◆ゲーム雑誌早売り総合スレッド　2冊目◆

ファミ通攻殻機動隊 ７７８７
あらじ
充実のムービー、ハッキングといったシステムなどにより、
原作をしっかり意識させてくれる。操作感覚がよく、
高低差のあるフィールドを駆け回るのは気持ちいい。
戦闘や各種アクションで工夫できるところが多々あるだけに、
スコアやランクの類がないのは少々残念。
キッシー
一見『メタルギア』風ながら、じつは戦闘の比率がかなり高め。
敵の体を乗っ取るのはいかにも『攻殻』的でエエんですが、
撃ち合いで斜線が見かけと微妙にズレとるように感じました。
また、一発死に近い局面も多く、セーブポイントも少なめなんで、
難度は高めになっとります。

マリア
いかに攻撃をくぐり抜けて敵を殲滅するかを、つねに思考して
作戦を練るのが楽しい。またアクションは多彩で操作性はよく、
先へ先へと進みたくなる。特殊技があったり、壁ジャンプを
多用するため、やや難しいけれど、チュートリアルもしっかりしており、
意外とすぐ慣れる。
羽田
ムービーは原作のファンなら一見の価値アリで、CGで表現されている
キャラクターが魅力的。本編のアクション部分は、武器の使い分けは
楽しいが、ステージ数に対して、ストーリーの密度が薄い印象。
また、高低差は味わえるものの、全体的にマップ構成が粗く感じられたりも。

オススメのとこ
ストーリーとアクションがバランスよく楽しめる感じ。
ただ、繰り返しになるけどスコアやプレイを評価してくれるシステムが欲しかったな。

初回の難度は非常に高いものの、敵配置や対処を覚えることである程度は
緩和されるタイプ。士郎ファンとしてはもっと多くの敵を乗っ取れれば．．．．．．
とも思いましたが。

ストーリーやキャラクターの見せ方がうまく、独特で洗練された世界観に
引き込まれました。

原作を好きなら『攻殻機動隊』のムービーはぜひ。

ファミ通PS2 ７７９８
雰囲気は良いんだけどなぁ……。初期「トゥームレイダー」なみに
凶悪な地形とボタンをフルに使う操作性は厳しすぎるのでは。
左右スティックを使っての移動は視点が不安定になるので、せめて
ロックオンや視点リセット機能などがないとアクションが苦手な人には
敷居が高すぎるかも。

描き込まれた背景や充実した用語辞典など、原作への思い入れが
感じられます。キャラのアクションが非常に多彩で、ハッキングの要素が楽しいです。
ただ、難度はかなり高め。敵の強さもそうですが、マップ自体が少々意地悪。
ちょっと突き放されたような感じがしてしまうかも。

全部のボタンを使い、操作がやや複雑ですが、慣れてしまえばむしろ快適な。
『サイレン』ぽい仕掛けがあり、通常のFPSとは違う味付けになっているのが
いいですね。イヤらしいジャンプ系アクションなど、難しい場面の近くには
コンティニューポイントがあるのも親切設計です。

こちらもこっそりスパイ系のゲーム。独特のキー操作はちょっと戸惑うが、
ハッキングをゲームシステムにうまく溶け込ませたり、素子の常任離れした
体術などの原作の設定、雰囲気をうまく活かし再現している。
とにかく難度が高いので、覚悟は必要。外国人向けなのかもね。

オススメのとこ
予想を裏切ってくれたのが『攻殻機動隊』。決して親切な作りとは
言えないんだけど、意地悪さがステキ、みたいな。原作は全然知らないですが、
純粋にゲームとしておもしろいと感じました。マゾ気味なアナタに。

スパイアクションの新たな方向性を作り出しています。
ゲームとはあまり関係無いけど、ステージのカッコよさにシビれました。