乙女@遙かなる時空の中で2 その2

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485名無しって呼んでいいか?
匂いが染みる目を擦り 鼻をつまんで立ち上がると
誰かが階段を上がってくる音がする

同時に 向かい側の部屋のドアが開く音も聞こえる

「え!?・・ まさか音が聞こえてたんだ どうしよう
  臭いも凄いよお 恥かしいオナラしたのバレちゃううう・・」
すぐに父の足音と母の動きだと察する花梨
しかし足がガクガクと震えて動けない

まるで 自分の放屁を感付かれるのを身体が望んでいるみたいに・・

「何だ?何だ?何の音だ? 花梨大丈夫か!?」
大きな声と共に父と母が花梨の部屋のドアを開ける

途端に激しい悪臭

「うひゃあ!?」
あまりの刺激臭に仰け反る二人

部屋の中では
 目を潤ませ顔を真っ赤にして俯いて立っている 花梨が居た

「ゴメンなさいぃ・・
     花梨大きくて臭いオナラいっぱい出しちゃった・・」

その股下に淫水が滴っていたのは
 花梨だけが知る秘密だった・・・



【完】