戦後滋賀色が薄まってきたら一気に地盤沈下とは・・・・・・・・・・・
結局滋賀が見てなかったら「たこ焼きトオル」じゃねーかwww
昔の芸人の関西弁は凛としていい感じなんだけど、昨今のバラエティーや「大阪のおばはん」の言葉は汚く下品。
しゃべくり元祖江州音頭は奥深い趣があるのに河内音頭は薄っぺらく、
谷崎の関西弁には芸術性を感じるけど、川上未映子のには、、
未だに大阪のノリでしか生きられない「おばん」のスケールの小ささが見えるというか…
京ことばに近いような固定閉塞性?
メジャーになり過ぎて失ったものは大きい。二度と戻らない奥ゆかしさ(涙)
関西、特に大阪系のノリや言葉に拒否反応を起こす人もちらほら。
京ことばの場合は、失いすぎる前にプライドで固めて保存されたというか、そんな感じ。
これ以上ダメにならない代わりに、広がりというか可能性は感じられない。
一見奥ゆかしく見えるのも、まやかしのよう(しなびた京都のはんなり虚勢ポーズ)
奥ゆかしさ(現状):東北弁>>>京ことば>大阪弁=ギャル語等
■参考資料
「近江はことばのいい土地で、とくに彦根の町方ことばは、京ことばに近い。むかし、
彦根で、老婦人が立ち話しをしているのを耳にして、音楽のように感じたことがある。」
「私の知っている女性で、彦根のうまれの人が京の祇園のお茶屋に嫁入りしてきたが、
嫁入り早々のころから、当時すでに崩れかけていた京ことばのなかにあって、たれよりも
美しい伝統的なことばをごく自然につかっていた。」
「大坂の船場ことばは京ことばを真似ぞこなって出来たものだと私は思っているが、
実際には近江の丁寧言葉が元祖であったかもしれない。船場の中核的な商家の多くは
近江系だったし、江戸・明治期は近江から丁稚を採用した。大正時代ぐらいになると、
近江八幡の八幡商業などの出身者を採用し、昭和一ケタぐらいになれば、
彦根高商を採ったりした。そういうひとたちが、大坂の丁寧語をつくり、維持したといえる。」
(『近江散歩 奈良散歩 街道をゆく24』朝日文庫)