・宇都宮市と上三川町にまたがる大規模商業集積地「インターパーク宇都宮南」内の宇都宮市側の
住居表示が来秋、「インターパーク」に変わる見通しとなった。同市住居表示等審議会が25日、
表示変更を盛り込んだ答申を佐藤栄一市長に提出する。市によると、すべてカタカナの住居表示は
県内初という。
表示が変わるのは、同市砂田、中島、東谷、平塚、屋板、西刑部、上横田の7町のそれぞれ一部を
合わせた計約116万平方メートル。道路に沿って、インターパーク1丁目から同6丁目まで6つに
分割する。
「インターパーク宇都宮南」には福田屋百貨店やシネマコンプレックス(複合型映画施設)、
専門店が並ぶショッピング街などが集まり、高速道路のインターチェンジにも近いため、
県内外からの大勢の買い物客らでにぎわう。各施設が、「インターパーク」という呼び名を名称に
加えるなどして広まっていることから、同審議会は表示変更が適当と判断した。
対象地区には現在、約480世帯が住んでおり、住民説明会では「カタカナの町名には抵抗がある」と
の意見も出たが、最終的には同意が得られた。
一方、上三川町は、「インターパーク宇都宮南」内にある磯岡、西汗の2地区について、
「地区名は『磯岡』に一本化するが、『インターパーク』に変える予定はない」(総務課)としている。
(2007年10月24日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news003.htm