「やた!アツアツだぁ!!」
部屋に戻るなり 袋を開けて一番大きなイモを取り出す
ベッドに腰をおろし
「いただきまーふ!!」
すぐにかぶりつく奈央
はふはふ・・
順調な勢いで三本を食べ進めた
・
・
四本目に辿り着いた頃
「あう・・もう飽きてきた・・」
お腹が一杯になったのと同じ味の繰り返しで
四本目が食べられない状態になっていた
が・・
「あ!そーいえば!!」
そこでやっとあの粉の事を思い出す
「この粉 怪しいけど使ってみよう・・・」
部屋に入たっとき投げ出した子袋を拾うと
中の粉を一つまみ掴み 皮を剥いたばかりのイモに振りかける
「うう・・ 食べてみよ」粉を振りかけたあと迷っていたが
遂に決心した花梨 一気にかぶりつく