匂いが染みる目を擦り 鼻をつまんで立ち上がると
誰かが階段を上がってくる音がする
同時に 向かい側の部屋のドアが開く音も聞こえる
「え!?・・ まさか音が聞こえてたんだ どうしよう
臭いも凄いよお 恥かしいオナラしたのバレちゃううう・・」
すぐに父の足音と母の動きだと察する花梨
しかし足がガクガクと震えて動けない
まるで 自分の放屁を感付かれるのを身体が望んでいるみたいに・・
「何だ?何だ?何の音だ? 花梨大丈夫か!?」
大きな声と共に父と母が花梨の部屋のドアを開ける
途端に激しい悪臭
「うひゃあ!?」
あまりの刺激臭に仰け反る二人
部屋の中では
目を潤ませ顔を真っ赤にして俯いて立っている 花梨が居た
「ゴメンなさいぃ・・
花梨大きくて臭いオナラいっぱい出しちゃった・・」
その股下に淫水が滴っていたのは
花梨だけが知る秘密だった・・・
【完】