薩摩弁は日本語ですか

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1名無し象は鼻がウナギだ!
薩摩弁は、江戸時代以前には本州などの他の地方の人に
全く通じなかったと言う話を聞きますが本当でしょうか。
通じなかったとすれば、日本語の範疇に入るのでしょうか
2名無し象は鼻がウナギだ!:2001/04/21(土) 14:42
薩摩は意図的に独特の言語を確立させました。
その理由は、他国の者が薩摩に来てもすぐに
判明するようにです。
江戸期において薩摩は一種の臨戦状態、鎖国状態
だったのです。
3河内史子:2001/04/21(土) 15:21
>>1
通じる通じないと日本語の範疇に入る入らないは関係ないと思う。
>>2
それは良く聞く話だが、私は嘘なんじゃないかと思う。
言葉って上の都合でそんなにかわるはずないんじゃない?
メディアもない時代に。
4名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 16:36
>>3
当時、鹿児島を独裁していた薩摩藩=島津の強圧を知らないからそんなことがいえるのだ(藁

薩摩藩=島津は、>>2の如く幕府や他の藩に対し常時「戦闘態勢」下にあったため、自藩の情勢
等の機密が漏洩するのを極端に嫌っていた。そこで薩摩藩=島津は、かの地にある方言?を
独自にカスタマイズ、自藩の人民にした解読できず、他藩の者がいたら速攻でばれてしまうと
いう一種の暗合言語を作ったわけだ。
これが、鹿児島弁のルーツ。鹿児島でも有名な話だぞ。
5名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 16:47
>>4
(誤)自藩の人民にした→(正)自藩の人民にしか
(誤)暗合言語→(正)暗号言語

スマソ。鬱だ辛島美登里(鹿児島出身)の曲でも聞いて首つろう。
6名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 22:25
その話有名だけど、もっともらしい作り話つうことで
決着付いてるよ。今度ソース探してくる。

本筋の日本語かどうかだけど
日本語の定義次第といえばそれまでだけど
通じなくたって日本語は日本語だよ。
だって琉球語だって文法やなんやかやの理由で日本語と
解されてんだから。
7age:2001/07/11(水) 22:33
辛島美登里さんは県立鶴丸高校から奈良女子大ですね。
8名無しさん:2001/07/12(木) 14:14
日本語を白人語とすると、薩摩弁はインディアン語。被征服民族の悲哀が感じられますな。
9名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 22:22
>>6
ソースでも、しょうゆでもとっとと探してこいやゴルァ!しばくぞ!!
10«:2001/08/02(木) 20:26
sasage
11名無し象は鼻がウナギだ!:2001/08/16(木) 20:23
>>8
薩摩はむしろ征服者だとおもわれ
12名無し象は鼻がウナギだ!:2001/08/23(木) 14:38
sage
13名無しさん:2001/08/23(木) 14:43
>11
それは沖縄に対してだけでしょ。
日本全体から見れば明らかに被征服民族。
14名無し象は鼻がウナギだ!:2001/08/25(土) 02:15
>>13
じゃなくて明治維新のことなんだけど

被征服民族は東日本の諸県。
西日本に比べて方言コンポレックスが遙かに強く、
方言文化の破壊度も西日本に比べるとひどい
15名無し象は鼻がウナギだ!:01/08/27 19:19 ID:a7MePN6s
.
16名無しさん:01/08/29 13:01 ID:Ztl1yMBc
東北人にコンプレックスなんかあったのか。
それほど繊細には見えないが。
17名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/01 11:18 ID:dEQSKcG.
 
18名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/01 16:32 ID:oxeHe1os
日本語とかなり違ってたというと、他の地域の人たちから変な目でみられるから、ごまかすのです。田舎の悩みをわかってあげて下さい。
1918:01/09/01 16:33 ID:oxeHe1os
でも、琉球語と同じく、薩摩語は日本語の一種ではあります。
20名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/01 18:51 ID:wJYHjXnE
薩摩弁と沖縄弁は通じ合うのですか?
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gengo&key=993135011
21:01/09/14 06:38
同じ薩摩でも地域で言い方多少変わるけど。
22名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/14 11:15
>>21
薩摩と大隅でも違う。もともと薩摩大隅は別々の国だったし。
23名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/17 23:54
阿久根〜出水は天草訛り
財部〜志布志は都城訛り
開聞〜枕崎は??訛り

それ以外の地域はだいたい同じ。
まあ、薩摩と大隅の違いは
大阪弁でも摂津と河内でちょっと違う・・・という程度。
24名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/23 21:22
「通じるか通じないかは同じ言葉かどうかの判断に関係ない」
というのは、素人には納得できない議論。
通じなければ同じ言葉であると思わないのは当然。
ヨーロッパの言語の基準では、
薩摩弁ほど日本語と離れていれば別の言語と見なす方が適切。
25名無し象は鼻がウナギだ!:01/12/24 10:38
「語」と呼ばれるか呼ばれないかは政治的な地位による。

琉球語は、日本の一県となるに及んで「語」から「方言」へと降格した。
八丈方言は琉球語より分岐が古く、スペイン語とフランス語の関係より遠いいのに、「語」とは呼ばれていない。
中国語(7大方言)はかなりかけ離れているのに同じ言葉として纏められている。

分類では同じ言語とされながら、オランダ語/ルクセンブルク語/ドイツ語、
スペイン語/ガリシア語/ポルトガル語、チェコ語・スロヴァキア語と呼ばれ、方言とは呼ばれない。
ほとんど同じ言語なのに、モルドヴァ語/ルーマニア語、セルビア語/クロアチア語、朝鮮語/韓国語と呼びわけられるが、これはその国の国語法による呼び名の違い。
26名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/16 11:59
/                       
27名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/16 12:27
>>22
薩摩 か語尾
大隅 い語尾
とかね。
28名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/16 15:30
>>24
黙ってしまったね(藁
29名無し象は鼻がウナギだ!:02/03/16 15:45
24の言うヨーロッパの基準ってなんだ?(ワラ
多分、「中国の方言は、ヨーロッパで言えば、別の言語としてもいいくらい
離れている」とかなんとか読んだんだろうな。
30名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/27 07:45
sage      
薩摩かの言葉が共通語に流入しているとか 河内弁だったか
「です」は人工的だとか、九州の地方の言葉だったとか

〜〜〜
32名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/27 08:45
2ch語は日本語ですか?
33名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/27 13:41
薩摩語で「すぐに」を「たちん/たちんこんめ」または「いっき/いっきこんめ」
という。
これに語源わかる?
34名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/27 14:01
もとい:
これの語源わかる?
35名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/28 00:40
元へ。(今言った言葉を取り消し、元へ戻るの意味から)
36名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/28 02:20
>>1
話を戻すなら、とりあえず
お江戸に参上した薩摩藩士は
いわゆる日本漢文調の「武士言葉」で話してたから
さほどコミュニケエショントラブルは無いと思われ。
それ以外なら、とりあえず江戸人が残した文献で
薩摩言葉がろくに残ってるものは存在しないと思われ。
37名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/28 05:47
>35
33で「これに語源わかる?」と入力ミスしたから
34で「もとい」して入力し直したのだ。「もとい」の語源を聞いたのではない。
変なことを書いてしまってごめん。

で、「たちん」と「いっき」の語源を書きましょう。

「たちん」は「たちんこんめ」の短縮で、「たちんこんめ」は「太刀の来ぬ前」がなまったものだ。
相手の太刀が届く前にこちらが切る、ということから「すぐ」の意味を表した。

同様に「いっきこんめ」は「一騎来ぬ前」で、先陣争いから来た。

薩摩弁そのものが武士言葉をもとにしているのが多い。
38名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 01:02
>37
もと士族でないひとでも使うのですか?
39名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 11:12
>38
あたりまえです。
とある翻訳スレを探していたのにここに来てしまった。
あたいの地元やっと。

>37
勉強になったよ。
「いっきこんめ」の方は知らなかった。
今から「ちんがらっ」の語源をググルで検索してくる。

更に余談だが先日ゲーセンでプレイ中に隣の椅子に男2人が座った。
その二人の会話が全然わからん。
『頴娃町出身かよ〜』
と思ってよくよく聞いてみると…海の向うの人達ダターヨ。
中国だか韓国だかは解らんが、イントネーションは似ていると思った。
41名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/01 22:42
>40
その「ちんがらっ」はどういう意味ですか?
42名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/03 11:37
南日本新聞社編、「かごしま弁」という本に、聞き取り調査による鹿児島弁の
サンプルがたくさん載っています。そのなかの一つをご紹介しましょう。
これは指宿郡の農家の古老が、むかしの生活の苦しさを語ったものです。

「むかしゃなあ、こふけいちゅがあったちゅ、きっむんぢゃいもした。
むかしのゆんなかちゅわ、そらあのさんぢゃったとお、なあ。はたけんなか
を、ほごっして、つちゅかかじいたくっ、まにっちゅん、あつかさなけ、あわ
んくさとゆして、ことしゃよかみがあっどちゅ、よろくぢょれば、うかぜん
ふっちらされっ、さっぱい、おてぱら。そいでん、いっき、あてにゃ、そまを
まっとよな。そまわひちじゅごんちすれば、みんなっちゅ、ゆわれたむんで
な。どしてん、ひじんなしゃならんでな。」

翻訳できますか?
ひとつだけ注釈すれば「こふけい」はたぶん「子ふけり」(子供を飛ばす)
で、いわゆる「間引き」のことです。
43名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/04 17:49
それでは鹿児島弁の翻訳を。

「昔はなあ、子ふけりと言うがあったと言うて、聞くものであり申した。昔の
世の中と言うは、それはのさぬであったのを、なあ。畑の中を這うごとくして、
土をかかじりたくって、真日中の、暑かる最中へ、粟の草とりをして、今年は
良かる実があるぞと言うて、喜うでおれば、大風に吹き散らされて、さっぱり
お手パラ。それでもいっき後へは、蕎麦を蒔くのよな。蕎麦は七十五日すれば
実になると言うて、言われたものでな。どうしても、干死にはしはならぬでな。」

註:「いっき」は例の「いっきこんめ」の短縮。

翻訳すれば日本語だということがわかるでしょう?
44名無し象は鼻がウナギだ!
註の追加:
「のさぬ」は「のす」(耐える)の否定で「耐えられない」の意