縄文・アイヌ学4

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518白馬青牛 ◆8mr41B7alChB
>>501
実際、戦争は有史以来、利権の取り合いで起きる本質を無視しても
つまらんよ。アメリカ文学でも傑作である『風と共に去りぬ』から。
http://blogpal.seesaa.net/article/2250978.html
「ミード博士が南北戦争の大儀を守るための演説を述べる。
「しかし、南部の愛国的男子や婦人にとっては神聖なものが沢山ある。
略奪者から我が国土を守るのもその一つであり、州権もその一つである。
そして・・・」
対するレット・バトラーの次の言葉は、実にわかりやすい戦争評だ。
「戦争は全て神聖です。ただし、戦わねばならない人達にとってはです。
もし戦争を起こした連中が、戦争を神聖なものにしなければ馬鹿馬鹿しくて
誰が戦うものですか。しかし戦争をする馬鹿者に雄弁家どもが、どんな
景気のいい標語を与えようとどんな崇高な目的をこじつけようと戦争には
ただ一つの理由しか絶対にありません。
 それは金だ。戦争は、全て、実は金の奪い合いなんです。
けれども、それを悟っている人はほとんどいません。
彼らの耳は、太鼓やラッパの音、銃後にあって大言壮語する雄弁家どもの
美麗字句で塞がっている。景気のいい呼びかけは
「キリストの墓を異教徒より奪え!」となることもあれば
「ローマ法王を打倒せよ!」となることもあり、時には
「自由のために!」となり、あるいは
「綿花と奴隷制、州権制の為に!」となること
もあります」」
 マスコミの本質も、
「スカーレット「もうすぐイギリスとフランスが、あたしたちの味方を
してくれるのをよく知っているくせに、そんなことをいうなんて随分
ひどいわ。それに・・・」
 レット「おや、スカーレット、君は新聞を読んでいるようだ。
これは驚いた。もう新聞なんか読むのはおよしなさい。
あれは女性の頭を混乱させるだけだ。(中略)
いや、スカーレット、外国が援助の手を差し伸べられるなんてことは
南部の士気を高揚するために新聞がでっちあげたものなんだ。
南部同盟の運命は、もう決まっている。
今はもう、らくだのように自分のこぶを食って命をつないでいるだけだ。」
 あらゆる戦争の原因の全ては、金じゃし、それを扇動家やマスコミが
煽るだけのこと、この物語でレット・バトラーは戦争の本質が解っとって
も、南軍に加わり参戦するわけじゃが、南部地域同胞、少年兵を見ると、
南部の心情をして、北軍と戦うしかあるまあ。