広東語とベトナム語の類似性について

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231匿名@言語板
そういえば他スレを見て思い出したのですが、ボリビアかどこかで
ハングルを文字として採用した?先住民がいるらしいということを
大修館書店の「世界の文字」に西田先生が書いておられますが、
ご存知ないですか?
232自転車小僧:2001/06/29(金) 01:26
>230
呉語の濁音気流音とは違います。
太湖周辺の方言(失念)の[g]の前で声門
閉鎖が現れると言った論文です。

>['b]['d]というような音は、たとえば
>海口話なんかに現われるもののことですよね。

そのとおりです。橋本先生の論文では文昌話など
の例も出ていました。

>231
永らく探していますし、一度NHKのニュースで取り
上げられたらしいのですが、見逃しました。
悔しい。少なくともコスタリカではないと思います。
コスタリカの全言語状況を書いた本には無かったです
から。可能性としてはボリビア、ペルー、ブラジル位
ですね。
スリナムのアファカ文字と言うのはアフリカ系です。
233匿名@言語板:2001/06/29(金) 01:52
西田先生は
「朝鮮語以外に、このハングルが南米ボリビアの言語を表記する
 のに使われているらしい。」
とだけ書いており、参考文献は挙げていません。
おぼろな記憶では、音節で文字を組み上げず、アルファベットの
ように横に並べるものだったような。
パラグアイにはかなり大きな韓国人社会があるようです。
検索かけてもこんなもんしか引っかかりませんでした。
ちょっと笑えます。
ttp://home.hanmir.com/~kiking/galimto.htm

アフリカ系の文字があるとは驚きです。
何文字と関連付けられるものでしょう?
北米の黒人運動家はラスタファリズムを学ぶために
エチオピア文字を修得することが多かったようですが。
234自転車小僧:2001/06/29(金) 02:13
>233
ハングルを要素に分解して横書きにするというの
は韓国で1950年代に行われた文字改革にもありま
した。発想は良かったのですが、読みにくい。
実際1度だけ友人の持っていた本で見たのですが、
語の切れ目、文の切れ目がはっきりせず、パッチム
も無視されるため非常に読みづらかったのを覚えて
います。
西田先生はごくたまーにホラを吹くことがあるので
その類かも。(それはないか)
また調べてみます。

スリナムの文字は1910年にAfaka atumisiという
人が、英語ベースのクレオール、Aukaansまたは
Djuka語のために作った58文字の音節文字で、バ
ヌム文字を基本としたそうです。
235ジャージー高木:2001/06/29(金) 02:38
綴りは、implosiveですよ。
Bantu諸語でもimplosiveがない言語は結構あると思います。
implosiveもejectiveも実際はそんなに極端に発音されるわけではないので、
聞いてみると別に奇異には感じないと思います。
ハウサ語には両方ありますので、興味のある方は、
www.humnet.ucla.edu/humnet/aflang/hausa/Pronunciation/consonants.html
www.voa.gov/stream/hausa.html
このあたりで聞いてみてください。
似てると言えば、ヨルバ語とかあのあたりの言語には、孤立語的で声調言語でもあるのが
多くて、東南アジアの言語によく似てますよね。
236自転車小僧:2001/06/29(金) 02:44
>233
見てきました。
紀元前2181年ですか。
以前にも壇君の文字とか言うのを見たことが
ありますが、元ネタは中国宋代に編纂された
拓本の集成本『淳化閣帖』の蒼頡(ソウケツ)
書です。韓国のみならず日本のトンでも本に
もよく登場します。このHPのGIFイメージは
横書きに編集されているので違った風に見えま
すが、恐らく同じものでしょう。ウ〜、頭痛。
237ジャージー高木:2001/06/29(金) 02:49
afaka scriptの紹介を見つけました。
www.omniglot.com/writing/ndjuka.htm
Afaka claims to have been divinely inspired in his invention.
だそうです。ありがちな話ですね。
自転車小僧さんは、どこでこの文字のことを知ったんですか?
238自転車小僧:2001/06/29(金) 20:26
ジャージー高木様
ご指摘ありがとうございます。
英単語も使わないと忘れるようで。デンデン!

それから、アフリカの内破音ですが、ハウサ語で
はimplosive、ejectiveの区別を明確にしていま
すが、スワヒリ、リンガラ、キクユ、ブガンダ、
ムバントゥなどではimplosiveのみの発音をして
います。多数の話者を持つ言語ばかりなので、小
言語については詳しく知りませんが、湯川先生の
講義で出たバントゥー諸語ではほとんどがimplosive
でした。
また、implosiveからクリックまで変化していったと
言うような話もどこかで聞いたような。

アファカ文字ですが、今から7年位前に亡くなった
中西亮氏の『世界の文字を訪ねて』と言う本の中
に訪れえぬ文字としてあがっていたのを読んだの
が最初です。
探し回って、昨年やっと英文の"Encyclopedia of
Writing systems"と言う本で全容が分かったとい
う次第です。

237のHPありがとうございます。
他の文字に永らく探していたバリ文字の表と、数年
前に聞いて実情の分からなかったムンダ語の文字と
があり、非常に感動しました。
ありがとうございます。