中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は21日の記者会見で、韓国が国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指していることについて
「国際的な場でさらに大きな役割を果たしたいという韓国の希望を理解する」と述べた。さらに「歴史的認識を正しく持つ韓国に対して常任理入りに障害はない」と語った。
孔局長は、安保理改革をめぐる中国側の基本的な考え方として「歴史認識を正しく持つ国々の代表を優先して考えるべきだ」と言及。一方、日本
の常任理入りについては、「自らの歴史問題をはっきり認識することが必要だ」述べた。国連分担金の約20%を負担していることについては「国連は分担金の納付が多
いか少ないかによって内部の構成が決まる組織ではない」と述べ、日本の常任理事国入りの議論とは関係ないとする立場を示した。
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