機』でなく、『次世代のゲームプレー』だ」と話した。
具体例については、他社へのアイデア流出を避けるため、明らかにしなかった。
「レボリューション」は、来年5月に米国で開かれるゲーム展示会「E3」で展示する予定。
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/news/news/2004/06/09-1.html