インベーダーブームの頃をリアルタイムで経験していないやつに
当時の時代の空気を言葉で説明するのは難しいんだが…。
ビデオゲームというものができたばかりの頃は、
パクリとか違法コピーとかいう概念そのものが存在しなかった。
PCで動くインベーダーのソースコードが、堂々と雑誌に掲載されたり、
パックマンのパクリPCソフト(というか、パックマンそのまんま)
を作ったやつが、同じくそのプログラムを雑誌で公開したり、
それをだれも不思議には思わなかったし、悪いと思うやつもいなかった。
そういう時代だったんだよ。
しかし、ゲームが産業として大きくなってくると、
さすがにそれではまずいだろうということで、
「コンピューターソフトも著作権の保護対象にしましょうね」ということになった。
そういう経緯を知らずに、当時の山内の片言隻語をとらえて、
パクリ容認とか批判するのは、間違ってるような気がするけどな。