■■ 速報!@ゲーハー板 ver.308 ■■

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◇台湾の半導体受託生産会社、米社と関係強化

 【台北=山田周平】台湾のファウンドリー(半導体受託生産会社)大手2社が相次ぎ米社との関係を
強化する。台湾積体電路製造(TSMC)は米マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」次世代機の半
導体チップ製造を受託する。一方、聯華電子(UMC)は米ラムバスから、パソコンなどで半導体チッ
プ間の高速データ転送を可能にする技術を導入した。中国の新興ファウンドリーなどに対する受注
競争力を高める狙いだ。

 TSMCは回路線幅90ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の最先端技術を使い、次期Xbox用の
半導体チップを製造することでマイクロソフトと合意した。Xboxの半導体は主に機器全体を制御す
るMPU(超小型演算処理装置)と画像処理チップで構成する。

 マイクロソフトは2003年、次期XboxのMPUで米IBM、画像処理チップでカナダのATIテクノロジ
ーズと協力すると発表済み。IBMは半導体工場を持つため、TSMCが製造を請け負うのは画像処
理チップのもようだ。
141( ○ ´ ー ` ○ ) はスバラシイ:04/04/23 07:34 ID:he8n+C7X
 TSMCの顧客企業は日米欧の総合半導体メーカーか、ATIのようなファブレス(工場無し)の半導体
会社が大半を占めている。マイクロソフトのような大手ソフト会社と直接契約を結ぶのは珍しい。

 マイクロソフトも半導体に詳しい技術者を抱えており、ATIの協力を仰ぐ形でTSMCと新チップの
仕様などを詰める意向と見られる。半導体部門を持たない会社がファウンドリーと直接協力する先
例となりそうだ。次期Xboxは今後2、3年以内に発売されると見られる。

 UMCはラムバスから、半導体チップ間のデータ転送速度を高める技術を導入した。「PCIエクス
プレス」と呼ぶ最先端規格でのデータ転送を可能にする。パソコンに搭載されたMPUと画像処理
チップの間のデータ転送の高速化などを想定している。