気になる誤用ex.的を得た等々

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177名無し象は鼻がウナギだ!
>>175
五段(四段)活用動詞の可能形は、可能動詞という別の動詞で表す。
たとえば、「読む」と「読める」は別の動詞だ。

教科書的・規範的・原則的には(ここ、突っ込まないでね)、
五段活用を除くすべての動詞にはすべて「ら」がつく。
「食べられる、見られる、来られる、…」

五段活用動詞にも例外があって、たとえば「行く」は、
「行ける、行かれる」の両方が混在している。
いまでも「明日は行かれなくなった」と言う人がいる。
「この冷蔵庫はイカレテイル」というと、違う意味になる。
「行ける」は可能動詞、「行かれる」は「行く+れる」。

「ら抜き言葉」は嫌いだと公言しているくせに、
「来れる」が「ら抜き」だと気づいていない人がいた。

語幹が短い動詞は「ら抜き化」が進んでいるようだ。
「これる、来れる」「みれる、見れる」「たべれる、食べれる」等。

一方、語幹が長い場合には、「ら抜き」にはならないようだ。
「しんじられな〜い、しんじらんな〜い」というセリフはよく聞くけれど、
「しんじれな〜い」というのは、あまり聞かない。
「かたづけられない」とは口にしても、「かたづけれない」とはあまり言わない。