■■ 速報!@ゲーハー板 Ver.11■■

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NIKKEI TELECOM21より
スクウェア、映画制作費回収めど立たず中間連結最終赤字133億円に

スクウェア(9620)は22日、2001年9月中間期の連結最終損益が、
従来予想の28億円の黒字から133億円の赤字(前年同期は22億円の黒字)になったようだと発表した。
同社のゲームを題材にした映画「ファイナル・ファンタジー」の制作費回収のめどが立たないことから、
映画やスタジオ向けに合計164億円の引当金を計上することが主因。4.5円を予定していた2002年3月期末の配当も取りやめ、無配を継続する。
収益建て直しへ本業のゲームに注力するため、
集英社との合弁設立も当面見合わせる。
 中間期の売上高は従来予想の375億円から197億円(前年同期比56%減)に、経常利益を54億円から53億円(同23%増)に下方修正した。
これまで連結子会社だったデジキューブ(7589)を、社長派遣の取りやめなど支配力が低下したため、
持ち分法適用会社にしたことが影響した。
 中間期の赤字計上に伴い、通期の経常損益見通しも16億円の黒字から12億円の赤字(前期は26億円の赤字)に、
最終損益も7億円の黒字から177億円の赤字(同31億円の赤字)に下方修正した。
 同社は増資引き受けで第2位株主となったソニー・コンピューター・エンタテインメント(SCE)の支援も得て、当面、ゲーム中心の再建を図る。
このため集英社との合弁設立見送りに加え、
来年春に開始予定のオンラインサービス「プレイオンライン」上で集英社の「週刊少年ジャンプ」を提供する計画も見合わせる。