日本企業の淵源は,江戸時代以来の関西(上方)の商家にある。
上方に本店を置き,江戸に出店を構えた近江商人を含む多くの上方商人がいたのであり,
その歴史的展開の上に現代日本の企業経営が存在するのである。
http://kansai.second-academy.com/lecture/DKK11996.html 浄土真宗本願寺派の津村別院(北御堂、大阪市)が発行する教化誌「御堂さん」の年末対談に招かれた際、
同誌の菅純和編集長が「大阪の船場は近江商人が作り上げた町です」と次のような話をされていた。
「彼らが大阪に出て来て、さてどこで商いを、と考えて選んだのが北御堂と南御堂(真宗大谷派の難波別院)の
二つの本願寺の鐘の音が聞こえる所だったんですよ」
その理由について、菅編集長はこう続けた。
「お寺の鐘が聞こえるような、仏さまのおひざ元で商いをさせていただくからには、決して信用を裏切ることはないという思いがあったんですね。
そうして築き上げた信用が、やがて世界に飛躍する基礎になったんだと言われています」
聞いていて、司馬遼太郎氏のエッセーにある、こんな言葉を思い出した。「正直こそ仏のモトである」
http://blog.meibanya.com/?day=20071228