>>878 もしも、いかんまい(「いかれまい」の音便形)を
いかんまい(いかん(行かない)+まい)と再解釈したばあい、
未然形+否定+まい も 再構形と言うのかな?
あくまで、途中で話者の区切りが変わっただけで、
再構形とは言わないような気がするんですが。(874説においては)
ちょっと東海地方から離れますが、
九州の福岡市周辺に、
いかんまい・いかんめー・いかんめい
のような表現があって、意味は、「行かないだろう」のような意味。
こっちもおそらくは「行かれまい」に遡れると思われるが、
ネイティブの感覚では、行かん(行かない)+まい(だろう、あるいは、ないだろう=まじ)
で、まい=だろう ととらえて居る人と、 まい=まじ で、二重否定=否定としてとらえている人がいるよう。
東海地方のモノと違って、
勧誘に使う表現ではなく、語尾に「か」が付与されることがないが、
一応参考までに。