カプコン、任天堂重視の戦略を見直し
カプコンは任天堂の家庭用ゲーム機「ゲームキューブ」に高い比重を置いていたソフト戦略を見直す。
キューブ普及の伸び悩みを受け、キューブ専用に開発を集中させず、他メーカー向けにも供給先を広げる。
同社はソフト開発で最も任天堂に協力的と見られていただけに、任天堂のキューブ戦略に大きな影響を与えそうだ。
まず、看板ソフト「バイオハザード」シリーズのキューブ向け独占供給体制を見直す。
同シリーズは平均開発費用が5億―10億円規模にのぼるものの販売が振るわず、
最新作は142万本の出荷計画が112万本にとどまるもよう。
[4月4日/日経産業新聞]
http://it.nikkei.co.jp/it/news/newsCh.cfm?i=2003040307844j0