882 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/24(火) 16:52:17 0
鳥取市の誘致企業リコーマイクロエレクトロニクスにアルバイトに行っていた。
勤務態度不良でリコーのアルバイトをクビ同然で辞めた。
その後、鳥取市のテスコという工場に勤め真面目に働いていた。
「真面目に働いているのはリコーに対する報復(あてつけ?)」という噂でテスコをクビになった。
直後、テスコの社長から雇用保険の書類をとりに来るよう泣きそうな声で電話があった。
噂は嘘だと知ったのだろう。
雇用保険の手続きのため職安に行った。
職安の次長と相談すると、口止めをされた。
職安と会社は連絡を取り合っていたらしい。
しかし噂は狭い鳥取市である程度広がっているようだ。
リコーマイクロエレクトロニクスに電話を掛けた。
「君はうちのような一流企業が組織ぐるみでやったとでも思っているのかね?」
「そんなことはありませんけど」
「じゃあ会社には関係ないじゃないか」
しかし公的機関(職安)も巻き込んだ組織ぐるみの人権侵害の揉み消しである。
883 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/24(火) 23:05:06 0
樺太アイヌ語にはhana(犬の首輪となる綱)という語がある
ウィルタ語にはxala(犬の首輪、トナカイの首に巻いた綱 池上辞典p229)
同じくニヴフ語にはxall(犬の首輪、トナカイ橇用首輪 Grube) という語がある
これらの関係はどう考えるべきか?
ニヴフ語には以下のように語末母音を欠落する傾向がある(丹菊)
osukeh(ウサギ 樺太アイヌ語) osq(ウサギ ニヴフ語)
kero(ヒザラ貝 同上) kerS ([rS ] 単一子音 ヒザラ貝 同上)
sahka(箸 同上) tSafq ([tS ] 単一子音 箸 同上)
とするとニヴフ語xallはhanaの存在も考えるとウィルタ語xalaからの借用と
考えた方がよさそうである
もし「語末母音欠落」例にxallが加わるとしたら、
アムール方言khaur/χaurもオロチ語kauriから借用の可能性が出て来る
そこで樺太アイヌに於ける犬橇の起源であるが、知里は「樺太アイヌの神謡」p36で
「橇犬のことをnus-setaといいギリヤーク語の「ヌチ」が「ヌシ」となってアイヌ語に
取り入れられ、それがそのまま合成語の中に原形に近い形で保存されている」と述べて
ニヴフ起源説を提唱している
この点「ウィルタ語辞典(池上) p229」には、xalaの説明として、「このxalaが
橇を引く綱(nusku)に続く」とあり、p141にはnusku(犬やトナカイが橇を引く綱)
同じくp141にはnuskuに関連があると思われるnussi-ni(動詞 ひっぱって抜く
むしりとる)という語が存在する。
元来樺太アイヌ語のnusoは単に「犬橇」ではなく、引き犬と橇が連結している状態を
指し、犬が連結されていなければsikeniと呼ばれている事を考えると
nus(o) やnus-setaのnusはギリヤーク語の「ヌチ」ではなく、ウィルタ語nussi(-ni)
あるいはウィルタ語を含むツングース諸語からの借用なのではないだろうか?
そうするとkawre→借用→k'auli(ニヴフ語敷香方言)となるが、
k'auliの分布を是非ご教授下さい
プロバ規制かかっててPCから書き込めません。
携帯からで面倒なので手短に。
k'auliはサハリン方言ほぼ全域。
ただしLは地域によってRかも。
ヌチはギ語でも引き綱の意ただし犬を含む例あり。
ア東nusu/nuso<ア西nuhsu<音韻転倒<ウnuskuかなとも思います。
規制解除されたらまた。
なおアarakke<ツングースarkiのような例あり
ギi対アeだけで借用方向判別は無理かとも。
886 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/25(水) 23:18:37 0
ありがとうございます。
k'auliはサハリン方言全域にあるんですか。 k'auriも
確かにmalixもКрейновичではмарихとなっているので
樺太アイヌ語kawreからの借用の可能性は低いようですね。
ツングース諸語からの借用はどうなんでしょう?
nuso/ nusu/ nusも音韻転倒は考えられるとして、
ウィルタとの接触がより早かったと考えられる東海岸ではなく
西海岸で起こったというのはどうなんでしょう?
アレクサンドルサハリンスキーから恵須取までの海岸は
橇の走行は無理なような気がします。西海岸を橇で南下する場合
Крейновичの記述のように山越えしてトゥイミ川幌内川分水嶺に
出るのが古来のルートだと思います。
すみません
ア西nuhsu>ア東nuso
という書き方はまずかったですね。
たんにnuhsuが古形ではないか、というだけです。
ただ西の板船、東の丸木船のような例もあります。
大もとはツングースでしょうけど。
技術を持った人間が直接移動した可能性を考えています。
いずれにしても犬橇は樺太では比較的新しい文化だろうと思います。
貴重な魚を大量に消費する犬橇を維持するには
それなりの見返りが必要です。毛皮交易隆盛以降ではないでしょうか。
また最近の樺太考古学では複数の文化を認めています。
その中にウイルタ以前に渡来したツングースがいたと考える研究者もいるようです。
888 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/03/26(木) 22:08:41 0
ありがとうございました。
非常に参考になりました。全く同感です。
nuhsu/sikeni(hi)が対で出て来る小田洲のすぐ北ライチシカには
東海岸からの山越えだけでなく、沿海州からもオロッコが
大きな舟でやって来たという話がありますし、東海岸南部
真縫地峡の南、白浦には植物名としてorakata-hahkaがあったり
すべてウィルタとは限りませんが、かなり広範囲に
ツングース系民族の渡来があったような気がします。
多分御存知とは思いますが、川村氏採録の橇「トチ」は
「ト」と「ヌ」の書き間違いで、正しくは「ヌチ」?
恐らくSisiratoka氏の弟から採録したタライカ方言?
ウィルタのNapka氏の父とも交流があったから、どうなんでしょう?
とりあえず芸能人が仲いい奴同士で馴れ合う番組やめろや
視聴者は別にどうでもいいんだよ
むしろ仲が悪かろうが面白くなれば芸能人のプライベートなんてどうでもいいんだよ
891 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/07/24(金) 13:18:55 0
アイヌ語教育をもっと普及して欲しいね。
日本語教育に当然のように支出してるように、
少なくとも話者の永続が出来る程度以上は政府が支出すべきだ。
日本語がOKでアイヌ語が駄目アン手理屈はおかしい。
892 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/07/24(金) 21:52:54 0
いや けっこうです。かんべんしてください。
愛国者はアイヌ語を知っているべき。最低限の知識。
アイヌ語はキリルで書くと良い感じだと思う。
すいません、ちょっと面白い可能性に気づいたのですが
このアイヌ語はそもそも正しいのでしょうか?
> 40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/08/09(日) 01:22:43 ID:xUhwvn3v
>黒竜江アイヌ語のRoergikは終末、Miggaataは中つ国だって。
>流石にこじつけかもしれないがこれって、北欧のラグナロク、ミッドガルドまんまじゃんw
実はこのMiggaataとは日本の天皇をさす言葉の「ミカド(帝)」の語源か関連語では無いでしょうか?
たとえば、日本を倭(ワ)と読みますが、昔の発音では「華」に近いそうでもしかすると
当時の漢人が日本人が華なんて国号を用いたことに反感して「倭」に蔑称したのではないでしょうか?
896 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/15(土) 17:55:57 0
>>889 補足
書き間違いでなければ、単純にウィルタ語のtuciの借用と考えるのが
妥当なのですが、あれからいろいろ調査したのですが、nusはあっても
「トチ」は管見の限り川村氏採録のこの資料だけのようです。
Napka氏の父からの個人的な借用なのかもしれません。
tucci-ni(動詞うごく、うごかす)の存在を考えると、ウィルタにおける
犬橇文化の歴史性を感じます。
そう考えるとナナイ語クルウルミ方言のような、ウィルタ語北方基層説も
もう一度検証する必要があると思われます。
>896
うーん……私は逆に考えますね。
例えばニブフ語tla-ngi「引く・動物=トナカイ」という語源説が正しいとしましょう。
それについてはむしろニブフ文化においてトナカイ飼養が新しいことを反映している、
という解釈のほうがしっくりきます。
「動く」の語根でソリを呼ぶのは同じような印象を受けます。
あくまで印象ですが。
898 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/15(土) 18:49:44 O
>895
残念ですが完全にでたらめです。
899 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/15(土) 22:55:04 0
>ニブフ語tla-ngi「引く・動物=トナカイ」
なるほど、そうですね。
この問題はツングース全体を考えないと解けないような気がします。
これに関連して「オロッコ交易」の問題があるのですが。
トナカイの飼育はサーミやネネツもそうですが通常夏場の蚊や害虫を避けて
冷所、具体的には北方あるいは高山に移動するのですが、
この夏というのはアムール諸民族が明朝清朝の出先機関に赴く季節でもあります。
ウィルタの場合はどのようにして交易品を入手していたのでしょうか。
夏が忙しいのなら冬となりますが、アムール川の氷結、物資の運搬の
問題を考えるとIndahūn Takūrara gurun(使犬部落)の成立もこのような
全体構造の上で考えると面白いかもしれません。
個人的には「オロッコ交易」の担い手=ウィルタと短絡的に考えるの
問題があるのではないかと思っています。
ついでにウィルタ=オラカタも検討が必要かもしれません。
犬橇の問題は思った以上に厄介です。
900 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/16(日) 00:05:19 0
清帝国時代の交易については、歴史研究に任せたい、
というより満州語・漢語資料を読む作業はやりたくない)ですね(笑)。
ですが、「交易民」といっても毎年交易に出かけていたわけではないわけで、
場合によっては数年おきに数ヶ月かけて行ってくるわけです。
ですから、1年の労働サイクルに「交易」を位置づけるのは危険だと考えています。
犬ぞり文化の「固有性」については私も怪しいと思っています。
効率の悪さからみて、清帝国との交易に特化した特殊な交通手段です。
サハリンではないでしょうが、一体どこで発明されたんでしょう。
ところで、「オロッコ交易」というのは幕末の日本側資料に出てくるやつでしょうか?
私は歴史は門外漢なので、時期を誤解しているかもしれませんが。
>「オロッコ交易」というのは幕末の日本側資料に出てくるやつでしょうか?
そうです。唐太雑記等の幕末期の資料です。
確かに数年おきなら可能ですね。北サハリンは分かりませんが
戦前の調査では、幌内下流のウィルタは夏季はカラフトマス捕獲のため
河口近くにいたようです。恐らく敷香付近ではカラフトマス漁の比重が
高くなっていたのかもしれません。蚊除けに寄木や倒木を燃やしていたようです。
いずれにしても川漁とトナカイの世話で夏が繁忙期であるのは変わらないです。
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名無し象は鼻がウナギだ!:2009/08/20(木) 13:42:40 0
中川御大曰く
朝鮮語に比べると日本語と交流を持つようになったのはつい最近
>>921-922 ∧∧
(´・ω・) おやすみ・・・
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( ´_ゝ`)フーン
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(;´Д`)ハァハァ
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(・∀・)ジサクジエンデシタ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
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何も来ないよ。
その通り
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(゚д゚)ウマー
(-_-)ウツダ
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(´・ω・) おやすみ・・・
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い
ろ
は
に
ほ
へ
と
ち
り
ぬ
る
を
わ
か
よ
た
れ
そ
つ
ね
な
ら
む
う
ゐ
の
お
く
や
ま