■■ PC Watch認定! 任天堂はいやらしい!! ■■

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164なるほどね2
AV機器の方に ちょっと予想を書いたんだけど こっちの方がおもしろそうなので報告しま〜す。
私もケーブル分解して信号を見てみました。任天堂さんのおっしゃっている事は嘘ではありませんでした。
コネクタのピン数は22pinだけどそのうちビデオ用データが8ビットです。
これはデジタル画像をかじった事のある方ならご存知の4:2:2のYCbCrデジタルフォーマットです。
この場合クロックは通常27MHzで送るんだけど MacronicsのICへは54MHzが入っている。
54MHz単位で4:4:4も考えられるけど データの最小単位が27MHz幅なのでおそらく4:2:2ですね。
で IC内部でフィルタをかけて 54MHzでオーバーサンプリングしていると思われます。
DACのbit数はわかりませんが IC内部で多少なりとも信号処理しているなら 10bit DACも考えられます。
また、カップリングコンデンサもケーブル内に入っています。
GC本体から コンポーネント系部品を全部ケーブルの中にいれるという事でコストダウンを図っているようです。
面白いのは コネクタからは 48kHzとデジタルオーディオデータらしきものが出ている事です。
この信号はICに入っていません。 即ち 使っていないけれど デジタルオーディオ信号もコネクタからは出ている
わけで 任天堂さんの「デジタルAVコネクタ」には 全くのいつわりはないようです。

なお 松下の「Q」のが 同様の構成をとっていたら ゲームはコンポーネントで出すが
DVD Videoは出せない理由が明確になります。 4:2:2などの簡単なデジタル映像出力
では コピープロテクションがかからないため 映画を出力するわけにはいきません。
簡単に しかも デジタルで吸い取られてしまいますからね。

いずれにせよ コンポーネントのマクロビジョンなんて(525Pも含めて)プロテクションの
意味をなしていないので ややこしいことに巻き込まれないように わざと DVDは
コンポジット(CVBSやS端子)のみ と されたんではないでしょうか?
テレビに 大変依存しますが S端子でも かなり きれいにみれますからね。

以上 あ〜 すっきりしてよかった。