西江雅之

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1名無しさん@お腹いっぱい。
氏について語りましょう。
2名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/10(火) 14:05 ID:???
「旅人の論理」に感銘を受けました。
3名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/10(火) 17:31 ID:???
>>1
社会学板むきでは?
4名無しモンゴロイド : 2001/04/10(火) 17:40 ID:UaYe/HIo
アフリカ関係の人類学者/言語学者の西江さんのことでしょ?
とりあえず、風呂に入らないところが浮世離れしていて良い。
早稲田では女子学生のファンが多いと聞いたことがあるけど、
もしも本当なら、早稲田の女も誉めてつかわす。
5名無しさん : 2001/04/12(木) 00:49 ID:16k6D40I
もう早稲田やめちゃったよ。
6名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/12(木) 13:27 ID:???
これか・・ >>2
「あなたたちは芸術家の卵だから、自分を取り巻いている鉄格子のような価値観から逃れて
自由になりたいと思っているでしょう。(略)では、その檻を出たらどうなるのでしょうか。
そこにはきっとまた別の檻があります。この檻がすなわち文化です。人間社会というのは
ジャングルジムのように文化という檻が無限に連鎖している。人間が人間である以上、
そこから脱出することは不可能です。では、そこで自由を求めるならどうすればいいのか。
唯一、人間に許された自由を享楽する方法は、そのいくつもの檻と檻の間を行き来することです。
檻から脱出することは無理でも、檻から檻に移動することは可能です。つまり、旅人になるのです」
7名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/12(木) 13:30 ID:lzeGX4jA
イイカンジだよね。この「旅人の論理」。
こういう自由になるための「相対化」ってホント好き。
やっぱさ、生きていく楽しみっちゅうもんは、どれだけバランスの取れた
「旅人」になれるかどうかだと思うよ。
価値観にしても単一のイデオロギーにとらわれるより、複数のイデオロギーを
俯瞰した上で、自分にとって「ええなあ」って思った部分をチョイスして
トッピングすりゃあいいんですよ。ああ、まあこれがマンマ「相対化」ってやつなんだろうけどさ。
8名無しさん : 2001/04/12(木) 17:04 ID:10dtlnqw
他の人がとても難しく話していることを、あんなに簡単な言葉で説明できる人は
そういない。
9名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/13(金) 17:23 ID:9f8vaMk6
西江雅之氏は、様々な地域を駆け抜ける中で、自分をもつことは、
自分が境界をまたぐ旅人だと規定することだとどこかの本で言っていたような気がする。
どこにも所属できないが、その過程の中にいるということだ。これは美しい言葉だが、
そういうことなのか、本当に。単なるバーチャルな学問の中にいることを肯定するだけなのでは
ないか。西江さんは、猿と間違えられるようなおおいなる「自然人」であるから、
いいかもしれないが。
10名無しさん : 2001/04/13(金) 21:46 ID:VQc0426.
それ、どこかで見たような文章だな、、、。
ひつじ書房の人がそんなこと書いてた気がする。
月刊言語の5月号に西江先生の文章が載ってました。
11名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/15(日) 15:38 ID:???
先生は15歳でスワヒリ語の文法書を出版したというのが自慢で、
美学研究でフルブライト留学生になった人です。体を濡らすことが嫌いで
年に2、3度しかお風呂に入らないという奇人(本人曰く「貴人」)で、
女学生などは天才でなくていいから、お風呂に入って欲しい、といっておいでです。
12名無しさん : 2001/04/15(日) 18:01 ID:???
それもコピペだね。
15歳ってのは事実に反するし、辞書は出したけど、文法書は出していない
(雑誌の連載だった)。
フルブライトでUCLAに行って勉強したのは主に言語学で、その前に早稲田で
勉強していたのは映画学。所属は「芸術学(演劇)専攻」だったんじゃないかと
思う。
13名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/17(火) 17:20 ID:???
人間である以上、社会とのかかわりを抜きにしては考えられないんだけれども、
別に社会に隷属する必要はないわけでしょう。無理矢理、自分を殺して周囲にあわせないと、
自分の居場所がなくなるとみんな思い込んでるだけで。でもね、意外に居場所って
あっちこちにあるわけですよ。それは個人の考え方の問題であって、あまりにもひとつの
場所に固執しちゃうと、かえって、その場所を離れては自分は生きていけなくなっちゃう。
場所とは家族でも学校でも会社でも、なんでもいいんですけれど。でも本当は、
ぼくらはその間を自由に移動できるんだということですよ。結婚して子供ができちゃうと
難しい問題が発生してくるけど、でも片親でも立派に成長した子供はたくさんいるわけだしね。
夫婦関係は冷え切っているのに、子供をいいわけにして離婚もせずにズルズル暮らしている
家族なんてざらにいるでしょう、そのほうがよっぽど子供に悪影響を与えるかもしれないじゃない。
14名無しさん@お腹いっぱい。 : 2001/04/19(木) 02:11 ID:???
早稲田を辞めたのが惜しまれる。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 03:40 ID:DVmfGcMQ
氏の講義の試験問題はインパクトあったよ。○×式。「いもむしを食べる民族は野蛮である。○か×か!?」みたいな・・。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 21:19 ID:dtYWI2Ek
将来的に予測されている、人口増加による地球規模の食料不足も、
人間も食料だと考えると決して不足にはならない、と言ってた。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/24(火) 18:01 ID:???
西江氏はもともと構造主義者なのですが、「文化」というものを
「人間を閉じ込めている檻」と定義していて、人間が文化的動物である以上、
そこから脱出することは絶対に不可能なのだと。仮に脱出したとしても、
そこにも「檻」がある。人間社会は、無数の檻(文化)が前後左右に重なり合っ
ている、ジャングルジムのような構造を有していると説くわけですね。

で、そこで「自由」を希求しようと思うなら、檻から檻へと自分の意志で移動するしか
ないのだと。檻を消滅させることは不可能だが、移動することは可能である、
それが「旅人の論理」だというわけです。もっともこの辺の話は西江さんの講義の中だけで
語られるので、僕の知る限り文章にはされていないと思います。

西江さんは専門の論文以外にエッセイも書かれてますけど、面白いのは対談集でして、
朝日出版社から出された吉行淳之介との対談集「サルの檻、ヒトの檻」という本が、僕の読んだ
中では一番面白いです。でも本当に面白いのは、あの人の「語り」そのものなんですが。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 22:32 ID:F6rmoCSI
ボケてます。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/11(金) 16:39 ID:???
そうでごわすか。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 04:06 ID:???
age
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/20(日) 16:32 ID:???
で、最近彼は何をしてるの?
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/04(月) 22:50
西江氏は著作に専念されているそうです。早稲田大学をやめられたのは,体調を崩されたからと聞いておりますが詳しいことは分かりません。1年ぐらい前に,『伝説のアメリカンヒーロー』という、本を出されたと思いますが。
 また、西江氏本人については,『人かサルかとよばれても』(読売新聞社かな?)という、自叙伝があったはずです。内容が完全に事実かどうかはわかりませんが。
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