では、こんどはメックアサルトの笑劇詳細。
・ジャンル&システム:
メックの世界設定を借りたハイスピード3Dシューティング。
平行移動と、胴体旋回を左右のアナログスティックで行い、
トリガーキーで撃ちまくる単純仕様。撃ちまくったりジャンプジェットを
多用するとヒートゲージが貯まり動作に支障をきたすので、
川にメックを突っ込ませたり、物陰に隠れてメックを冷ましつつ
進んでいく。火器はある程度射撃補正がかかるようになっているが、
しっかり狙わない確実なヒットは望めないようになっている。
ゲーム展開:
キャンペーンモードを選ぶと、しょぼいムービー、ブリーフィング(ミッション説明)
を経て、任務選択をし、選んだメックに乗り込んでミッション開始。
初っ端から歩兵がわらわらと群れで突貫してくるところにメックを
何気なく突っ込ませると
「AHAAAA!!」「Noooo!!!」
いきなり残虐行為手当が配給される(w
そして衝撃の設定、アイテムを拾いながら各火器を3段階まで
レベルアップさせる仕様(´Д`) エート、もうメックじゃないよね、これ。
グラフィック:
普通、ホントに普通。Xboxならではという印象は薄く、どちらかといえば
PCゲームの感覚に近い。一部の爆破エフェクト等はむしろチープ感
すらある。ただし建物の破壊演出はかなり派手、殆どの建物が破壊
可能なので、建物を縦にして戦っていてもやがて防壁が無くなってしまう
緊張感はスリリング。
対戦:
かなり熱い。単純な操作で各火器を素早く切り替え撃ちまくるという
ゲームシステム自体が、対戦を前提に作られているので、操作感覚
にストレスを感じずに対戦に専念できる。
対戦のコツとしてはマップを把握し、アイテムを素早く回収して
火力アップを図りつつ、アイテムを持って調子に乗ってる敵メックを
倒してアイテムを奪いつつ…とまあよくある対戦ゲームのノリと変わらない
ので新鮮みという点では劣るが、15分単位のセッションを
簡単に参加して即対戦という窓口は気軽に対戦をすぐに遊びたい人には
もってこいの作りになっている。
国内から北米Liveに接続した感覚ではボイチャが途切れることがあっても、
ゲームの進行をそこなうようなラグは体験しなかった。
シングルプレイのみを見ると地味な感じがぬぐえなかったが、
8人のバトルロワイヤル状態でもスムーズに遊べる
ロボットで撃ちまくるネット対戦ゲーム、として捉えれば
メックアサルトはかなり好印象を持つことが出来た。
メックシリーズとしては異色なタイトルになったが
このテンポの良さは対戦ゲームとしては歓迎すべき変化と見るべきかと。