方言の境界線が気になった

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1名無しさん@そうだ選挙にいこう
俺は岡山なんですが当然岡山弁。東隣は兵庫で関西弁。
県境の峠越えをしたらいきなり変わる。
それに対して西隣の広島弁との境目は有って無いようなもの。
備後弁など、むしろ岡山弁と同じといっても良い。
他地域の方言の境界線はどうですか?
2??????@??E?i?M??I:2001/06/03(日) 15:52
長良川越えると関西弁になる
3自転車小僧:2001/06/04(月) 01:29
岡山弁の隣は関西弁の中でも播州弁。
西方言、海岸方言、北播方言、西播方言、東播方言(私の分類)
に分かれていて語尾や促音などに違いがあります。
西方言は播州弁の中でも岡山に近いことから岡山弁の影響は大き
いと思います。兵庫県でも明石辺りで播州弁から神戸弁に変わる
ので神戸大阪では播州出身者は田舎もの扱いされます。
多分岡山弁と言っても微妙に異なるものがあると思いますので、
調べてみては如何ですか?
追伸:山陽放送のVoice21や岡山放送のニョッキン7でたま〜に
岡山弁、香川弁の特集やってます。
4岡山弁小僧:2001/06/10(日) 06:39
播州弁は,多少の岡山弁(というか中国方言)の影響を受けておりますが,総じて関西弁の一態様であると私は考えております。
播州・岡山間の方言的なつながりは,あまり濃いものが見られないと,何かの本で読んだことがあります。
まず,アクセントがまったく異なります。
岡山のアクセントは東京式ですが,播州では京阪式です。
また,断定の助動詞「だ」(標準語)が,播州では神戸大阪と同様「や」であるのに,岡山では「じゃ」です。
さらに,理由を表す「から」(標準語)については,播州をはじめ関西地方でよく使われる「さかい」は,岡山では使われません。
もっぱら「から」,「けー」,「けん」です。
もちろん,播州は中国地方に接することから,当然その影響を受け,関西弁の中でも特異な存在であることには変わりないでしょう。
5名無しさんの主張:2001/06/10(日) 06:56
神戸から東の大阪弁と変わるのは武庫川を挟んでと思われます。

<神戸>何しとったか知っとぉ〜か?めし喰うとったんやろ?
<大阪>何してたか知ってるか?めし喰うてたんやろ?
6名無し:2001/06/10(日) 10:17
>>4
わたしは大阪市内在住の泉州人ですが、最近は大阪市内の若い人はあまり
「さかい」を使わないようですよ。わたしが「さかい」というたびに回り
から茶化されるくらいで。(横レスですみません)
7岡山弁小僧:2001/06/10(日) 11:15
関西弁も標準語の影響を著しく受け,急速にその個性を失いつつあるように思われます。
6の名無しさんもおっしゃっているとおり,関西でも「さかい」は多分若年層ではもう使われていないと思います。
東京と相対する文化圏といわれている関西も,徐々に東京系の文化の影響を強く受け,その個性を喪失しつつあるのかもしれません。
8...:2001/06/13(水) 01:52
香川・徳島や愛媛の東部の方言は関西弁に近くない?
9岡山弁小僧:2001/06/13(水) 21:25
>>8
そのとおり,四国の方言は岡山や広島に比べて,関西弁に近いといってよい。
四国のアクセントは京都・大阪のアクセントと大差がありません。
(岡山・広島は東京式です。)
また,四国では断定の助動詞「だ」につき関西と同じ「や」を使い場合が多い(「じゃ」を使う場合もあるにはある)。
(岡山・広島では「じゃ」です。)
これらを総合すると,四国の方言は関西弁に近いといって差し支えないでしょう。
10名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/13(水) 22:03
岡山の言葉のアクセントって独特なのに、どうして、東京式なの?
11名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/13(水) 23:21
九州のなかで、大分だけは瀬戸内の文化圏なんだそうだ。
だから広島弁に近いものがある。
12名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 00:59
はじめまして、道産子です。

〜北海道方言の区分について〜
1 海岸方言
(1)松前方言(松前半島:松前、福島など)
(2)道南方言(松前を除く渡島半島の南部:函館、鹿部など)
(3)沿岸部方言(沿岸部一般:小樽、釧路、網走、紋別、稚内、留萌など)
2 内陸方言
(1)内陸都市部方言(札幌、旭川、帯広、北見など)
(2)内陸農村地帯方言(上川、空知、十勝、後志、網走管内の内陸部など)
(3)炭鉱地帯方言(空知の夕張、三笠、芦別など)
当然ながら歴史的には1の方が古い。2は他の日本国内のどの方言にも似ていない独特
の方言で、東京、北東北、関西・北陸が混ざったような感じに聞こえる。
道内で俗に「浜ことば」などと言われているのは、1海岸方言の(1)や(2)のことを指す。
北奥羽(津軽、秋田、庄内、南部)あたりの影響(ていうか兄弟関係)が強いが、やや共通語的な面もある。

俗に「北海道弁」と云われる言葉は、現在ではかなり2内陸方言のうち札幌や旭川あたり
の都市方言を基本にしていると思われる。

例えば、「まだ早いっしょ。」などの「〜しょ」という言い方は、札幌や旭川など内陸都市部の若い女性が使い出し、それが道南や沿岸部を含め全道に広まったもの
で数十年前は無かった言い方。
つまり、北海道内で発生した数少ない言葉の一つ。
最近は東京でもこの言い方をする人がいる。
ちなみに私は海岸部出身ですが、この言い方は使いません。
(女性言葉のイメージ、常に相手に同意を求めるニュアンスがあって押し付けがましい、
何か甘ったれたようなイメージ、のため)

やや本の受け売りですいません。
13名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 02:01
以前ポルグラが「ほんまに〜」と喋ってたのですが、
広島はも因島では「ほんま」は使うのですか?
14岡山弁小僧:2001/06/14(木) 05:16
>>10,>>11
岡山(中国地方)のアクセントが東京に近いというのは,なぜなのか私にもよく分かりません。
東京式アクセントが行われているのは,関東,中部そして中国地方です。
近畿地方の外周の地域が東京式となっているようです。

大分県は,中国地方の方言の影響が非常に強いです。
アクセントも東京式ですし,大分の人の話を聞いていると,とても九州の方言とは思えない気がします。

15岡山弁小僧:2001/06/14(木) 05:19
>>13
「ほんま」は,因島のみならず岡山や広島(市)でも使います。
16名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 15:39
>近畿地方の外周の地域が東京式となっているようです。

丹波地方の言葉も標準語っぽいアクセントのような気がします。

17実習生さん:2001/06/14(木) 16:36
箱根を越えると「〜だら」「〜ずら」・・・静岡県中部東部
大井川越えると「〜だに」・・・静岡県西部
浜名湖越えると「〜だがや」・・・愛知県内

微妙に違っていきます。
18名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 16:48
>>11
ウソこけー。
対岸の方が文化水準が高いから入り超なだけだ。
大分なんて、字単位で言葉が違うぞ。行った小学校やどのお宮の氏子か
喋りだけで判るくらいだぞ。
19あのさ:2001/06/14(木) 17:58
>>11
福岡県も西部と東部ではだいぶ違うよ。
博多弁は典型的な九州方言だけど、
北九州市や瀬戸内海側の方は、
博多よりもむしろ広島に似た方言。
20名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 18:17
>>17
だら、だに、だがやはすべて意味が違うので比較する意味なし
21名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 18:26
>>20
完全に意味が違うわけじゃないに。
そうだがね?そうだら?似たような意味だ。
言葉の意味もそうだがイントネーションなどが微妙に変わっていってる。
ここが味噌。
22名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 20:17
島根と鳥取の言葉は違いますか
23岡山弁小僧:2001/06/14(木) 21:31
>>16
そのとおり。
近畿地方でも丹波(京都府北部),但馬(兵庫県北部),十津川(奈良県南部)は東京風のアクセントです。
24岡山弁小僧:2001/06/14(木) 21:35
>>22
私は,山陰の方言について詳しくありませんが,鳥取も島根も東部と西部でだいぶ異なるようです。
ですから,鳥取市と松江市の方言はだいぶ違うと思いますが,米子市と松江市はかなり近いと思います。
島根県西部(石見地方)は,広島や山口の方言に近いようです。
25名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 22:05
>>23
奈良県の十津川について。
十津川は大阪より東京に近いから。
奈良県の南部で和歌山県と接する山奥の村です。

十津川から大阪に出ようとすると車で7、8時間
でも十津川から東京へは飛行機で1時間。
26名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/14(木) 22:32
ちょっと本題とはズレますが、

洪水の被害で十津川村から移住した人々によって形成された北海道の
新十津川村の人々の話す言葉には奈良の言葉が残ってたりしますか?
27岡山弁小僧:2001/06/15(金) 03:40
>>23
訂正します。
丹波(京都府北部)とあるのは私の誤記です。
正しくは,丹後(京都府北部)です。
申し訳ありません。
28岡山弁小僧:2001/06/16(土) 07:29
>>16
丹波地方(亀岡市等)は,完全な関西弁です。
アクセントもまったく京阪式です。
29名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/16(土) 08:40
>>21
「だがね」、「だがや」は関西弁の「やがな」に相当し「〜じゃないか」
という主張を表す。
一方「だら」は推量を表し相当する名古屋弁は「だろー」(標準語とはイントネーションが違う)
30名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/16(土) 19:25
>>11
大分出身だけど、広島弁や四国の方言聞くと結構違うと思う。
福岡弁などとも違うけど、大分弁はどちらかというとやはり
九州弁の一部であると感じる。
31豪雪地帯に住む者:2001/06/17(日) 10:08
大きな川やたいした峠もないけど、隣りの町や村ですでに言葉が違います。
語尾やアクセント、同じものでも別の名詞を使うことがあります。
微妙な違いでも地元の人間にはわかります。
32名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/17(日) 15:13
>26
>洪水の被害で十津川村から移住した人々によって形成された北海道の
新十津川村の人々の話す言葉には奈良の言葉が残ってたりしますか?

個人差はあると思いますが、かなり残っているようです。
「方言の島」という表現がされることもあります。
新十津川に限らず、北海道の内陸農村部や都市部(札幌や旭川など)の出身の人
の言葉の端々には、注意して聴くと、結構西日本的な言い回しや訛りが入っています。
たとえば、共通語の「知らない」が訛ると、
関東、東北、北海道の渡島半島や他の沿岸地域:「知らねえ」
関西、北陸、四国、中国、九州、北海道の空知・上川・十勝など内陸部:「知らん」
です。
札幌(だけではないが)では、道産子なのに言葉の端々にはっきりわかるくらいに関西訛りがかった
人がいるようですが、聞いていて耳障りです。
33岡山弁小僧:2001/06/17(日) 15:19
>>32
北海道は,まさに方言のるつぼですね。
勉強になりました。
34名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/20(水) 11:34
>>13 島根でも使うよ
35名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/20(水) 11:35
>>24 そげだよ
36名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/21(木) 01:20
言語学板修復協力中あげ
37名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/19(木) 19:09
>>36
なぜに修復?
38名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/23(月) 00:53
>>32
「知らん」を「知らない」の訛としてとらえるなんて
どうかしてると思うぞ。
39名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/24(火) 00:39
>>38
「知らん」は「知らぬ」の訛りということですね?
40名無し象は鼻がウナギだ!:2001/08/01(水) 15:20
AGE
41名無しの煽りすと:2001/08/06(月) 00:56
>>17,20,21,29
浜名湖越えた三河地方は「だら」です。
「じゃん・だら・りん」の三河弁。
42名無し象は鼻がウナギだ!:01/08/28 19:52 ID:1Y0Gn4i6
かなり遅レス
>30
自分も大分長いけど、九州の中で異質な言葉であることは実感する。
(疑問文で語尾に「と?」がつかないことや、形容詞が「か」で終わらず、他の地方のように「い」で終わることなど)

ただ九州の言葉と言っても西部(長崎、佐賀、熊本、福岡西部)と、南部(鹿児島、宮崎南部)、東部(大分、福岡東部)
とでは、それぞれ特徴が違い多くの人は九州西部方言との比較しかしていない気がする。

個人的には福岡東部とはやや似ている気がしたのだが、どうだろうか。

ちなみに自分の中で九州の東と西を分ける基準の一つが、動詞の
語尾につける「とる」と「ちょる(ちょん)」の違い(標準語で言う「てる」)。
43北海道方言について語ろう:01/08/29 21:43 ID:R3JSceww
>岡山弁小僧さん
「方言のるつぼ」と言っても、広い面積であるにも関わらず本州ほど地域差はありませんし、現状ではなかなか実態を把握するのは難しいと思いますよ。
私の家系は奈良県からの移民なんですけど、「しらん」「いかん」など「ぬ」のン音便をよく使いますよ。自分自身、緊張した時などこれが出ますね。あと「めばちこ」などいまだに使います。

ただ自分の家系の場合、先代が入植してしばらくした時点で既に標準語的な言葉に染まっていたと言いますので、方言色は強くないと思います。
北海道方言の特徴として、代を経るごとに急速に方言の独自性を失い、テレビのアナウンサーの言葉に近くなる、ということがあげられると思います。
一般的には殆ど共通語と何ら変わらない言葉が話されていると言った方が正確です。やはり育った環境なんでしょうね。

北海道方言は外見上廃れてきたのではないか、と思っていても、案外残っていたりします。
「やばっつい(濡れていて汚い)」という言葉を、今日二人もの高校生が使っているのを聞きびっくりしました。

道南や浜などへ行くと昔ながらの方言が受け継がれていることが多いですね。
北海道で普通に使われる方言の中には「ねゆき」「よしかかる」「なーんも」「あたる」など北陸の言葉が含まれていたりしますが、後志・檜山の日本海側などに行くと特に北陸・若狭系の言葉をそのまま使っていたりします。
北前船での繋がりや、若狭・北陸方面の鰊漁師達が移住したりとか、結構繋がりが多かったみたいです。
「おおきに」「だら(富山・石川で「馬鹿」)」「あや(福井で「馬鹿」)」なんて使われているみたいですよ。
積丹町のある地区の人が、老若男女問わず「〜ありますので」(低中中中高中低)という関西風のアクセントで話しているのを聞いたときはぶっとびました。

あと高知藩・徳島藩は開拓に非常に勢力でした。屯田兵の中で一番数が多いのが徳島出身兵です。
高知藩もそこら中の市町村に顔を出しているんじゃないでしょうか。
北海道で良く使われる「わや」ってどこから伝わったんですかね。

炭坑の言葉は東北弁に近いと言われますが、なぜなんでしょう。単に東北出身者が多いというだけでは無いでしょうか。
母方が炭坑なんですけど、「かれっこ(鰈)」「〜さ行く」という海岸風の言葉を使いますよ。
「〜まずら(〜まんま。青森では「むずら」か?)」という伊達藩の言葉や、「どどめいろ」「おっぽりだす」とか北関東の方言も交じります。

入植して二三代目の新十津川人の中には、「あかんべや」とか「居らない」とか、北海道方言と十津川方言が結合した変わった言葉を使っていた人もいたそうですね。
44名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/05 22:16 ID:vOHKoUJM
45きもい:01/09/09 00:35
関西、九州の皆さんは東京と横浜の言葉って区別つきにくいですよね。よく関西の人が「東京弁まねまーす」といって「いいじゃん」…とジャンをつけてしゃべったりしてますが、あれは「横浜弁」!
川崎から三浦半島先端の三浦市まで大体「ベーつにいいじゃん」といってます(ジャンは軽く添えて。アクセントはつけるべからず)。
で、ここから本題。東京弁の「いいじゃねえかよ」との境目は?
ずばり多摩川です!
46きもい:01/09/09 00:41
>>43
北海道方言は廃れてはいません。思いっきり残ってます。但し、中年以上の人たち中心ですが。
北海道に親戚がいるのですが、訛ってますね。「したってしたって、高いっしょ。」「めっこご飯だけどあるだけええんでねえかい」
「家の前、のめるような坂があるっしょ」(つんのめるような坂だと分かるのにしばらくかかった)
まあ、こんなしゃべり方します。
47名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/09 01:08
>>45
あの「じゃん」は静岡から来たって聞いたことがあるですけど、静岡の人使う?
48ふーん:01/09/09 01:31
「じゃん」を東京か横浜かって区別する意味は、今は
ないのでは?
起源としては東京じゃなかったとしても
49名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/09 02:26
「じゃん」はもともと神奈川から愛知までの方言
50Be名無しさん:01/09/09 02:50
>49
西日本(瀬戸内沿岸)になると「やん」になる。
51あぼーん:あぼーん
あぼーん
52にへ:01/09/29 03:42
>>2
揖斐川だよ.<伊勢弁と尾張弁の境目

尾張と三河の境は境川なんだってね.
53名無し象は鼻がウナギだ!:01/10/12 22:02
>>50
岡山は「やん」は使わん。
さりとて「じゃん」も使わない。
強いていやー「〜じゃねぇん」じゃろう。
54三河湖:01/10/13 00:52

 「じゃん」は三河弁の代表例の1つです。まあ、ガイシュツですか。
55DQN言語学者@黒部名水:01/11/04 13:56
神戸では中国・四国方言に通じる
雨が「降りよる」「降りよう」が使われている。
どなたか、この表現の東限の情報きぼーん。
それと、近畿「さかい」と岡山・徳島「けん」の境がどの辺りにあるかも地元の方の情報きぼーん
56名無し象は鼻がウナギだ!:01/11/04 18:58
>>52
愛知三重県境では揖斐川も長良川もいっしょ。合流してるから。
合流してるところは長良川とされてるから長良川でいいんじゃない?
57川崎生まれ:01/11/18 01:48
三つ子の魂・・とはよく逝ったもので小学校に上がってすぐ引越したのに「じゃん」使います。
58名無し象は鼻がウナギだ!:01/11/18 02:23
三重県出身の国語学者・服部四郎が「広島弁は東京弁に近い」という感想
を抱くならともかく、実際、そんなことはありえないと思う。
広島の人間は個々の単語を発音する時は、東京弁のアクセントに近いが、
普段の会話のアクセントではそうはならない。
>>58
揚げ足を取ってスマソだが、服部四郎は国語学者じゃなくて言語学者。
60名無し象は鼻がウナギだ!:01/11/18 11:51
>>55
芦屋と神戸の市境が神戸弁と大阪弁の境界線だと聞いたことがあるが。
6155:01/11/18 13:40
>>60
ただ、神戸在住だった従姉(今年逝去。合掌)
の話では、東灘など東部は「阪神間の言葉」で、市の西部では「播州弁」で、
狭義の神戸弁はその間の言葉とか。昔聞いた話なので細かい境界線までは覚えていない。
それと、神戸の「だぼ」の東限は尼崎だそうです。語彙によって変わるみたいですね。

やはり、ここでは文法事象にスポットを当てたいと思いますが。
6255=61:01/11/18 13:43
補足
芦屋は船場の商人が開いた街ですから、「上品な大阪弁」の地域でしょう。
むしろ西宮の方が兵庫(神戸)的かもしれません。
63名無し象は鼻がウナギだ!:01/11/29 19:08
 岡山・兵庫両県を走るJR赤穂線に乗ってみると、中国地方と
関西地方との間に、言語の壁が存在することに気付きます。
 県境できれいに東京式アクセント(勿論本来のそれとは異なる)の
岡山弁と、京都式の関西弁(播州弁というべきか?)とに分かれます。
 学生の通学圏の重なりなど、相互交流も皆無ではありませんが、
やはり岡山・広島両県のそれとは大きく性質が異なるようです。
 岡山と広島、特に福山圏とでは言語・文化の類似性が極めて高く、
人の往来も活発であることなど、生活の中で実感できます。
64名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/01 02:54
東京式アクセントとは東京方言のアクセントのことではなく、
東京方言のアクセントを含む乙種アクセントの通称。
大雑把に、付け語尾で分けると
「サ」または「サァ」の関東 (〜だからサァ)
「ナ」または「ナァ」の近畿関西(〜だからナァ)
「ノ」または「ノォ」の中四国,極西日本(〜だからノォ)


例:『これは間違っていますよ』

(関東)これはサァ、間違ってるよ
(関西近畿)これはな、間違ってるでェ
(中四国)これはのぉ、間違っとるぞ

特に関西近畿と中四国は「ナ」と「ノ」で微妙だが、
ほとんどの場合、初対面の人と会話した時「ノ」を付ける人は
中四国の人である事が多い。
66名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/01 14:05
>>65
そんな単純なものではない。
東日本でも「ノ」「ナ」を使う地域は結構ある。
しかし「サ」に関しては本来三重以西にはないような気がする。
67名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/01 14:07
>>60
 寧ろ、大阪寄りの神崎川に境界があって、尼崎を除いて、
京都府との境からずーっとだいたい同じ言葉で、東灘区と
灘区の間くらいからジワジワ山陽要素が増えてきて、須磨
あたりで完全に播州の言葉になるような。
68名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/01 15:20
>>64
最近各地の方言を聞いて感じるんだが、甲種乙種のカテゴライズが
難しくなってないですかねえ?
69DQN言語学者@黒部名水(61):01/12/01 19:14
>>68
日本の方言アクセントがみんな典型甲種・乙種という訳ではありません。
ただ、とりあえず二拍名詞2、3類の頭高型と、4、5類の区別の存在が甲種のメルクマール、
二拍名詞4、5類が統合して頭高になっているのが乙種のメルクマール、
というところでしょうか。
諸方言のアクセントは甲種から直接変化したか、一旦乙種のような姿になったか
によってどちらかに振り分けられるのでしょう。
ただ、鹿児島・長崎・隠岐・埼玉東部などは「丙種」と呼ぶべきでしょうが。
70名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/01 19:48
>>65
『ヨ』は、どのあたりで多いんでしょうね?
ノ=西日本、とあるけど北陸でも「ノ」を付ける所は多いですよ。
近畿をはさんで、北陸と西日本の両側で『ノ』というのもオモシロイ。
71名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/03 01:04
「のう」は京由来の古語かと想っているのですが。
東日本の「のう」は庄内など西日本色のある所で聞かれるのでは?
間投詞にもある程度周圏が存在するのかな。
73名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/04 22:32
>47
静岡県ではジャンを使うに。
74名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/05 15:58
長野は「のん」とか言わないか
75名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/06 21:23
>>74
いわない。
76名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/21 16:43
ここ面白いやん!
って思ったのにもう誰もおらんっちゃねえ。。。
色んな方言知りたいっちゃけどな。
期待age!!

福岡市民。
77博多弁教えてくれ!!:02/01/22 00:45
>>76
福岡の人?じゃあ、博多弁分かるよね。(めめしか言葉でゴメン)
「あたりまえだろう」「何心配してやがる」「マジに上手いじゃん」
を博多弁でなんていうの?
78名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/22 01:25
鳥取出身の人は断定形でなくてもやたらと語尾に「だ」をつけることが
多いのですが、これは日本海を挟んだ朝鮮語の影響(〜ニダ)?
…なわけないか。
79名無し象は鼻がウナギだ!:02/01/22 02:02
「ふるさとの方言」
ttp://www.slt.atr.co.jp/~yamamoto/dialect/
サイトによって出来にかなり差があるけど、方言比べの参考にはなるかも。
8076:02/01/22 13:52
〉)77
はい!福岡の人ですよ☆
「あたりまえだろう」→「あたりまえやん」
「何心配してやがる」→「何心配しとうとー」
「マジに上手いじゃん」→「マジうまかー」
ってとこかいな??
その場の状況によってもいろいろ考えられると思うけど。。
博多弁って、結構標準語に近いと思っとうのは私だけかいな??
ところでさ、「めめしか」ってどういう意味と?
いつもしゃべってる言葉で書き込んでごめんなさいm(_ _)m
81名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/02 14:40
ag
82名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/02 17:36
>>80
「女々しかり」では?
当方香川県に住んでおりますが、児島の親戚の家まで橋渡って30分なのに
言葉が全く違うのには驚かされます。岡山弁の印象は「昔話みたいに聞こえる」
感じ。いつも圧倒されてます。
84名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/04 02:43
このNHKのページ面白いよ。
ふるさと日本のことば
http://www.nhk.or.jp/kotoba/
85くりちゃん:02/04/13 03:09
 東北・北陸方面が、なぜかあまり話題になりませんね。富山は語尾に
「〜がいっちゃ」を付けるようですが、そろそろこれら地域に詳しい方、
大雑把な例をいくつか出してみてくださいな。
86名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/13 09:23
黒部名水さんが詳しいですよ。最近来ないな。
富山といえば方言学です。
87名無し像は鼻がウナギだ!
とりあえず、「富山の方言」に関しては、こんなサイトがあるようです。
・・って、YAHOOで探せばいくらでも出てくるんですけど、やっぱり
現地に詳しい方の助言がたくさんあればdat落ちもしばらくの間は阻止
できるので、ぜひこのスレに来て欲しいなぁ。
http://www.cap.or.jp/toyama_ben/list.html