BL@PS2『学園ヘヴン-BOY'S LOVE SCRAMBLE-』Part2
次スレはどうします?
立てて来ますか?
ネタばれに関しては、(ゲームじゃなく、CDとか)一応、入れときますか。
というかネタバレ解禁というのを1に入れないと。
それじゃスレ立て挑戦してきますノシ
958 :
957:04/02/29 01:16 ID:???
959 :
956:04/02/29 06:00 ID:???
>957-958
ありがとうございます!
乙でした〜。
|⊂⊃;,、
|・∀・) ダレモイナイ…オドルナラ、イマ!
|⊂ノ
|`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (∩・∀・) カッパキザクラ♪
(# ⊂ )】 カッパッパ♪
`J`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・,,,) ポンピリピン♪
((⊂#((⊂)】 ノンジャッタ♪
し'し'
カパァー...
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (,,,-∀-) チョーット♪
((と__つつ)) イーキモチー♪
・・・だれもいないから、ひっそりうめうめしちゃおうかな・・・
よし、誰にも気づかれないようにこっそり穴梅しよう!
ラブラブハイパー☆ボーイズファンタジーRPG
「勇者ケイータ・君がいればそこはヘヴン」編スタート!
・・・世界は、突如現れた魔王によって闇に包まれようとしていた。
そのとき、一人の若き勇者が立ち上がった。
平凡な少年にしか見えない彼だが、想像を絶する運のよさと、素直な性格だけを武器に、魔王を倒す旅に出る・・・。
勇者の名は、ケイータ。
(・∀・)「なんとなく立ち上がっちゃったけど、一人じゃ心細いな」
山道を一人行くケイータ。
「ちょっと待った!」
突然目の前に現れたのは・・・。
同じ年頃?らしき少年だった。さわやかな笑顔が印象的だ。
「君、勇者のケイータだろ?」
「う、うん。でもなんで知ってるの?」
「そりゃ、ケイータ・ラッキースターといえばおそろしく強運で有名じゃないか。お守りがわりに似顔絵が出回ってるし」
「ええっ、そんなの全然知らなかったよ」
「のんきだなあ・・・で、魔王を倒しに行くんだろ?俺も一緒に行くよ」
「え、ほんとに?」
「ああ、俺騎士見習いなんだけど、レベルアップのチャンスだしさ・・・あ、俺はカズキ・リバティベルだ、よろしくъ( `з゚)」
「うん、よろしく、カズキ(´∀`)」
2人は並んで歩きだした。すると前方にも2人組が・・・。
濃い黒髪の凛々しい青年が、横たわった青年に必死に呼びかけている。
「おい、タクト!しっかりしろ!」
(・∀・)「あのー、どうしたんですか?」
「ああ、連れが急に倒れてしまったんだ。新作のことを考えすぎて、ろくにものも食べてなかったから」
見ると、倒れている青年はいかにも繊細そうなタイプだ。
「新作?」
「タクトは元宮廷画家なんだ。年中根をつめて倒れるのでクビになってしまったんだが」
(・∀・)「・・・芸術家って大変なんだな」
「酒か気付け薬でもあるといいんだけど、切らしてるな。ケイータ、持ってないか」
「俺も持ってないや。お酒は、まだ未成年だし」←ファンタジーだろ
「困ったな・・・。」
「ん、どうした?病人か?」
長身でがっしりした体格の青年が声をかけてきた。
事情を説明すると、いきなり
「ああ、こうすりゃいい」
と酒ビンを取り出し、タクトの顔に酒をぶっかけた。おおざっぱな性格のようだ。
「お、おい!乱暴すぎるぞ!」
黒髪の青年があわてて止めようとする。
「う・・・ごほっ」
タクトが咳き込んで、体を起こした。
「ほーら、起きたじゃねえか・・・」
そこでやっと自己紹介を始めることに。
「俺は、コージ・シノミー、剣士だ。こっちは画家のタクト・イワーイ」
「俺はテツ・タンバネ、傭兵だ」
ケイータたちが魔王退治の話をすると、3人とも仲間になってくれた。
「魔王退治には各国から賞金が出てるしな」
「・・・魔王を倒せば、コージも国に帰れるかもしれない」
タクトがぽつりと言った。
「タクト、俺は国に戻れなくてもいいんだ」
コージはうつむいた。
(・∀・)「え・・・どういうことですか?」
(□□)「いや・・・」
言いたがらないコージのかわりに、タクトが口を開いた。
「コージはある国の名門神職の家に生まれたんだ。だが父上が有力な大臣の不正に気づき、かえって罠にかけられ、一族ごと国を追われた」
「ひどいや・・・゚(゚´Д`゚)゚」
ケイータはもらい泣きした。
(□□)「もう国はいい。ただ病弱な弟のために賞金がほしい。何としても魔王を倒す!」
コージの決意に、みな盛り上がった。
(・∀・)「ぜったい魔王を倒しましょうね!」
「おう、やってやるぜ!」
テツは景気付け?にケイータの背中を叩いた。だがもともとバカ力だったので、ケイータはふっとんでしまった。
(`з´)「ケイータ!危ないじゃないですか、テツ!」
一方、ふっとばされたケイータは、誰かにぶつかって止まった。
「大丈夫ですか?( ´ー`・)」
穏やかな声。グレーの短めの髪の青年だった。
「オミ、どうした∬ ´_ゝ`∬」
もう一人、巻き毛の美少女がそばに立っていた。
Σ(´Д` )「きれいな女の子だ・・・!」
ケイータはときめいた!だがよく見ると胸がまったいらだ。
(´・ω・`)「きれいな男の子か・・・」
ケイータはショボーン状態になった!
そこに仲間が追いついて、またも自己紹介になった。
「ひゃー、すっげえ美少女!」
・・・よけいなことを言ったテツは容赦なくひっぱたかれた。「いってー!!」
(・∀・)「・・・沈黙は金だな」
∬ ´_ゝ`∬「私はカオール・ウエストガーデン・テンプル。こっちは従者で魔道師のオミ。各国で遊学中だ」
( ´ー`・)「魔王退治とはおもしろそうですね」
・・・こうして2人も仲間になった。
(´ε`)『・・・確か、カオールは某国の王子だったような・・・パーティで会ったことが』
(・∀・)「カズキ、なにぶつぶつ言ってるんだ?
(^ε^)「いや、なんでもないよ」
一行は商業都市、ナニ・ワーに到着した。
(・∀・)「うわー、すごい活気だね」
(^ε^)「この地方では一番大きい街だからな」
人だかりができていたので、なんとなく行ってみると、
「きゃーっ!ユッキー!」
「こっち向いてー!」
女性たちの黄色い声が耳に突き刺さる。人の輪の中央に1人の青年がいた。リュートを奏でつつ、歌っている。
ウエーブのかかった髪の、華やかで整った容姿の青年だ。
(・∀・)「かっこいい人だなー。女の子たちが騒ぐのも無理ないね」
(`з´)「むすっ」
(´ー`・)「彼は吟遊詩人のユッキー(芸名)ですね。人気急上昇中です」
そのユッキーがふとこちらを見た。
∬゜∀゜∬「・・・君は、もしかして勇者ケイータ?似顔絵よりずっとかわいいね」
(//△//)「え、あの・・・」
(`з´)「ケイータ!何で赤くなるんだよ!」
∬゜∀゜∬「君の絵姿を見たときから、僕は君のとりこだったのさ、ハニー」
(`з´)「俺たちは魔王を倒しに行くので、失礼します!」
なぜか不機嫌なカズキ。
Σ∬゜∀゜∬「なんだって?そんな危険な旅、ハニー一人じゃ危ないよ(←一人じゃないし)僕も行く!」
・・・こうしてまた仲間が増えた。
「仲間もだいぶ集まってきたなー、なっ、カオール」
テツはなにげなく、近くにあったカオールの髪をナデナデした。
∬ ´_ゝ`∬「・・・オミ」
( ´ー`・)「はい・・・オン・ドゥル・ルラギッタ・ンディ・スカー!」
オミは超ぁゃしい呪文を唱えた。
「ぎ、ぎゃあああああー!」
するとなぜかテツの顔面にでかい猫?のような生き物が張り付いた。テツは硬直している。
(・∀・)「・・・ね、猫?これって、どうなってるの?」
( ´ー`・)「この呪文は、その人の嫌いなものを呼び寄せる魔術なんですニッコリ」
一同(((;゚Д゚))ガクガクブルブル・・・。
(□□)「それにしても変わっているな。猫なのか?」
三毛で、かなりブサ、いや個性的な猫?が鳴いた。ぶみゃーん!
∬゜∀゜∬「猫みたいだね」
「ネ゛、ネ゛ゴ・・・」
(´ε`)「ダメだ、猫ははがしたけど、テツの意識が戻らない」
∬ ´_ゝ`∬「永遠にそのままでかまわん」
(□□)「おい・・・」
「なんだ、あいかわらず情けない弱点を克服できてなかったのか」
突然、細身の美青年が現れ、テツに見事な回し蹴りを決めた。
「わーっ!・・・ん、お前は、ヒデ・ナカジマンじゃねえか!」
(□□¬)「やっと正気にかえったかフッ」
(・∀・)「テツの知ってる人ですか?」
テツは嫌そうな顔で言った。
「ああ、腐れ縁の幼なじみさ。こいつがなぜか教会に入って司教になってからは会ってなかったが」
この見るからに怪しげな男が司教・・・世も末だと誰もが思った。
(´ー`・)「これはこれは、おひさしぶりですね」
(□□¬)「きさまは・・・どこかのお坊ちゃまの犬になったとかいう噂だったが」
(´ー`・)「お元気そうでなにより。あなたが信者(男性を含む)に手を出しまくって左遷されて以来ですね」
空気まで重くなるような険悪さだ。
(((;゚Д゚))この二人も知り合い・・・?
みんながガタブルしていると、
(´ー`・)「昔同じ教会にいたんですよ。僕は魔術の勉強をしたかったので教会へ。一般には公開しない禁書の宝庫ですから」
∬ ´_ゝ`∬「オミはもともと私の家に仕える一族の出身だからな。私が遊学に出るので呼び戻した」
「ヒデ、おまえなあ、手の早いのをどうにか(中略)で、今は何をしてんだよ」
テツが呆れたように言った。
「まあ、傭兵として雇われたり、商家に財務相談役で雇われたり、医者のまね事もしてるな」
(´ー`・)「多才ですね。足りないのは 人 望 だけですか」
またも雲行きがあやしくなってきた。そこへ、
「あー、せんせー!トノサマここにおったでえ!」
妙に元気な声がした。
見ると小柄な少年が走ってくる。
「おーいたいた。センセが心配してんやで、こら!」
ブチャ、いや珍しい猫を抱き上げる。
「待ってよー、タッキー・・・」
その後から、さらに小さい少年がとてとて走ってきた。
「トノサマー!急にどこ行っちゃったんだよ、もー!」
意外にも力があるらしく、軽々と重そうな猫を持ち上げた。
そこで自己紹介(ry
「わいは、ナニ・ワーのあきんど、タッキー・タコヤッキーや!便利屋もやっとる」
「僕はサトシ・シーフィールド。お医者さんだよ(´∀`)」
一同<う そ だ ね
どうみても14、5歳にしか見えない上、やけに可愛らしい。せいぜい医者見習いだろう。
(□□)「おいタクト、しっかりしろ!」
またもや、タクトが気絶した。
「あ、ちょうどいいや、これで・・・」
サトシはニコニコしながら、巨大な注射器を取り出した・・・。
・・・巨大注射器でブスリとやられてしまったタクトだったが、急に元気になり、忙しく手を動かしている。
(・∀・)「何描いてるんですか」
(□□)「それが魔王の絵なんだ。見たこともないのに描けるわけがないんだが」
(´ε`)「・・・魔王を描こうと根をつめて気絶した、と」
コージはため息をついた。ケイータはそっとタクトの絵をのぞきこんだ。
『(魔王の)叫び』 タクト・イワーイ作
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
一同「・・・・・・・・」
(□□¬)「・・・まったく似ていないな ムカ」
(・∀・)「・・・魔王を知ってるんですか?」
(□□¬)「いや、別に」
ますますあやしい暗黒司祭だった。
(・∀・)「あの……その注射器、どこから取り出したんですか?」
(○○¬)「細かいことは気にしないの。だ〜いじょうぶ、僕はこれでも
24歳、お医者さんになって6年も経つんだからね」
に じ ゅ う よ ん さ い ? う そ っ !
あまりにあまりな事実に、全員の体にショックが襲い、そのショックで、タクトの体は治ってしまった!!
(・∀・)「す、すごいですっ!サトシ先生!手も触れずに治すなんて!!」
∬´_ゝ`∬「…何か違う気もするが…ケイータが喜んでるからまあいいか」
タッキーとサトシも仲間に加わった(お約束)
(・∀・)「ところで、魔王ってどこにいるの?」
全員 ヽ(冫、)ノズコーッ!!
(´ε`)「ケイータ・・・」
∬゜∀゜∬「そんなのんきな所もかわいいよ、ハニー」
(´ー`・)「魔王・キチクメガーネは、海上の孤島セントラルアイランドにいるそうですよ」
テツがきょろきょろしながら言った。
「そんなことより、あのブ・・・いや、ね、ねごの奴は大丈夫なんだろうな」
「うん、ちゃんとバッグにしまっておいたからー」
サトシは小さい診察カバンから巨大注射器を出し入れしたり、トノサマを出し入れしたのだ。もちろん全員自分の目を疑ったのだが。
(´ー`・)「お疑いなら、もう一度出てきてもらいましょうか、オン・ドゥ・・・」
「わー!いい、疑わないー!」
その時、物陰から男たちが現れ、一行を取り囲んだ!
「これ以上先には行かせない・・・」
殺気を放つ屈強の男たち。戦いが始まった。
テツとコージとカズキは剣を抜き、オミはカオールを後ろにかばいつつ、呪文を唱える。
ヒデは鋭い蹴りを敵に決め、サトシは巨大注射で応戦する。
ユッキーはリュートを奏で、タクトは筆を動かす。タッキーは攻撃をすばしこくかわす。←藻前らも攻撃しろよ
ケイータも応戦したが、体力差は大きく、バランスを崩してしまう。
そこへ、剣が!
「ケイータ!」割って入ったカズキが剣に・・・。
ъ( `з゚)よかった、おまえが無事で・・・
ъ( `з:;.:...
ъ( :;....::;.:. :::;.. .....
カズキは今、風になった・・・。
Σ(゚д゚lll)「カ、カズキーッ!!」
(´・ω・`)「・・・・・・・・」
∬´Д`∬「元気を出しておくれ、ハニー」
(´;ω;`)「・・・・・・・」
∬´Д`∬「ハニー」
カズキを失ったケイータは食事も睡眠もろくにとらず、皆を心配させた。
∬´Д`∬「ハニー・・・ん、なんだろうこれ」
空から紙が降ってきた。
『あなたの願いをすべて叶える!光の聖剣・匿名希望・Kガヌーマさんの体験』
体験談のようだ。
『私は勤め先で乗っ取りを謀り、バレて追放されてから負け犬人生が続いていました('A`)bバッジョブ!
しかし、この聖剣に出会ってからというもの、モテモテになるわ、いつの間にか貯金がたまるわ、持病の水虫と円形脱毛症が治るわ、ウハウハです。
あなたも光の聖剣で願いを叶えてみませんか』
最後に『魔王を倒したよい子にこの聖剣をプレゼント! テディ教団(´(x)`) 』と書いてある。
「追伸・買うと一本1千万オカネー(1オカネー=1円)だよ〜教祖クマちゃん様より」
(・∀・)「コレダ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
(゜∀。)「これだ・・・これでカズキを」
テツ「おいケイータ、しっかりしろ!こんな胡散くさい話、信じるんじゃねえよ・・・ダメか、目がイッちまってる」
∬ ´_ゝ`∬「今はケイータの好きにさせてやれ」
(□□)「そうだな、どうせ魔王は倒すんだ、ついでに剣をもらうと思えばいい」
∬゜∀゜∬「ハニー、僕もがんばるよ、君の笑顔が見れるなら」
テツ「おい、お前ら正気か?こんなへっぽこ剣で死人が生き返るわけが」
(´;ω;`)「カズキ・・・」
カオールはすかさず、テツの足を踏んだ。「いってー!」
(´ー`・)「奇跡が起こらないとは言い切れませんし、ファンタジーですから」
タクト「・・・そうだな」
タッキー「どこまでも付き合うで、ケイータ!」
(□□¬)「悪い子はお仕置きだ」←励ましてない
サトシ「そうそう、いざとなったらゾンビにしてでも復活させてあげるよ」
(・∀・)「みんな!」
ケイータの中の、各人の好きポイントが10ずつ上がった!
(ヒデのみ10ポイント下がった)
その頃……そのへんの木陰では。
(´з`)「……出ていくタイミングが掴めない…」
カズキはちゃっかり身代わりくまちゃんを犠牲にして生き残っていた。
( ´ー`・)「まあ、もしそれが罠で、ケイータやカオールをどうこうするのが目的だとしたら、
組織ごと消…解散していただければいいだけですから」
∬;゚∀゚∬「……いま、何か言い直さなかった?」
( ´ー`・)「さあ、どうでしょう…フフフ」
(´・ω・`)「でも俺、1千万オカネーなんて持ってないよ…。カズキ…」
∬´Д`∬「ハニー!! ハニー、そんな悲しそうな顔をしないで。
僕がハニーの為にどうにかしてみせるから!!」
∬ ´_ゝ`∬「啓太、オカネーの心配ならすることはない。臣」
( ´ー`・)「はい、郁」
(・∀・)「あ!オカネー!」
∬ ´_ゝ`∬「聖剣に関してはそのオカネーを使うといい。
これ以上…お前のそんなつらそうな顔は見ていたくないからな」
(´・ω・`)「だけど、こんな大金借りれません。オカネーは俺が自分で何とかして貯めてみせます!
だって…カズキは俺を庇って…ううっ…」
∬;´_ゝ`∬「だから、気にするなと言っているだろう…(オロオロ)」
( ´ー`・)「そうですよケイータ君。郁が良いと言っているのですから」
そこに!
ъ( `з゚)「ケイータ……!!」
カズキが現れた。
だが、ケイータが話はじめたので誰もカズキに気づかない。
(・∀・)「そうだ・・・急に思い出したけど、カズキは小さいころよく遊んでくれたカズ兄ちゃんだ!」
話の進行上、唐突に思い出すケイータ。
(・∀・)「カズキ、同じ年くらいだ、とか言って微妙に若作りしてたけど、カズ兄だ、絶対」
全員「フーン、若 作 り か ニヤニヤ」
(`з´)「・・・やっぱり最後に感動的に登場しよう。ケイータが聖剣を手に入れたら、復活!ってことで。それまでは影からケイータを守る。その方が2人の愛が深まるしドゥフフフ」←ストーカー化
こっそりと茂みに隠れる。ほとぼりがさめるまで、よけい出られなくなったカズキだった。
(・∀・)「オカネーより、魔王を倒しましょう!その方がカズキだって草葉の陰で喜んでくれます」
(`з´)「ぎくっ」←今まさに草葉の陰にいる。
こうして一行は、悪の巣窟セントラルアイランドへ向けて出発した。
(withストーカー・コイツw→ъ( `з゚))
∬゜∀゜∬「ハニー、元気をお出し」
ユッキーがケイータの肩にそっと手を置く。すると、なぜか大量の石がユッキー目がけて飛んできた。
∬;´Д`∬「い、いたたた・・・」
(フフフ、ユッキー、思いどおりにはさせませんよ)もちろん、(´ε`)のしわざだ。
テツ「なにしてんだよ、ユッキー。なあカオール」
テツがカオールの肩に手を置くと、
(´ー`・)「オン・ドゥル・・・」
テツ「ぎゃー!」
緊張感のない一行だった。
一行は船で海を渡った。
別便でъ( `з゚)も後を追う。
ちなみにカオールがチャーターした豪華客船「クイーンオブヘヴン」
おかげで誰も船酔いせず・・・船内をスケッチしまくり過労で倒れたタクトを除けば。
港に降りた一行。こっそり続くカズキ。
(□□)「人がいないな・・・気配もない」
( ´ー`・)「・・・誰か来ましたよ」
ゴツい男3人組が現れた。
「おい、ここが魔王の島セントラルアイランドと知っててのこのこやってきたのか!」
「あいにくだったな、魔王の親衛隊、このジュードー三兄弟が」
ボカ×3・・・。セリフも最後まで言わせてもらえず倒れる3人。
テツ「何だ、弱っちいな」
ジュードー×3「ちくしょう、覚えてろ!」
古典的捨てゼリフを吐いて逃げていった。
しかし…。
(○○¬)「(ねーねー、どうしてカズキが後ろからついてくるの?)」
∫;´_ゝ`∫「(…なんとなく居たたまれないんじゃないかな…)」
(□□)「(彼の気持ちも、わからなくはないが…)」
同じ兄属性のシノミーはなにやら共感するものがあるようだ。
∬´_ゝ`∬「(……フッ)」
( ´ー`・)「(……フフフ)」
カズキのストーキングは、ケイータ以外のほぼ全員にバレていた。
(^ε^)(どんな風に登場しようかな。スモークをたいていかにもフカ━━━━(゚∀゚)━━━━━ツ!!!!!らしくしないと。ケイータは泣きながら俺に抱きついて・・・ニョホホホ)
カズキは「勇者の愛で復活!」の演出について考え込んでいた。ほとんどバレバレなのにわかっていない。
テツ「さーて、魔王の城に乗り込むか。ん、ヒデの奴がいないぞ」
∬゜∀゜∬「そういえば上陸した辺りからいなかったね」
・・・余談だがこの2人、カズキに気づいていないw
(´ー`・)「先に行って財宝でもあさっているのでは?」
タッキー「抜けがけなんて、ひどいやん!はよ行こ」
(□□)「待て、その前に全員準備はできているのか?武器等を点検しろ」←引率者体質
(○○¬)「僕はこのお注射があればへいきー」
(・∀・)「俺も、これがあれば」
∬ ´_ゝ`∬「ヘヴンズソードだな。選ばれた勇者が持てば奇跡を起こす・・・ような気がする名剣だ」
(・∀・)「はい、村の福引の一等商品だったんです!」
・・・誰もが不安になった(;´Д`)
(^ε^)(ケイータ、もう離れないからな。お前がいればそこが俺の天国だ)
カズキは「感動の再会」シュミレートに夢中で魔王を忘れている。
(^з^)「じゃ、それまでこの仮面で変装を…」
カズキはくまちゃんになった!!
∬´_ゝ`∬「(クマの仮面を付けて何をしてるんだあいつは)」
( ´ー`・)「(…さあ…)
テツ「それにしても、ヒデの野郎どこいったんだか」
(・∀・)「心配ですね…」
( ´ー`・)「多分、彼は悪人ですから、魔王の城の居心地がいいんでしょうね」
∬´_ゝ`∬「……まったくオミは…行くぞ」
(´ε`)「・・・ちょっと待て。クマお面だけじゃあやしいヤツじゃないか?着ぐるみで完全装備だ!(´(x)`) 」
・・・なおさらぁ ゃ し いクマ男ができあがった。
タッキー「なあ、あれ・・・」
( ´ー`・)「しっ、目をあわせないように」
(□□)「しばらくそっとしておいてやろう」
(´(x)`) (ケイータ・・・何があっても俺が守る。いざとなったらユッキーとかユッキーとかユッキーを盾にしてでも助けるよ)
↑
自分で守るとかいって人を盾にするのかw
∬;゜∀゜∬「・・・!?」
(・∀・)「どうかしたんですか?」
∬゜∀゜∬「なんでもないよ、ハニー。ちょっと寒気がしただけさ」
壁|(x)`) フフフ・・・
そして魔王の城。
(□□)「この島も城も、人の気配がしないな・・・」
「フフフ、ここまで来るとはバカな奴らめ」
テツ「あー、お前ら。たしか3バカ兄弟!」
「ジュードー3兄弟だ!(怒)」
ボカ×3・・・3バカ再び敗北。
(・∀・)「わー、テツ強いなあ。カコイイ!」
テツ「そーだろそーだろ・・・いてっ!なんで岩が飛んで来るんだよ!」
壁|(x)`) フフフ・・・
(´ー`・)∬ ´_ゝ`∬フフフ・・・
タクト「あの豪華なドア、魔王の部屋じゃないか?」
黄金や宝石で飾った重々しい鉄のドアがあった。
テツ「行ってみるか・・・気をつけろよ、みんな」
だが、予想に反して中には誰もいなかった。
ただ玉座があるだけ。
「・・・とうとうここまで来ちゃったんだね」
「・・・そうやな、もう、しゃあないわ」
なぜかサトシとタッキーが玉座に駆け寄った。
(・∀・)「2人ともどうしたの?」
(○○¬)「僕たちは、魔王の部下だったんだよー」
(・∀・)「へー、そうだ・・・えええええっ!」
サトシがあまりにものんきな口調で言うので、一瞬反応が遅れたケイータ。
テツ「なんだと!なんだって魔王なんかの手先になるんだよ!」
(○○¬)「僕はねー、研究費をいくらでも出してくれるっていうから。トノサマのクローンで『101匹ニャンちゃん大行進』やりたいんだー」
テツ「なっ・・・世界を破滅させるつもりかよ!」
∬ ´_ゝ`∬「破滅するのはお前一人だろう」
(□□)「タッキーはどうなんだ。深い事情があるんじゃないのか」
タッキー「わいは、わいは・・・恥ずかしい写真、じゃなくて絵を描かれてしもたんや。それで脅迫されて」
なぜかそこに1枚の紙が落ちて来た。タッキーがよだれをたらし、おなか丸出しで寝ている絵だった。
(´ー`・)「まあ、ある意味恥ずかしい絵ですね」
テツ「こんなんで脅迫すんのかよ!」
壁|(x)`)(かっこいい登場のしかたは・・・)←まだシュミレートしてる
∫´_ゝ`∫「…困った。サトシが魔王の手下だとすれば、今制作中の
トノサマを抱いたケイータの絵が完成出来ない…」
(□□)「タクト、今はそういうことを…」
(○○¬)「エエエェェΣ(´Д`)ェェエエエそんなっ!!僕どうすれば…」
全員「……」
∫´_ゝ`∫「モデル料にサトシにも一枚あげるつもりだったが…残念だ」
サトシは、巧みな?タクトの説得により心が揺れているようだ。
(´(×)`)「よしっ!!スモークの準備はできた!」
相変わらず周りが見えていないカズキだった。
タッキー「こんな絵バラまかれたら、わいは・・・ムコに行けへんわ!逆玉が夢やったのに・・・」
一同「・・・・・・( ´_ゝ`)フーン」
(○○¬)「そういう訳だから、行くよー」
テツ「させるかよ!」
べちゃ!テツの顔面にトノサマが張り付いた。
「ね、ね、ねご・・・!」
テツ、フリーズで脱落。
タッキー「くらえ、タコ焼き攻撃!」
無数のタコ焼きが宙を舞う!そしてケイータたちの口に入った。
(・∀・)「おいしーねモグモグ」
∬ ´_ゝ`∬「・・・悪くはないが、変わった食べ物だな」←庶民の食べ物を良く知らない
(□□)「なかなか良い出来だ。だが少し焼き過ぎだな」
タッキー「そのタコ焼きが口に入っとる間は攻撃できんのや、しかもすぐ腹一杯になって戦意喪失や!」
(;・∀・)「うーん、苦しくなって来た」
タクト「・・・・・(すでに食べ過ぎでダウン)」
∬゜∀゜∬「ハ、ハニー、大丈夫かいモグモグ」
(´ー`・)「・・・お茶が欲しいですね」
テツ「ねご・・・・」
壁|(x)`)「ケ、ケイータがピンチだ!よしスモークをたいて・・・
( ´ー`・)「ところで、タッキー。僕が今食べたタコ焼きには、タコが入っていませんが」
タッキー「な、なんやて?」
(´ー`・)「タコの入らないタコ焼きなど、単に丸く焼いた粉ですね。それでナニ・ワーのタコ焼き大王を名乗るなど恥ずかしくないのですか」(いつからそんな設定が)
タッキー「そ、そんな・・・わいがまちがっていたんか・・・」
タッキー、戦意喪失により脱落。
(○○¬)「お、お注射こうげ・・・」
その時、復活したタクトが一枚の絵を見せた。
(○○¬)「こ、これは・・・」
ケイータとトノサマの絵のラフ画だった。かわいいケイータはかわいく、そうでないトノサマもそれなりに描かれている。
(○○¬)「えー、かっわいい♪・・・この絵、完成させてくれる?」
タクトはうなずいた。サトシ、絵にほだされて脱落。
壁|(x)`)←出番なし
(□□¬)「フッ、やはりダメか、使えない奴らだな」
やっぱりコイツが黒幕キタ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━ !!!!!
テツ「ヒデッ!!てめえ、なんだってこんなマネを!!」
(□□¬)「いや、俺は魔王代理だ」
全員「はァ?」
(□□¬)「暇つぶしに魔王の幹部をしていたんだが、少し献策したら、
何故か魔王が人間不信に陥って引きこもってしまった。…まったく
、一人前に魔王を名乗る割には、随分と生ぬるいお人好しだ」
一 体 ど ん な 献 策 を し た ん だ ?
(□□¬)「他にすることもなかったから、適当に魔王代理をやっていた」
( ´ー`・)「そうですか、数年前から、魔王の手口がやけに悪辣で巧妙
になったと思っていましたが。実に悪人のあなたらしい話ですねぇ」
(□□¬)「フッ、どこぞの坊ちゃんの犬如きには、逆立ちしても出来な
い芸当だな」
( ´ー`・)「大抵の人は、そんな浅ましいマネをしなくてもやっていけ
ますからね」
どんどん険悪になる空気にガクブルする一同&ジュードー3兄弟。
壁|(x)`)(ケイータが聖剣をもらったらスモークをたいて、着ぐるみを脱いだ俺が華麗に登場。
涙ぐむケイータに『俺は、死んだ俺でも、ケイータの愛で復活できる俺になってみせるからъ( `з゚)←死んでないし』決めゼリフだ!そして2人はそのままウエディングベルを・・・ハアハア)
脳内リハーサルに忙しく、人の話なんか聞いちゃいねえカズキだった。
(;・∀・)「そんな・・・ヒデが魔王(代理)だったなんて」
ケイータとテツ以外はほぼ全員気 づ い て い た。
テツ「なんでだよ、ヒデ・・・」
(□□¬)「フッ、人は変わるのさ、テツ」
テツ「いやー、その陰険で根クラでエロテン大王(昔のあだな)で自己中なとこ、ぜんぜん変わってねえよ」
( ´ー`・)「まったくです」(藻前も幼なじみなのか)
(□□¬)「・・・・・ムカッ」
テツはさりげなくとどめをさした!
壁|(x)`)(ケイータ、2人の愛は永遠だ・・・)
カズキはまだ脳内リハ敢行中。
(□□¬)「どうだケイータ、俺につかないか?可愛がってやるぞ」
(・∀・)「つきません」(即答)
(□□¬)「ならしかたないな・・・エロテン・スプラッシュ!」
魔王(代理)が怪しい光を放った!
(□□¬)「フフフ・・・この光を浴びると、おのれの欲望のままに生きるエロい人になるのだ」
(□□)「くっ・・・一般板でそんないかがわしい展開は許さんぞ!」
(´ー`・)「一般板では彼の存在自体に検閲をかけるべきですね」
タッキー「わいのタコ焼きはうまいなー」←欲望(食欲)のままに生きてる
(○○¬)「ねーねー、もっと描いてー」←効果なし
タクト「次は昼寝するケイータとトノサマだ」←芸術に昇華
∬ ´_ゝ`∬「くっ・・・ケイータ、私に近づくな」←欲望と戦い中
(□□)「くっ・・・以下同上」
∬゜∀゜∬「ハ、ハニー・・・以下同文」
テツ「ケイータ、いやカオール・・・どっちを選びゃいいんだハアハア」←脳内両手に花
壁|(x)`)(ケイータが危ない、でもハアハア)←一番エロい人、いやクマになってる
(;・∀・)「…みんなどうしたの?」←無敵の幸運で回避
( ´ー`・)「……フフフ」←変化なし
(□□)「…ケイータとオミには効いてないみたいだな」←耐えている
∬´_ゝ`∬「いや、オミは普段から自分のしたいことばかりしてるからな
、欲望のままが地なんだ。」←同じくまだ耐えている
( ´ー`・)「カオールも意地悪ですね…ではいきますよ」
オミは怪しい光を放った!!全員のステータスが回復!!
(□□¬)「……チッ」
(・∀・)「オミさんすごいですっ!!どうやったんですか?(尊敬の眼差し)」
( ´ー`・)「それは、ナイショです」
壁|(×)`)「…いいところをさらわれた…」
久々に見たらなんか???
こんなスレだったっけ???
950過ぎてお掃除してる時はこう言うスレになるのですよ。
でも、通常モードの時にやると叩かれますw
(´ー`・)「今です、ケイータくん!オン・ドゥル・ルラギッタ・ンディ・スカー!」
(□□¬)「くっ、これは・・・」
テツ「ぎゃー!ねご、ねごー!」←巻き添えを食った
魔王(代理)の上から、タマネギとしいたけの天ぷら(しょうゆ味)が降ってきた!
(□□¬)「うっ、まずまずしい・・・」
魔王(代理)の動きが止まった。
(・∀・)「えいっ!」
ヘヴンズソードが魔王(代理)を貫いた!
(□□¬)「ふ・・・見事だったな、ケイータ」
(´;ω;`)「ヒデ・・・」
テツ「なんでこうなっちまうんだよ、ヒデ・・・」
(□□¬)「誰もがおまえのように生きられるわけではないさ、テツ。だが、できれば俺も・・・」
テツ「ヒデ・・・ヽ(TДT)ノ 」
(□□¬)「・・・・ガクリ」
こうして魔王(代理)は倒れた。
ヒッキー魔王は放置し、財宝は慈善団体等に寄付することにした。
・・・いろいろあったが一行はテディ教団にたどり着いた。
なぜか教祖はくまの縫いぐるみ。
(・(ェ)・)「じゃあ勇者に光の聖剣を授けるよー」
鞘にくまの浮き彫りがある、やたら金ぴかの剣だった。
タッキー「こりゃ、一千万オカネーどころか200オカネー程度の価値しかないわ。ぼったくりやん」
・・・ケイータ以外のだれもがそう思った。
(・∀・)「カズキを、カズキを生き返らせて!」←聞いてない
壁|(x)`)「よし、今だ!」
スモークであたりは真っ白になる。
(´(x)`) 「着ぐるみを脱いで・・・って、張り付いて脱げない!ハアハアして汗をかきすぎたか・・・!」←あほの子
(・∀・)「カズキ!・・・どこーっ!」
(´(x)`) 「ひ、ひとまず隠れないとかっこワルー!」
カズキはジタバタしつつ物陰に隠れようとした。
│ミ ピャッ!
タッキー「あっ、なんか隠れたで!」
(´(x)`) 「タッキーの奴、よけいなことを・・・!」
テツ「よっしゃ!俺に任せろ。秘技・一本釣り!!」
テツは釣り竿を取り出した。「よいせーっ!」
\
\ n __ ,っ イキナリナニスンダ クマー !
( ゚ (ェ) 。)っ
む、っ ヽっ (´⌒;;(´⌒;; ズサー
"~'"
(・∀・)「カズキ!(´(x)`) になっちゃったのー!」
(´(x)`) 「いや、これには深い訳が・・・」
(´ー`・)「また冒険のやり直しですかクスッ」
∬ ´_ゝ`∬「そのようだなプッ」
(□□¬)「お仕置きだなフッ」←なぜか生きている
こうして勇者ケイータと仲間たちは、(´(x)`)を元に戻すため 新たな旅に出るのだった。
次回「勇者ケイータ・愛はクマチャソの彼方へ」に続かない!m(_ _)m
(´(x)`) 「違うんだってばー!!」
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