乙女@遙かなる時空の中で2 その4

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15名無しって呼んでいいか?
>>1
新スレ乙〜w

と言うわけで
花梨の強烈スカシを存分に嗅いだ後
二人で街に繰り出したのだった
車がなくても困らない俺は
おかげで免許すら持っていない
普通デートと言うモノはドライブ感覚で行くものだと
勝手に錯覚しているが 花梨はそんな事どうでも良いと言う
「勝真さんと一緒なら なんだってイイよ♪」
その台詞を聞く度に 抱きしめるのは言うまでもない

そんなこんなで通行手段は地下鉄
ネズミーランドがある場所までは五駅ほどある
そして俺たちは駅までの距離を熱い位の密着度で歩いていく
「楽しみにしてたんだぁ!久しぶりの勝真さんとのデート」
嬉しくて顔を綻ばせながら花梨は俺の右腕にしっかり抱きついている
「嬉しいな♪ 嬉しいな♪〜」
歌いだす花梨 子供だ・・・ もう 可愛くてしょうがない
隣で笑いを堪える俺に気付かず 花梨は鼻歌交じりに
俺の腕に頬を擦りつける
「っと 信号か」
突然信号が赤になる 
真剣に花梨を見ていたら信号に気付かなかった
 少々冷やりとする そしてそれなりに多い人通り
信号のおかげで何時の間にか人口渋滞になっている
「・・・勝真・・ さん・・ あ・・あの」