1 :
読書人:
言語学専門書に限らず、博くことばに関する文献を紹介するスレッドです。
新刊ならこんな本が出たよって書名著者名を挙げるだけの紹介でもいい。
雑誌論文なら最新号の目次を示すだけでも参考になります。
旧刊や古典的名著への書評も可。トンデモ本のさらしアゲも可。
ではよろしく。
2 :
読書人:2000/12/23(土) 13:18
3 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/23(土) 22:26
池上彰『日本語の「大疑問」』講談社α新書(2000)
この板で話題になるような、言葉遣いとか若者言葉とかの話がわかりやすく
紹介されているよ。ちゃんと勉強してる著者だと思った。その上で実に
平易に書かれている。高校生あたりにもお勧め。
4 :
資料屋:2000/12/25(月) 05:32
福井久蔵『国語学史』(厚生閣、昭和17年)
旧いけど、いい本。類書と違って明治以降の国語研究の紹介が詳しいのが特色。
これで近代以降の国語学研究史が掴める。
これで索引がもっとちゃんとしてれば最高なんだが。
それに昭和17年の出版って限界はある。
戦後の研究に目配りしたこの手の本、誰かいいのご存知ありませんか。
5 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/25(月) 22:36
森田良行「誤用文の分析と研究ー日本語学への提言」明治書院(1985)
図書館から借りて読んだけど、面白かった。日本語を学ぶ外国人がおかし
やすい誤りを言語学的に論じてくれる。日本語教育関係の動向はしらないから
今となってはつまらない本かも知れないが、俺には面白かった。
6 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/10(水) 19:48
あげ
7 :
sage:2001/01/11(木) 09:13
このスレッド、沈みがちやね。心理学板の同種スレッドは中々盛況やったのになあ。
言語学徒って本もよう読まへんの? フィールドワークばっかってこたあないやろ。
8 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/11(木) 16:15
板人口が違うからねえ。
9 :
資料屋:2001/01/11(木) 18:38
10 :
エディター:2001/01/12(金) 02:33
河野六郎・西田龍雄『文字贔屓;文字のエッセンスをめぐる3つの対話』三省堂、1995
この前古本で買って再読した。やはり面白かった。
西田さん、この調子で『一般文字学』の本なんか書いてくれないかなあ。
河野さんは亡くなったから、誰か適当な聞き手を探して語り下ろしでもいいや。
あまり西夏文字に拘泥させないで喋らせたら一般向けの良い本ができるよ。
もっと図版も工夫してさ。矢島文夫の監訳本なんかよりずっと面白くなるはず。
11 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/12(金) 12:48
12 :
丸。:2001/01/26(金) 00:51
あげます。
13 :
名無し象は鼻がウナギだ!:
あげるよ。