09年に政令市移行 岡山市長が市議会で意欲表明
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/09/14/2006091409354524008.html 岡山市長は13日、2009年に政令市移行を目指す考えを明らかにした。
具体的な時期にまで言及して意欲を示すのは初めて。9月定例市議会の個人質問に答えた。
市長は「(来年1月の)建部、瀬戸町との合併後、最短の期間での移行を目指し、
市制施行120周年となる2009年の移行を視野に入れ、
庁内の推進体制を整備し、国、県との連携のもとで準備を進める覚悟だ」と決意を述べた。
2005年国勢調査で、建部、瀬戸町と合併後の岡山市人口は69万6172人。
市の推計では、人口の自然増などで来年度中には政令市になる目安とされる70万人を超える。
政令市になれば県と同格の都市になり、県道の管理、小中学校教員の人事、児童相談所の設置などの
権限が県から移譲され、宝くじ販売収益金などが新たな財源となる。
権限と財源の移譲には県との協議が不可欠だが、岡山県知事は9月定例県議会で
「県都である岡山市の政令市を目指した合併は、意義あることと受け止めており、円滑に進むよう助言、支援を行っていく」との姿勢を示している。