246 :
相川:2009/01/20(火) 08:14:27 ID:rgVmHXPS
ニダニダ www (~O~)
247 :
kiroro:2009/02/06(金) 12:52:50 ID:GbcyNqeS
>>245 sakとは「痩せる」意味があり、wakka sak naiという地名
がある。(山田秀三 「アイヌ語地名の研究」参照)
つまり、「尻が夏痩せする川」という意味になる。
その「尻」とは女性の陰部(おまんこ)を指す言葉である。
>>247 o-sat-nai は北海道のあちこちにある。
でも、o-sak-naiなんて地名あるか?
sak は「〜を欠く」の意、あるいは事実上「〜の量が減る」の意だ。
日本語では「尻が痩せる」といえるが、アイヌ語ではo sak という使い方はないんじゃないか。
249 :
相川:2009/02/14(土) 10:48:18 ID:7NirmN0z
昭和基地やねん
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/19(日) 00:51:59 ID:9sxUo6RU
千葉市若葉区若松町の旧地名は「川野辺」新田だが、今でも土地の人は
「かーなべ」と発音している。
それは千葉方言の南限だな
伊豆大島にエンシュウアイノウ
253 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/10(日) 00:26:55 ID:71HmOfCc
>>247 縄文人はかなりエロ文化だったみたいだぞ。
まさに日本人に共通する民族遺伝子だな>ヘンタイ
つーかワッカナイもそうか?
>>252 出雲もアイヌ語(縄文語由来)の可能性があるという
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/10(日) 00:49:34 ID:dB2WyfJp
舞鶴市の与保呂もそれ臭いけど、どこかのサイトでは朝鮮起源とか言ってたな
秋田の「桧木内」は「内」だけがアイヌ語系かしら?
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 15:36:27 ID:hbCIQXgd
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 17:49:53 ID:a9yJ9v17
近代アイヌの活動範囲は、
北海道、千島列島、樺太、それとカムチャツカ半島南部だ。
カムチャツカ半島からは江戸時代の寛永通宝や内耳土鍋が出土する。
寛永通宝は和人がアイヌを日本の貨幣社会に取り込もうとしたことによって
千島アイヌがカムチャツカにも持ち込んでいたと考えられる。
また、カムチャツカには和人の居住記録もある。
内耳土鍋は和人が作っていた鉄鍋をアイヌが模造してい作っていた土鍋だ。
また、松前藩はカムチャツカ半島の地名調査をし記録を残している。
古くは北方(露・シベリア)から渡来した縄文人の人骨なら
関東近辺からも発掘されている。
北方系縄文人人骨の出土は関東が南限でつ。
アイヌと和人に歳月とともに同化した東北と関東が
アイヌ地名の残る南限だな。それ以南は怪しい。
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/30(土) 19:29:12 ID:FDi0GlR0
日暮里
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 14:31:27 ID:g+b0N9kD
西日暮里
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/01(月) 15:00:52 ID:WZurZdqE
関東人わ倭人では無い。
アイヌでも御座いません。
>>256 私は、江戸のあたりから船で鹿児島や沖縄まで縄文人が移動したと思われます。
太平洋側の海流航路を使えば、なぜ沖縄や鹿児島にアイヌのような人が居るのか、
いやむしろ沖縄や鹿児島の人が船で移動しすでに古代では北方縄文文化と
南方倭人文化で交流があったかと思います。
その中心がいわゆる関東です。
たぶん名古屋や静岡、伊豆、鎌倉、千葉などでも積極的に交流があったのでしょう。
「尻・痩せる・川」
o-sak-nai
太閤秀吉が大阪と命名するまでは小坂、河内と呼ばれていた地域、
アイヌ語地名は西日本まで広がっていたことがわかる。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 08:14:44 ID:dVYtDFBd
>>261 (水の岸辺)
難波もじつは「ナ・パ」だったりしませんか?
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/09(火) 09:29:38 ID:dVYtDFBd
愛媛県の由来は、古事記の「伊予国は愛比売(エヒメ)と謂ひ」による。
この愛比売ももしかすると・・・・
まあアイヌ語というよりはもはや縄文語になるかもしれませんが
アイヌ語はほとんど縄文語体形のままであると言うことですので、日本
全土に縄文語があると言うのは・・・・・これは・・・
>>260 北海道でも稲作跡と貝腕輪シャーマンが発掘されてなかったけ。
稲作の定着は現代まで待たんといかんがなw
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 07:06:01 ID:g88q3XgJ
>>256 もし東北や関東にもう少し蝦夷色の文化や蝦夷語が残っていれば
アイヌの併合もこれほど問題にならなかったんですがね・・・
アイヌが異民族とされる背景には、そうしたように我々は大和民族で
彼らは縄文やオホーツク民族であるというような日本との離別が
ヨーロッパ人などにより行われてて、アメリカが縄文人に手を出した
のもそこで、もとより現代日本人と縄文人は別種というスタンスから来ている。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 09:40:14 ID:zr6HINSU
同じ民族だという理論があれば同化も問題ないから
同じ民族だという理論を確立しよう。
なんてのはインチキ。
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/24(水) 06:11:49 ID:bYA5a0EH
アイヌ語地名と言うより、
縄文語地名では?
サンベなんかそうかもしんない。
あと東日本に多い「やと」「やち」「やつ」なんかそうでしょう。
「谷」と字をあてこと多いけど、
西日本で「たに」にあたり地形は東では「沢」と呼ぶらしいし。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/24(水) 08:33:05 ID:v96jUcHF
東日本では、谷>谷津>沢 なのだ
方言の語呂宛だろ、文字もアイヌは持たなかったんだろ
祭りのことをマチって呼んだり神戸をカンベと呼ぶ千葉の地方もある、だがこじ付けでどうにでもなるし
北海道全体がアイヌの共通語を使っていたとも考えにくい
素人だが蝦夷が追い詰められた現在のアイヌとの事なの?
そうすると蝦夷に文字は存在しなかった事になるのでは?
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/19(日) 04:19:09 ID:aH4PuRSN
>>269 蝦夷に文字は無いだろうね。
それと追い詰められて北上したかどうかは知らんが、東日本や
北海道にはどうもオホーツクじゃないでかい民族勢力があった。
あとアイヌは共通語を持たなかったよ、要するに統一的な民族規格
を持たなかった。
勝手なことなら何でも言えるけど
東日本の勢力が、偶然流れついたor文化伝来者として呼び込んだアイヌ人を
指導者として崇め奉っただけかも知れんぞ
>>271 それはちょっとわからないが、北海道でオホーツクとの間で
戦いがあって、南部では(本州)和人との戦いがあり、和人に破れ
オホーツクにも敗れ、というような感じもする。
まあ勝手な推測だから何でも言えるけどさ。
指宿
茨城県高萩市大字横川字ユナカウス
inaw-kar-us-i?
「持山」の意から、薪、山菜採取の為の集落住民共同の入会地で
イナウになる材料を採取する場所?
>>272 むしろ、倭人には破れ、オホーツクには勝ったという感じだろうなあ>アイヌ
結果、11世紀の前後数百年かけて、勢力圏が北へ平行移動したようにみえる。
倭人は、東北北部から北海道南端部へ進出。
アイヌ(の直系祖先)は、東北を追われたが、
北海道全域を手中におさめて千島樺太へ進出。
オホーツク人は、樺太北部からアジア大陸へ撤退。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 16:53:52 ID:HnwKMLXT
安食朴杭(ぼっくい)酒直朴杭(さかなおボックイ)は?
アイヌ語?
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 20:53:41 ID:iWTuVi8i
>>275 東北北部には、江戸時代初期にはあちこちにアイヌ人集落があったんだよ。特に海岸線に沿って。
ところが、江戸時代の終わり頃、アイヌ人集落とされたトコを調査してみると、住民は「は?アイヌ人?何それ」ってな反応なわけだ。
人間が変わった訳でもないし(まあ、混血はかなり進んだのだろうが)、虐殺があったわけでもない。
単に、人の意識の違いだけで、同化しちゃったわけだ。
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 20:59:53 ID:iWTuVi8i
鳥取県の余部鉄橋で有名な、余部もアイヌ語じみているので、周辺をしらべてみると…
「市牛」という集落もあった。これもかなりアイヌ語じみているな。
出雲はいわゆるズーズー弁を使うし、東北北部と何らかの関係があるかもね。
>>277 北部のアイヌ集落の多くは古代蝦夷との直接の関係は不明。
しかも多くは北海道に移住して消滅してるらしい。
もちろん、ご指摘の通り同化によって消滅した村もありますが。
シトロってアイヌ語地名?
漢字はかなり無理やりな当て字だし音がアイヌっぽい
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 12:47:26 ID:HmIRLxr7
エゾは鎌倉時代になっても秋田では蝦夷大乱と言うように大きな勢力だったようだ
津軽半島最北部の宇鉄アイヌは沙流から来て沙流に帰ったようだ
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 13:13:33 ID:CSov2y29
九州地図見てたらカタカナのアイヌ語っぽい山がたくさんある。
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 13:26:52 ID:1dBb064i
>>282 九州の原をバルって読むのは何だろう?
沖縄でもそう読むみたいだけど
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 23:53:08 ID:A8JmjNEA
秋田のヌシロ(能代)と新潟のヌタリ(沼垂)はアイヌ語地名
どちらも地形的に似ていて、河口付近にアイヌ人集落があったと考えられる
285 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 05:32:19 ID:Mw6hV7WB
和人用の勝手に作った嘘のアイヌ語学んでるねw
So ho ni kunna piruk? Ettu ni irka mintara pa.
訳してご覧。できないでしょw
こんな事言うのも口伝の掟を破るんだが。
神聖味を失うよね、本当に言葉に出してしまったら…。
でも何も言わなかったら本当に伝わらないかも。
俺は言うよ、通常じゃ絶対にアイヌの聖域には入れない。
見る事が出来るのは日本フィルターの嘘の世界のみ。
アイヌを侵略しようが崇拝しようがここには来る事ができない。
いくら朝鮮半島の悪魔たちが欲しても。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 05:43:01 ID:Mw6hV7WB
西欧で例えるのなら、やはりノルウェー語。
Bokmalは本来のノルド語を洗い流してデンマーク語をもとに作られた侵略者の言葉だが、
元来の単語が残っていて、時折ニュアンスなんかでも伝わってくる。
朝鮮人といい、なぜ侵略者は醜いんだろう。
物理学は悪魔の学問だね、嘘で世界を崩壊させる。
ドイツ人は下等。
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 05:49:04 ID:Mw6hV7WB
と、言うわけで、和人が勝手に造り替えたアイヌ語に憤慨、と言いたいわけ。
まったく。誰の土地へ勝手に入り込んでくるのか…。図々しい事極まりない。
君たち醜い侵略者のおかげでどれだけ美しい世界がこわれてしまったのか。
まだこんな与太話をする奴がいようとは…
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 17:46:21 ID:rZ/zIeb5
>>279 津軽半島北部のアイヌ人集落は、昔からの地名が変化していないから、おれはアイヌ人は
同化したんだと思う。津軽藩の有能な家老で数々の改革を行った(その急進的な改革により
左遷されたんだけどね)乳井貢の同化政策が結局「は?アイヌ人?何それ」って状況を生んだんだろ。
地名だけ残って名づけた民族は移住してしまったなんて例は北海道にやまほどある。
同化した村ももちろんあったが、移住組とどっちの人数が多かったんだろうな。
頑張って史料確認続けてる研究者もいるから、そのうち定量的な結論もでるだろう。
291 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/29(火) 09:45:13 ID:fHLlwPTA
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/29(火) 13:30:25 ID:HYmi6qUt
四国の四万十川もアイヌ語由来って聞いたことがある。金田一先生だったかなあ。
シマントはシ(very大変に)マント(beautiful美しい)らしい。
>>291 北海道の例だよ。「同化政策」かどうかは御周知の通り。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 15:26:16 ID:1/vg+DRH
宮崎県諸塚村 与狩内(よかりない)川
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 15:38:31 ID:Ghf3h5JN
名古屋市守山区吉根(きっこ)
滋賀県比良山(ひらさん)
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 21:59:08 ID:1/vg+DRH
>>295 piraは朝鮮語由来らしい(知里真志保説)
長崎県厳原町 仁田内(にたない) 同町 志古奈伊(しこない)
福岡県星野村 広内(ひろない)
熊本県水俣市 幸内(こうない) 幸志内(こうしない)
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 17:34:56 ID:in3HDRXk
京都府宇治市伊勢田町ウトロ
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 08:28:34 ID:hSuaAiv5
埼玉県の真岡市も樺太の真岡と同じだから、アイヌ語由来だろ?
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 17:20:46 ID:aTU2OwmY
>>296 今の半島に住むコリアンが使う朝鮮語(韓国語)系統の
言葉が、朝鮮半島で使われるようになったのはせいぜい
千年前くらいからではないのか?
反対に日本古語やアイヌ古語からの半島への影響が疑わしくないか?
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 21:14:28 ID:7Vbnkpyf
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 03:07:38 ID:7U3rkSGZ
>>299 今の朝鮮語はモンゴル語だ漢語だ渤海語だ契丹語の混合って
感じじゃないのか?
>>296 京都や滋賀は新羅系移民の地でしょ
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/17(水) 21:09:21 ID:eVXi4CUT
大子町 ス虫沢<sum-us-i、タバッコ峠<tapkop、古錆沢<sat-pi
高萩市 ユナカウス<inaw-kar-us-i 、竜子山<tapkop 茨城のアイヌ語地名
このうち旧美和村の七内(ななうち)、古内(ふるうち)は
高萩市の猫内(ねこうち)が中世城郭の根小屋に由来すると考えられることから
内(うち)はアイヌ語のusではなく、おそらく和語と考えられます。
旧玉造町(現行方市)捻木のオチャク内貝塚は、地形が変化しており
何とも言えません。また日立市の須茂内(すもない)も同様です。
その点同じ大沢川流域で水貫集落より上流の北支流 大子町古錆沢(こさびざわ) は
ス虫沢と同じくアイヌ語の可能性があります。
那珂川上流の那須地方には蛇尾川<sat-piがあり、周囲には大蛇尾川、小蛇尾川
大佐飛山、小佐飛山という地名があります(山田説)。
古錆沢はおそらく大沢川に対する小さいsat-pi沢の意味ではないかと思われます。
タバッコ峠は久隆川最上流の久隆上から曲がりくねった旧道頂上から南約200m
現タバッコ峠南東約700mの張り出し尾根標高408mの半独立丘がtapkop<tap-ka-o-p ?
ではないでしょうか。
ごく狭い範囲でアイヌ語らしき地名が3つもあるのは、北東北以南では珍しいです。
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/18(木) 20:30:42 ID:ArdIMx9D
須茂内すもうち,すもない(茨城大学)、毛内、茶味内、下地内のような「うち」で
茨城県の地名でS音を伴わない場合、今までの何十例の検討からus-iではなく
和語の可能性の方が高い。
また大子町一帯の古称保内(ほうない)、房内(ぼうない旧茎崎町)、ぼんない等も
郡、郷、庄、保または坊等の土地制度に由来するものが多い。
アイヌ語地名比定の場合
@地形の一致または類似 A日本語の意味との対応あるいは類似地名の存在
ユナカウス<inaw-kar-us-i持山⇒入会山、ス虫沢<sum-us-i水貫、古錆沢<sat-pi
タバッコ峠<tapkop、竜子山<tapkopなどは、@Aの要件を備えています。
一方S音を伴う、大子町殕石(かぶれいし)沢 八溝山頂八溝嶺神社から南東約3q
旧白河の関は北へ約20q 『常陸風土記』久慈郡 賀毘礼(山)とは方角が相違する。
殕石(かぶれいし)沢<kap-ri-us-i(皮を剥ぐ場所) あるいはkapar(平岩)us-iで
アイヌ語らしい語感です。kapar-us-iは主に海岸に於ける地名ですので、
ここでは前者が候補になります。確かに近似音ですが、上記@Aの点で弱い。
殕石は見つかりませんでしたが、福島県本宮市青田には殕森という地名があり
背後には標高338mの山が存在します。また南東約1qに団子森<tapkop ?という
標高304mの独立丘があります。動物の皮剥ぎや解体は森(殕森)や山 (賀毘礼)よりも
水辺(殕石沢)の方が地形的には合理的です。
以上から
殕石<kap-ri-us-iは@の点では合理的ですが、Aの類例の存在では若干問題があります。
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/19(金) 21:53:48 ID:0JR2mGo9
タバッコ峠が、「たわむ」の語幹「たわ」「たば」(山の鞍部)+「こ(愛称)」と
解釈しにくい理由。
享和元年(1801)の道標には「はとう(馬頭)からすやま(烏山)とりのこみち(鷲子道)」
とあり、大沢川最奥の集落と緒川流域を結ぶというよりも、久隆川流域(旧道)と
那珂川本流、奥州街道を結ぶ意味合いが大きかったのではないだろうか。
旧道の最高点からタバッコ峠に下り、そこから尾根伝いに尺丈山(511m茨城栃木県境)
鷲子山(463m茨城栃木県境)の尾根を通り鷲子山神社、馬頭町烏山町に到る。
道標からすれば、タバッコ峠は尾根への入り口であって「山の鞍部」の意味ではない。
この点尺丈山の栃木県側旧馬頭町亭道地の寛政9年の道標には右とりのこ山
左小田野入檜沢(二つとも烏帽子掛峠を越えた緒川流域の地名)となっている事
から、タバッコ峠が主として大沢川最奥の集落と緒川流域を結んでいたのなら、
少なくとも、両者いずれかの流域の地名が刻字されるはずです。
従って
「たば+こ」とは解釈しにくい、あるいは美和村誌が別解を載せているのはこの為か?
ちなみに網走川支流域にはtapkop-ene-rupespe「tapkopへ向かう峠道」
(知里真志保著作集3p293)という地名があります。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/20(土) 15:08:05 ID:rHWrhqUr
『袋田の滝』のアイヌ語名「シシメイ」<si(接頭辞大きな)-sum(+1水が湧く)-i(−1場所)
まとめ
memmeute Vi to dry upから <mem(+1)-mew(重複)-te(+1) 乾かす
mem(+1) <冷水が湧く<水分が出る
mem名詞「泉、湧水地」自動詞「冷水が湧く」
mena/mema<mem-a 名詞「泉、湧水地」自動詞「冷水が湧く」
cf muk⇒muk-a、ap/apu⇒ap-a自動詞を他動詞化する母音i, u, e ,(o)ではないaが後続
同じく
Dybowski sumpuy氷面にあけた穴 sum⇒「水」知里地名辞典も合成語の中で「水」
方言辞典 sum(+1)萎れる nonno sum花がしぼむ sum(+1)は⇒水分が出る
沙流方言辞典 esum(+1)溺れる ⇒e(±0)〜の頭が、sum(+1)水に浸かる
sum名詞「水、湧水地」、自動詞「水が湧き出る」「水分が出る」「水に浸かる」
とすると
袋田の滝の上流約700mにある地名「シシメイ」は
<si(接頭辞 大きな)-sum(+1水が湧く)-i(−1場所)で、袋田の滝のアイヌ語名と
考えられます。
大子町が一時陸奥国に編入され、関戸明神付近に関が設けられた事や
『常陸風土記』の記述は案外事実を反映しているのかもしれません。
他県でアイヌ語っぽいのは、まだ自信がありませんが、
福島県境に近い 栃木県日光市の鬼怒川最上流川俣温泉北支流の錆沢
その近くの鬼怒沼山(2140m)の反対側の尾瀬周辺の地名
たとえば、尾瀬ヶ原の有名なヨッピ川<i-(h)opi?
尾瀬沼の三平峠下の群馬県片品村 片品川上流のトマブドウ沢 中ブドウ沢 沖ブドウ沢
尾瀬を<o-sepと解釈する人いますが、私ならトマブドウ沢<tomam (湿地)-putu(口)?
もし、これらがアイヌ語なら、尾瀬は<o-sep ではなくtomam(湿地)でしょう。
北東北から苗場山の裏側の長野県秋山郷まで、途中猪苗代湖畔の中山峠で山が
多少途切れますが、人里に下りずに山伝いで行けます。
秋山郷はマタギのほぼ西限付近でもあり、鈴木牧之の『北越雪譜』『秋山記行』では
アイヌのチセに似た特徴ある家でも有名です。
さらに、山梨県早川町奈良田方言、八丈青ヶ島方言とならんで方言島を形成しています。
音韻的にはu とoの混同、kiとciの混同が有名ですが、殊に前者は
アイヌ語のuとoの音価と併行したものと考えたら面白いかもしれません。
ただ、秋山郷から西、千曲川沿いの平野を越えて、妙高(惣滝)まで及んでいたかは
分からないです。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 11:06:11 ID:JWKik8MG
参考までに
奥鬼怒や尾瀬はアイヌ語っぽい地名の宝庫ですが、その中でもこれはと思われるのは
栃木県日光市の鬼怒川源流 日光温泉 オロオソロシノ滝 ヒナタオソロシノ滝
オロオソロシノ滝 <(p)oro-o-so-us-i 大きな滝のある沢
トマブドウ沢の反対側 群馬県片品村 片品川上流の靫(うつぼ)滝近くの
沖ジョウエン(沢の名前) 沖は奥の訛り <so-wen? 奥鬼怒へ行く道の障害故?
ちなみに関東の平野部の内は、同じ地名でも「ない」「うち」両方の読みがあるので、
そこから、アイヌ語を特定するのは困難です。
沢や滝、水源地のような場所の特定できるものから、調査した方がベターです。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 16:48:25 ID:usJGclhC
袋田の滝のアイヌ語名「シシメイ」は東関東方言のiとeの混同と
母音iの前進的同化で、si-sum-i>sisime/i と説明が可能。
一方、西関東方言の群馬弁はrの脱落があるから、
奥「おくり」okuri>ok(u)i で沖「オキ」となる⇔反意語は「トマ」 exトマの耳
沖ジョウエンの近くの日向タキ沢、オロタキ沢 から
日向、ヒナタ⇔オロ とすると「オロ」は日本語?
ヒナタo-so-us-i⇔オロo-so-us-i
しかし、群馬弁のrの脱落現象とは背馳する。やはり(p)oro?
群馬弁や地名に詳しい方、ご教示お願いします。
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/21(日) 18:40:07 ID:usJGclhC
マタギが谷川岳(トマの耳、オキの耳)、尾瀬に来たらしい証拠
マタギ語事典 「トマス」(仙北の生保内 上桧内)
猿の集団の本隊より先にやって来る4、5匹の猿で、 先発隊の意味
とすると
奥「おくり」okuri>ok(u)i で沖「オキ」の「おくり」とは
群馬弁のiとeの混同から「遅れ」かもしれません。
トマス⇔オキ ⇒ トマ⇔オキ
ちなみに「クラ」(仙北阿仁鳥海雄勝岩手) 岩場、崖の意味
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 11:11:26 ID:tT/NtPEn
尾瀬、奥鬼怒のアイヌ語地名 東から西へ
栃木県日光市
@川治ダム野尻大橋近くの大滝沢上流のサツ沢<sat
A川俣ダム馬坂沢上流のジャーコン沢<so-kor
B川俣温泉北支流の錆沢
CD日光沢温泉オロオソロシノ沢、オロオソロシノ滝ヒナタオソロシノ滝< o-so-us-i
群馬県片品村
E片品川上流の靫(うつぼ)滝近くの沖ジョウエン<so-wen 滝返しの意味
F尾瀬沼のヨッピ川<i-(h)opi
福島県桧枝岐村
GH奥只見ダム大津岐川上流の二股に分かれた、大津岐峠下の
大ヨッピ沢、小ヨッピ沢<i-(h)opi
新潟県魚沼市
I奥只見ダム ミョウカン峠下の中ノ岐川二岐沢上流のジョウ沢<so
JK奥只見ダム 中ノ岐川の灰ノ山下の、上カブレ沢、下カブレ沢<kap-ri
L同じく 箱ジョウ沢<so オホコ沢から、箱とは「大きい」意味か?
とすると、中ノ岐川自体が箱ジョウ沢か?
群馬県みなかみ町
M利根川上流小穂口沢上流のオクサビ沢<sat-pi
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/22(月) 22:55:07 ID:tT/NtPEn
関東地方に於けるアイヌ語地名の「ナイ」<nay
群馬県六合村の胎内沢<tay-nay?
新潟県湯沢町長野県栄村(秋山郷)との境の白砂山の下、白砂川上流の胎内沢
ちなみに新潟県胎内市にも胎内川あり
補足
沖ジョウエン<so-wen 「名詞+自動詞」型の地名
北海道浦臼町のフラウェンナイ<hura-wen-nay天塩町振老フラウェニ<hura-wen-i
どちらも動詞価の点では、hura-wenとするのが妥当
「ス虫沢峠と水貫」のように、意味の対応する日本語地名として
距離的にはかなり離れていますが、日光市川俣ダム無砂谷沢上流の「滝返沢」
奥鬼怒に向かう主要なルートだったと考えられますので、
日向o-so-us-i 日陰o-so-us-iのus やso-un-petのunではなく
so-wenと解釈しました。
ス虫沢に関連して、sumがusに前接する地名として
北海道旧静内町の「ヲシユムシヘツ」 <o-sum-us-pet
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 20:57:55 ID:ww38Ejmk
O群馬県六合村の胎内沢の下流白砂川のコメゴメ沢
すぐ下は「ヒジ曲リ沢」本流は「猟師ノ沢」
下流で白砂川に合流する長笹川には「金山沢川」あり
「ヒジ曲リ沢」との意味の対応や、komke型や、kankan沢のような地名あることから
komkomse(+1)ちぢれる<kom(折れ曲がった状態を表す語根)-kom(重複)-se(+1)
komke(+1)折れ曲がる<kom(折れ曲がった状態を表す語根)-ke(+1)
コメゴメ沢<kom-kom-a折れ曲がった沢
-aは自動詞を他動詞化する母音i, u, e ,(o)ではないa
p→p pa→baのように開音節化した場合、有声化して聞こえる。
この点、kankan腸 を、知里先生は語源を <kar-karとしていますが
乙類の母音o と甲類の母音aの交替ではないでしょうか?
N群馬県六合村の胎内沢 秋山郷最奥の集落は「切明」
tay-nayのような「名詞+名詞」型の地名として ut-nay yam-wakka-nay
補足
明暦〜元禄期の天領銀山平鉱山開発に関連した地名「金山沢」が中ノ岐川最上流にある。
(慶長年間に会津と沼田を結ぶ沼田街道の開設があり、三平峠下にも金山沢があり、
@〜Lの中で近代まで人跡未踏と言い得るのは、会津側のGHとNO)
I中ノ岐川二岐沢上流のジョウ沢 L中ノ岐川上流の箱ジョウ沢
恋ノ岐沢上流のオホコ沢
「箱」とは日本語で、箱田、箱根等のように山川等に囲まれた意味で、
箱ジョウ沢とは、
切り立った山に囲まれたジョウ沢<so
オホコ沢も恋ノ岐沢上流の長い沢であることから「大箱」の訛りか?
よって、ILとも滝の意味のアイヌ語<soに由来
日陰の方言「オロ」 裏ウラura>u/ora>oro
母音u/oの混同、母音の前進的同化、 但しrの脱落現象とは背馳
母音u/oの混同は秋山郷方言と併行する。
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/23(火) 21:02:50 ID:ww38Ejmk
訂正
@〜Lの中で近代まで人跡未踏と言い得るのは、会津側のGHとNO
↓
@〜Oの中で近代まで人跡未踏と言い得るのは、会津側のGHと白砂川のNO
群馬県みなかみ町利根川支流小穂口沢コゴメの沢⇒クサソテツの例を
メールで教えていただいたので
Oコメゴメ沢<kom-kom-aを⇒紫式部に訂正します。
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/24(水) 21:23:54 ID:6SRu3U6+
これらの地域の地形用語として
ヒナタ(日向) オキ(奥>沖) オロ(日陰) トマ(手前) があります。
地図を見れば分かりますが、最も多く使われるのが「ヒナタ」、次が「オキ」です。
これらに対して、「オロ」や「トマ」は、かなり使用頻度が低いです。
たとえば、群馬県みなかみ町利根川支流宝川上流の「スズミ沢」
北斜面で「涼しい」に由来? この沢は地形的にはオロ(日陰)でもいいはずです。
現に、すぐ上流の矢木沢には「ヒナタグラ」という沢があります。
※日陰の方言「オロ」 母音u/oの混同、母音の前進的同化 裏ウラura>u/ora>oro
※手前の方言「トマ」 門場口(とばくち)に由来? 岐は、叉路(分かれ道)に由来。
もし門場口が語源なら、もう少し使用頻度が高い気がします。
たとえば桧枝岐村大津岐川上流の「スクノウシロ」沢、群馬県片品村の「フノウシロ」沢
「スク」とは仙北(戸沢)マタギの「イワナ等の夏の沢漁法」の事ではないでしょうか?
「フ(語義は不明)」及び「オロ(日陰)」に関係する地名として、
東から白神山地青森県西目屋村「フガケ」沢(大沢川支流西股沢)、「フガケ」沢には
「スケム」滝、「モックリの上げ」、
暗門川支流大川源流「オロ」の沢、
鯵ヶ沢町赤石川支流に「フカミ」川、「フ」川、
「フ」川には3段の「アイコガ滝」があります。(赤石マタギ)
また、「トマス」も同じ仙北 (生保内,上桧内) マタギの言葉で「先発隊」の意味です。
ともに、仙北という点でマタギ由来説も捨て難い感じがします。
まとめ
@大滝沢上流のサツ沢<sat A川俣温泉の錆沢<sat-pi Bオロオソロシノ滝< o-so-us-i
Cヒナタオソロシノ滝< o-so-us-i D沖ジョウエン<so-wen E尾瀬沼のヨッピ川<i-(h)opi
F大津岐川上流の大ヨッピ沢<i-(h)opi G小ヨッピ沢<i-(h)opi
H中ノ岐川二岐沢上流のジョウ沢<so I中ノ岐川の上カブレ沢<kap-ri
J中ノ岐川の下カブレ沢<kap-ri K中ノ岐川の箱ジョウ沢<so
L利根川上流小穂口沢のオクサビ沢<sat-pi M白砂川上流の胎内沢<tay-nay
ジャーコン沢は音が多少相違するので保留、コメゴメ沢は撤回します。
316 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/25(木) 20:34:21 ID:2XMEMPDf
>>230 居主内(いぬしない)の場所を、お教え願いませんでしょうか。
230は、大発見かもしれません。
B アイヌ語らしい地名(A…ヨッピ沢オソロシノ滝等の@〜Lよりも自信なし)
山間部
T ジャーコン沢<so-kor/n U 川俣ダムのサッサミキ沢<sat-samatki? 類例が問題
V 土呂部ダム上流のオホッパ沢<(h)o-hoppa (h)opiの複数形なので可能性あり
W 日光市今市ダムのジャジ沢川<sat-pi
X 那須塩原市小蛇尾川南の遅野(おその)沢<o-so-un-(nay) 滝のある沢
すぐ南の、滝のある箒川上流を指した地名か?
Y 箒川上流中塩原のシラン沢川<sirar/n (沢口に幕岩あり)-(nay) 名詞+名詞で問題
平野部
Z 栃木県真岡市(旧二宮町)水戸部みとべ<net-o-p 類例 北海道の根田内net(寄り木)-o-nay
文治5年千葉常秀が源頼朝より、下野国の高岡,青谷(いずれも真岡市), 新渡戸の3郷を拝領
『新渡戸氏系譜』。この新渡戸の候補地の1つが水戸部 類例 宮城県南三陸町 水戸辺川
小貝川が八溝山系の南端にぶつかって川が湾曲蛇行し、寄り木が集まる場所
前述の八溝山系鷲子山上神社本宮神社は、北海道アイヌと同じくフクロウを祭る
[ 那須烏山町烏山大橋付近の笊内(ざるうち)<sar-us-i
類例 宮城県旧本吉町猿内、福島県白河市東上野出島字笊内、郡山市逢瀬町河内笊内
宮城県白石市福岡深内字笊内
ちなみに旧常陸国府の石岡市笊内(ざるうち現在の北府中3丁目の北、正上内)は疑問あり
場所不明、小貝川流域 「アイヌ語地名の南限
>>230」の方からの情報です。
\ 栃木県真岡市?居主内(いぬしない)<inun-us-nay 漁のために滞在する川
類例 北海道士別市犬牛別川<inun-us-pet 鮭の溯上する小貝川のアイヌ語名か?
特定できれば<tay-nay 、<so-kor/n、<sirar/nからr-n→ n-nで、沢=nayとなる。
マタギ由来の地名 日光市於呂倶羅(おろぐろ)山<「オロ(日陰)」+「クラ(岩場)」
山王帽子山(2077m)の北側の山だから、なお会津田島にはマタギの宿があった。
小樽の難解地名 於古発川 おこばち川
「ウコバチ」「ウクバチ」「ヲコハチ」
山田説u-ko-pas その他 地名研究家説 o-ukot+「いろいろ」
k〜h で、koppa /hoppa(+2) はkopi /hopi(+2)の複数形
-ci(複数接尾辞)は石狩、道東、沙流、千歳、幌別及び有珠で確認済み
o/uかつ「ヲ」で
「ヲコハチ」<(h)o(-1)-koppa(+2)-ci(pl)-i(-1場所)
意味 そこ(川尻)を何度も分ける所 「川の合流点」 現在の洗心橋付近
よって
オホッパ沢<(h)o-hoppaの類例 となり、
>>316のVは、BからAに格上げします。
318 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 15:09:55 ID:kmPgQJcB
栃木県真岡市 居主内(いぬしない)はアイヌ語?
これは昭和28年発行50000分の1「真岡」に記載され、地名
レッドデータブックには「いぬしない」とある。北海道にも
松浦武四郎地図に「イヌヌシナイ、イヌシナイ」とあり、
これと同系か? inun usi nay
近くの七井もひょっとしたら nu an nay かも知れない。
例:七飯(函館本線)
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 15:10:57 ID:kmPgQJcB
宮崎県諸塚村 与狩内(よかりない)は i o kar nay?
熊本県水俣市 幸内(こうない)は ku o nay?
同町 幸志内(こうしない)は北海道の光珠内に似ている。
島根県鹿島町 恵曇(えども)は enrum ? 室蘭にも同型あり。
島根県島根町 佐波(さば)は sapa ?
同町多古鼻は tapkop ?
同県日御碕付近、宇竜は urir ?
同県伊賀和志は ika us i ?
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 15:12:36 ID:kmPgQJcB
長野県岡谷市 長地(おさち)は o sat の形
神奈川県城山町 龍篭(たつご)はtapkopか?(城山がその形)
千葉県八日市場市 目名(めな)はmena? 北海道に同名あり。
栃木県大田原市 加茂内(かもない)川 は kama o nay ?
茨城県高萩市 八木内(やぎない)は yanke nay?
同県阿見町 奔内(ぼんない)は pon nay?
石川県珠洲市 鈴内(すずない)は susu nay かと思われたが、
柳の木はなかった。和名か?
鹿児島県垂水市 種子比良(たねひら)は tanne pira?
同県喜入町 瀬々串(せせくし)は seseki us i ?
沖縄県西表島 髭川(ぴない)は pit nay?
同島 サバ崎は sapa ?
同島 祖納(そない)は so nay ?
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 15:17:51 ID:kmPgQJcB
新潟県妙高村 惣滝はアイヌ語 so
同県下田村 五十嵐は inkar us i (山田秀三説とは異なり、
山田説より奥の「八木鼻」が遠軽の眺望岩そっくりの地形
なので、そこであると推定。
三重県藤原町日内(ひない)は pi nai か? 近くに石川という
地名あり。
同県尾鷲市 江戸鼻は etu 沢崎はsapa で説明できる。
また三重県松阪市 乙部は o to un pe と思しき地形。
京都府八木町 多国山(たこくさん)は典型的なtapkop型。
愛媛県今治市にも五十嵐あり、地形は今治平野を見渡せる
見晴らしのいい所。北海道にも同型あり。
長崎県厳原町 仁田内(にたない)は nitat nay?
同町 志古奈伊(しこない)は siki o nay?
同県某所 金内谷(きんないだに)は ki un nay?
福岡県星野村 広内(ひろない)は poro nay?
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/03(土) 15:24:06 ID:kmPgQJcB
2ちゃんねる規制のためレス遅れました。スマンです。
大阪府箕面市如意(にょい)谷は ni o i か?
案内のアイヌ語説(仙台市含め)は疑問を呈するところ。
西日本各地にあり、北海道にはない。
実は 穴(あな)の内という日本語から来たもので、恐らく
製鉄に関係する地名だと思われる。
岡山県に鉄穴内(かんなうち)があり、高知県の穴内も
同系とも考えられる。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/04(日) 21:18:38 ID:6XOLpjnb
熊本県天草諸島 ノサバ崎 not sam ? 納沙布・ノシャップと
同系?
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/07(水) 21:20:36 ID:+UPM+lb+
今まで規制で書けませんでした。
>>318 真岡市北部、五行川沿いの現在の飯貝付近のことですよね?
内は「ない」ではなく、地元では、いぬしゅうちと呼んでいるようです。
近辺には堀内や大内と言う小字があります。
もしかしたら中世の居館に関連する地名かもしれません。
栃木県大田原市加茂内川も「ない」ではなく、かもうちと呼んでいるようです。
百村川下流の大字滝岡の加茂神社、親園2345番地の加茂神社の「社域」に関連する
地名の可能性があります。
八木ヶ鼻に関して
近くに大字「院内」があります。天平年間創建 越後三十三観音最終札所 最明寺の
「寺域」に由来すると思われますが。
もしアイヌ語地名なら八木ヶ鼻付近で五十嵐川に合流する守門川の源流には
硫黄沢、湯ノ又沢、中流には濁沢があり、wen-nayかもしれません。
山田説より魅力的です。
新渡戸(高岡,青谷,水戸部)に関して
「青谷」は元和九年田畑検地帳、「水戸部」は天正年間と思われる資料があります。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/08(木) 06:13:21 ID:IxdIL7pz
言わせてもらうが。
お前らにアイヌ語は知り得ない。
良い例えが英語を学ぶ外人。
頭が母国語でどうやって他人の言葉を学べる。
例えば、韓国人が日本語を話せないのと同じ事。
けれど、理解できるのは日本人だけ、韓国人には無理。
縄文語の感覚を理解できない人間に学ぶ事は不可能。
しかも半端じゃなく柔軟な言語。
お前らは朝鮮語を学んだ方がはるかに早い。
百年かかってもアイヌ語はたぶん無理。
例えばの話、侵略者を拒むために、
アイヌへの道なんて殺人的な内容しか書かれていない。
文献なんて何の役にも立たない。他人が書いた事。
それじゃ小便臭いパリの路地裏は見えても一番美しい世界は見えないのと同じ。
こうやって俺が書いている事はベルサイユやシャンゼリゼを見せている行為と同じだし、
それに心を奪われる。それらを学ぶ以上、君らはモンゴル人、B型である。
で、君らの出版する本なんて、地球の歩き方と同じ。それを見た人間はどう思う。
解かってるでしょ、君ら自身。
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/08(木) 06:47:24 ID:IxdIL7pz
他人の言語を学ぶ、ってつまり、君ら自身を否定する事。
朝鮮人がアイヌ語を学ぶ。
自分の首を絞めている行為に他ならない。
英語を学ぶ行為だって同じ事。
アングロサクソンの剃刀がモンゴルの首を切る。。。それに耐えられるかい?
アイヌ語の広域はエニセイ川、アラスカ、ポリネシア、南米にまで達する。
バイカル湖で日本人が誕生、各地へ散ったのは変えようのない事実。
アイヌ系、で言えば日本人の9%、その9割が関東人。蝦夷、混血を含めるとそれ以上かも。
北日本はアイヌが居住した事のある地域、というだけで、人種そのものは完全に入れ替わっている。
縄文人は相当数殺害されてるし、住民の殆どがツングース系という事実。
まあ、そういう意味では、オーストラリアかも。
悲劇の土地である。
亡霊の様な国、まあ、精神世界の要素が強いからね、元々アイヌの世界は。
北欧と似ている。日本もそうだけど。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/08(木) 08:46:04 ID:8BLMwLKt
アイヌの話なら、イザべラ・バードよりも、トールキンの話の方が正確。
人間の国、とかオリジナル、とかいう形で表現されている。
また、ベルリンのペルガモン美術館、オスロ大学。。。etc.は研究が盛ん。
昔はイギリス人は大英帝国を神の国と呼んでいた。
で、東アジア人は彼らが何を言ってるのか、さっぱり理解不能だった。
だから自分の言葉に置き換えて学ぶしかなかった、ってのも、つまり、ツングース文化圏は世界的に見ても特殊。
アインシュタインも東洋が物理至上主義と表現していた様に、
インド以東、東アジア圏は明らかに異質なものとして表現されている。
けれど19世紀、英国人宣教師クラックスマンらがきた際も、会話をせずとも意思疎通が可能だったのも、
やはり、感覚が近かったからに他ならない。
彼は高貴なる野蛮人、とかじゃなく、表現した言葉は、「人間」。
それから始めて遠い東洋の地で自分たちの言葉を理解した、という意味も含まれている。
縄文人は歴史から抹殺され、ひっそりと生き続けた人種。
半島人の嘘はおおむね全て見破る事ができる。
つまり、すべて、他人の言った事がベースなんだよ、猿たちは。
だからろくな芸当がない。
で、それはよく知っているはずだと思うんだけどね。
このスレ最初から全部読んだ訳では無いけど
アイヌ語地名というか、古い縄文祖語(=アイヌ語を含む)の最南端は
沖縄の那覇(ナハ)じゃないのか?
アイヌ語でも”ナパ”は、水辺のなんたら、という意味らしいし
沖縄のナハも、語源はほとんど同じような意味らしい
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/10(土) 10:32:28 ID:6VXf+9un
お前ら、アイヌ語を勝手に作るのもいい加減にしろよ。
お前らみたいなアホには永遠に理解できない言語。
韓国語でも学習してる方が似合ってる。
330 :
328:2010/04/10(土) 10:57:42 ID:jTkbgDZC
>>329 >アイヌ語を勝手に作るのもいい加減にしろよ。
>>328で書いた、アイヌ語の ナパ と沖縄の ナハ が、似たような意味を持つ
という話は、昔読んだ人類学辞典に書かれていた話だ。
と言うか・・・
アイヌ語と琉球語で、音韻対応するような単語は無いのだろうか?
アイヌ人と昔の琉球人はルーツが同じ、あるいは近くても、日本列島に入った時点で
すでに別集団だと言われているが
アイヌ人は、東アジアで最も立体的な容姿を持つ民族集団で
琉球人は逆に、東アジアで最も平面的な容姿を持つ民族集団って
遺伝子上でアイヌ人と琉球人は近親性が多少でもあるにも関わらず、
外見の違いはどこから生まれるのだろうか・・・
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 09:54:38 ID:xDtfQuge
青森県平内町ももちろんアイヌ語・ピラナイなんだろうね。
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月) 17:15:10 ID:GIyyyCvN
>>330 それは幽霊アイヌ語です。デタラメ信用しないでください。
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水) 20:06:05 ID:0Xcffe5m
九州にだって「ナイ」のつく地名ならいっぱい
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/17(土) 20:21:53 ID:QA4FO4DW
オレの親戚のおじさんは、青森県出身のアイナイ(=漢字を忘れた)という苗字の人と結婚したんだが。
アイナイって苗字は、アイヌ語由来で確定だよね?
実は、アイヌ人が先祖でアイナイと言う苗字になったのか?と・気になる所
ちなみに、親戚うちのおじさんは、両親とも沖縄県出身。
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/18(日) 21:01:25 ID:+2HU1N9I
>>334 相内か愛内と思われるが、ai nay だと イラクサの沢 という意味になる。青森・秋田に多い地名です。
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/20(火) 08:41:04 ID:5O9KKZW2
日露戦争でのロシア軍の上陸に備え、青森八甲田山では雪中行軍が決行され
多くの犠牲者が出た。負傷兵の治療に当たった軍医の報告で、多くの鼻の凍傷患者で
高い鼻の兵士が指摘され、軍が調査したところほとんどがアイヌ系兵士だった。
このころには、青森にはまだかなりのアイヌ系住民がいたことがわかる。
>>330 薩摩の古語とかアイヌ語だという可能性が指摘されたケースがある。
たとえば「おいどんは西郷隆盛でごわす」の「おいどん」とか。
薩摩に伝わる祭りとかもアイヌ的なものがあったとかね。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火) 04:41:13 ID:1Fb4ByHk
>>337 現代の沖縄人て、総人口の20%が沖縄に渡来した中国人の末裔なんだって・・・
その渡来した中国人は600年前と比較的最近沖縄に渡来したんだが
その事に関して歴史の教科書で一切習わないのは
日本史的に都合が悪いからだと・・・
そういう事を踏まえると、今の沖縄人より薩摩と言うか、南九州の人の方がアイヌ人に近い
要素を持っているのかもね。
沖縄県民の総人口の20%が中国人の末裔って話は
この前、どこかのスレで見て初めて知った事なんだが(←ソースも見たよ)
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火) 05:50:03 ID:ZJvP6WqT
それは言えるね。薩摩人と沖縄人は顔が大きく違うもん。
芸能人を見ても、谷隼人とか、鹿児島出身者は、白人とのハーフではないかと
思えるような彫の深い顔が多い。
沖縄人は顔扁平な人が多い。
>>334 いわゆるアイヌ人というか、蝦夷人は北関東まで全域にわたり大量に住んでたよ。
東北人は実はアイヌが子孫じゃなくて、祖先はアイヌ≒蝦夷なんだよ。
話変わるけどおまいら知覧のミュージアム行ったことある?
なぜだか写真に写ってるのがブサ麺率低いんだよな
もしかして池面は先の大戦で駆逐されちゃったわけ???
あと上の詩のような書き込みは美しかったが英語を学ぶのはビジネスのためだけだよ
あんな簡単すぎる言語では情緒も表現できないし、世界の植民地のための言葉だから
商売やるならしょうがないさ。何もモンゴル人に刃をむけるためじゃない
むしろ利用して利益をよぶため。まぁなかなかその利益をよぶのが大変なわけだがwwww
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月) 00:12:50 ID:yL1agFLS
栃木県那須高原の蛇尾川(さびがわ)。
由来はアイヌ語のサッピナイ(涸れた小石川原の川)。
その名どおり、涸れた川である。
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/18(火) 02:59:48 ID:xo1TfS6T
344 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/18(火) 03:02:29 ID:xo1TfS6T
>>341 英語に限らず他所の民族の言語をマスターする事は、
一朝一夕でできる事じゃないよな。