広東語とベトナム語の類似性について

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119自転車小僧
>114
?さんの敵は私ですよ。彼はただ自分の説に反対する人間を許さないだけです。
回族の多くが西域からやってきたと本当に思っているし、
>ベトナムの内部の方言なんて、たいして分化しているわけじゃないんだが?
と言っておきながらすぐ下で
>声調の特徴などは方言に対してとくに手を加えていない。
と言っている。細かなことだが、私は別に図書館に字喃や越漢文の文献を探し
に入ったわけじゃない。別の本を探しに入ってたまたま見つけそれから先行の
論文を探したわけ。決め付けもいいところ。図書館で書籍分類のバイトなんか
を短期間やってたから書庫へはフリーパスだったわけ。もちろん探しだした文
献はそれなりの人にも見てもらいましたがね。
あなたは朝鮮語もお得意なようで。私はラジオでしか聞きませんけどね。
KBS釜山の音楽番組とか、お笑い番組としての平壌放送の金日成大学放送講座と
かね。

>おまえ馬鹿か。海縁はどうなんだよ、海縁は。

そう来ると思ってました。『東アジア諸言語の研究T』P229以降参照。
また橋本萬太郎氏にも沿海部の雷州話や海南島の文昌話の研究があった
はずですのですでにお読みのことと思われますが。


>フィールドワークしたんか?

と言うことはもちろんあなたはされていると言うことですか。
中国が「民族・言語」分類を行う以前、あなたお勧めの1930年代に。

>というか、非常に新しい時期に移民してきて、しかも中国なんて村が違えば
>接触が少ないところなので、そのまま残ったんだよ。

と言うことが広東省からベトナム北部にかけて起こっていなかったんでしょう
ね?特に稲作が盛んで土地とのつながりの強い地域でね。
ご存知かとは思いますが、壮語で田んぼのこと"na"と言いますよね。
で昔地図を引っ張り出してマルをつけてったんですよ。
地名に"那"とか"納"とつく地名を。どうなったと思います?

>そもそも漢字の読書音というのはリングアフランカ的な使用からはじまった
>ものなんだからさ。

だから、それは私も語学板の方で言及してます。意味合いが理解できていない
のはお互い様。

だいぶ前のレスですが、広東語の民間文学や紀行文なら読んでますよ。
あなたほどたくさん読み込んでないにしても古いところなら『広州記』
とかね。揚雄の『方言』なんかも見ましたけどね。もちろん『方言箋疏』
ですけど。
いや、漢語音韻学の理解をせずに西田龍雄氏の論文を読むと大変でしょう。
橋本萬太郎氏は漢語音韻学の枠組みを構造主義の音韻学に当てはめて解釈
することが多いですから良いですけど。
西田龍雄氏の『東アジア諸言語の研究T』ですら引用されている文献の多く
が中共の論文ですから、これもあなたの言う中共の「民族・言語」分類のドグ
マにはまっているのかも知れませんね。
人の揚げ足を取ったり、重箱の隅をつつくのは結構ですが、あなた自身
自分の書いたレスを読み返されては如何でしょう。
全て矛盾なく説明できているのでしょうか?