乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ7

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6141/2
609な者です。
攻略対象6人のENDを一通り終えた。
淡々としたレビューですまん。いくぜ。

衝撃が始まった。→インストに2時間=PCの熱さがハンパない。この時点で不安が漂う。(データは全て他へ保存したが、こえぇ)
恋人を選択してスタート。→前の「エンパイア」のエンディングそのままの繰り返しからの始まり。=無駄に長い。コレを省けば容量はかなり減ったはずである。なぜ繰り返したのだと問いたい。
クエストや賄賂など、前作から変わったことについてのグダグダ説明=(「ポケットが増えた。贈り物が出来なくなった。御前試合がなくなった。)=一行で説明可能な内容である。
この時点でやる気が削がれ始めるプレイヤー。だがクソゲハンターとして、ここは踏ん張りどころだと己を奮い立たせた。

クエストの悪夢再び→主人公が前よりレベルUPしているからと、理不尽なクエストの難しさUP。=敵の組み合わせ多種多様化・連戦など。
前作でも学んだが、これはクエストゲーだ。そう思って無心に、劣化したドラ○エモンスター達を倒していた所、なにやら……
前作は10戦してご褒美のように恋愛イベント1回のように割合1/10だったが、今回は1/15ぐらいのようである(だいたい)
大して甘さもないグダグダイベントだが、遠のいたと思うと感慨深……ということはなんだ?イベント数の減少か?!
クエストを難しくしておいて恋愛イベントを減らすという、乙女ゲではやってはいけない、なんというアペンドクラッシャー。おそれいったぜ。

書き忘れていたが……スタート時点では、まさかの一文無し。(目を疑った。いやいやいや、主人公…おま…偉い立場の人間なんだろ?金を持て!)
最初の装備(=回復薬など)買わせろ。前作ではいくらか持っての始まりだったはずなので衝撃が走った状態での、クエストゲーに入ったプレイヤーは多いはずだ。
もちろん、クエストと幼馴染のフリーズも健在だ。己は57回フリーズしたところで数えるのをやめた。小まめなセーブがプレイの秘訣だと、なにやら悟りを開ける夢心地だ。

何ターン目かに強制戦闘のようなものが入る。→ここでは攻略対象に危険が起こったり、何者かが事件が起こしたりなどで、主人公自ら戦わなければならない。
その理由も上記のように理不尽なものばかりだが、もっとつらいのは何よりプレイヤーの1人戦いだ。
文を読むと部下がついてきている戦闘もあるようだが、所詮…所詮画面上ではオンリーワン。 …ワンだ。
護衛職だからといっても、これはねぇよ。これは乙女ゲー的なものなのか?とプレイヤーに不信感を持たせること受けあいだ。
6152/2:2009/08/10(月) 23:36:20 ID:???
恋愛イベントについては特筆すべきものはない。→嫉妬されたり甘やかされたりベタベタしたりと、その辺でありがちな内容のモノが、やたらと長く煩わしい文章で構成されている。
安っぽい夢小説をゲームにしてしまった感たっぷりだ。制作者陣の萌え要素の高が知れるというレベルだ。
(予約特典CDが最たるものだ。→OPを4個も。様々なバージョン有。=他に力を入れるポイントがあったはずだ。まずやるべきはフリーズを無くせ  
内容→攻略対象が魔法で小さくなる=どこの同人だ)
誤字脱字・言い回し・英単語(アピール・ピーアール)などの、間違った使い方が目に付く。ソチラの方が気になり、萌えなど無く、気分は赤ペン先生だ。

さて、悪魔の攻略にはいろう。この悪魔は公式でもかなり推されているキャラであり、なんと5人全員ENDを迎えないとプレイすらさせてもらえない、敷居の高い悪魔なのだ。
これは期待だ。今までの腑抜けた攻略対象たちに一喝をいれてくれるだろうと、乙女プレイヤー達は気合を入れ直しただろう。
だが、人種の違いでも理解しあえない我々人間には無理だったのだ…人間でないものを理解するなんて。
さすが悪魔。……彼からの視点だが、まったく理解できない。もはや無理ゲーだ。
「醜い」「愚か」の単語を連発するキャラでもあるので、ここは一つカウントしてみようとした所、「愚か―112回目」でやめた。……心が折れた。
「クリムゾン・ロワイヤル」って、乙女ゲーだよな?なんでこんなに主人公が罵られているんだ。
悪魔だからって…実は本当は逆のことを思っているからって…、そんなの理由にならねぇ。斜め上の愛情表現についていけるのはどMだけだ。乙女じゃねぇ。
このルートは攻略対象である悪魔視点とのことだが、なぜかここでも主人公(我々プレーヤー)はクエストをこなさなければならない。
もはやクエストゲーだ。無心になりフリーズも起こり、もはや乙女ゲーどころか、なにかの訓練である。忍耐が最重要となるゲームだ。

得たものは無い。無駄に時間をつぶした。お金をドブに捨てた。PCに負担をかけた。損をした。
自分のPCは何とか生き残ったようだが、不安要素は大きすぎる。
(クソゲー的な)愛すべき要素は無い。(クソゲー的以外の)愛すべき要素も無い。クソだ。


(個人的に)他の仲間がインストできていない事実にビビッている。アンインストしたいが、偉業を成し遂げた自分に誇りを感じる。クソゲハンターとして、大きな一歩を踏みしめることが出来た。
サブイベ回収までは、悟りきれなかった…すまん。