【ASUS】PS2,中国生産請負先が決定【テクノロジー】

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9タイプ魔
宮本茂さんの巻
ゲームキューブのクリエーターにお話を聞くこのコーナー。最終週は
宮本茂さんにご登場いただきましょう。
 
━━まずは『マリオサンシャイン』についてお聞きしていきます。
宮本 はい。けど、E3まではしゃべれないんですよ。
ヨーロッパでの発表のときも、事前に広報から、”これをしゃべっちゃダメ!”
っていうリストが渡されていて、それを暗記してしまったくらいですから(笑)。
━━それは、どういうふうに書かれてあるものなんですか(笑)?
10続き:02/03/24 03:57 ID:m6v4c7Cd
宮本 「ステージの数とプレイ時間については言っちゃダメ」、とか。
━━ということは、逆に言うとプレイ時間とステージ数はすでに固まっていると
いうことですね。
宮本 そうですね、あ……え〜と。
━━(笑)。『マリオサンシャイン』は、『マリオ64』に比べて遊び手の感覚が
大きく変わってきますか?
宮本 正直、完全にフィックスするまでわからないんですけど、処理速度が上がって
秒間フレーム数が増えましたから、かなりてきぱきと快適に動くんですよ。ファミ
コンがスーパーファミコンになったとき、横スクロールが圧倒的に快適になりましたよね。
ああいう進化を想像してもらうと。
11続き:02/03/24 03:57 ID:m6v4c7Cd
━━3Dの『マリオ』がすごく快適にグレードアップするというか。
宮本 そうですね。これまでは、3Dの寂しい景色をいかににぎやかに見せるかと
いう部分で苦労してましたけど、今回はたくさんのものが描けて動かせますから、
カメラなんかもおおらかに動かせるんですよ。だから、好きな場所に自由に行ける
作りになってますね。
━━なるほど。物語の設定をもう少し詳しく教えてください。
宮本 基本的に誰かがこの場所を汚してるという設定です、たとえば街にある
落書きを消して回る。けど、ただ掃除するだけじゃつまらないので……いろいろと工夫を。
━━落書きを消すというのは、最初からあった設定ですか?
宮本 落書きのシステムから作り始めたんですよね。そもそもは、『マリオ64』のときに、
真っ白いクリボーがいて、そこにペイントして顔を描くという企画があったんです。
そういうところからいろいろと実験していて、いまは街の床全体の絵を消したり、いろいろと
自由にできるようになってます。それをどう使うかっていうのが、これからの仕事なんですけど。
━━3Dの『マリオ』を基本にしつつ、かなり新しいフィーチャーが。
宮本 うん。だからアクション自体は基本の『マリオ』を継承して、そこに落書きの
システムがプラス。
12名無しさん必死だな:02/03/24 03:58 ID:m6v4c7Cd
━━以前、ゲームにおいて、アクションの難度をあまり上げたくないとおっしゃってましたけど。
宮本 うーん。でも『マリオ』に関しては、それを克服するのが楽しいっていうゲームなんでね。