【どうして】黎明期の人類種族【滅んだ?】

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201名無しさん@お腹いっぱい。
■次に異種間で雑種ができる場合、どちらの種を母(父)にするかで、子ができたりできなかったりする例は少なくありません。
これもやはり、細胞質と異種の染色体の不和合が考えられます。一方の種の卵の細胞質が、他方の種の精子由来の染色体
に寛容か不寛容か、あるいは精子由来のゲノムが異種の卵細胞質中でも機能できるかどうか、というようなことによります。
そのため、
○ミトコンドリアDNAは、混血を否定する根拠とはならい。となってしまいます。
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■次に外見上の相違について、中立進化説によって「遺伝子型と表現型は一致せず、遺伝子型は必ずしも表現型にはならない。」
とされています。
 これはつまり、解剖学的な特徴に大きな相違があっても、遺伝子にどれほどの相違が生じているかは分からないということになり、
ここでも、
○解剖学的な特徴の相違は、混血を否定する根拠とはならい。となってしまいます。
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 いずれにせよ異種間の交配に限らず、発現のメカニズムには不明な点があまりに多く、分子生物学レベルではまだほとんど解明
されてないのだという指摘を受けました。つまり「ゲノム解析は、遺伝子上での分類には有効だが、その発現の仕組みやその結果は、
実際の現象を観察することで推測するしかない。」ということでしょうか。

●問題はここからなのですが、生まれてくる子の性別についてです。
現生人とチンパンジーのDNA塩基配列の比較から、Y染色体は他の染色体とくらべ、異種間における相違が異常に大きいことが
確認されています。つまりY染色体は不安定で変化しやすく、分化時期が遠い種ほど、この相違が大きいことになります。
 これについて以前聞いた話は、「Y染色体が持つ相同性の喪失に絡む不安定性に、さらに不安定要素が加わることになり、異種間
において雄だけが生まれにくくなる可能性はある。」というものでしたが、その方も自信があるわけではなく、そのような実例を聞いた
こともありません。そこで、

★質問A そのような実験が、哺乳類でなされているのか。またその結論は。(できれば近縁度別に行なわれていることが望ましい。)
★質問B 自然界、実験室を問わず、哺乳類においてそのような実例はあるのか。

以上3点の疑問について是非お教えいただきたい。
202198:2010/03/22(月) 09:46:29 ID:lCLG0ln9
>ID:YZ+US62o

それは私への質問でしょうか。
その質問は分子生物学の研究者の方に聞かれたほうが、
的確な回答を得られると思います。

あまりに書き込み過ぎたために、
他の項目でアクセス禁止になってしまいました。
これからは日を空けて楼蘭等について回答させていただきます。

203名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 13:30:44 ID:Iw80iytV
>>201
>ゲノム解析は、遺伝子上での分類には有効だが、その発現の仕組みやその結果は
>実際の現象を観察することで推測するしかない。

これは、もし子孫を残せたと仮定した場合
サピエンス女×ネアンデルタール男→ネアンデルタールMt遺伝子は継承されない、Y遺伝子は継承される
サピエンス男×ネアンデルタール女→ネアンデルタールY遺伝子は継承されない、Mt遺伝子は継承される
ですが、仮に混血グループの血筋が数万年の年月の中のどこかで途絶えてしまった場合
現代人のDNAをいくら解析しても、混血の痕跡は見当たらないという可能性もありますよね。


>Y染色体が持つ相同性の喪失に絡む不安定性に、さらに不安定要素が加わることになり
>異種間において雄だけが生まれにくくなる可能性はある

生まれてくる混血児が女性ばかりなので、Y遺伝子だけでのゲノム解析では
混血の痕跡は見出す事は出来ないという風になりますよね。